さて、コラートに戻ってきましたよ。
コラートの中心から、ブリラム方面にざっと10kmぐらいでしょうか…
ちょうど国鉄バーンパナオ駅のすぐ側に小さなお寺、ワットマレーンヤイ(วัดมะเริงใหญ่)があります。
いぇね~別に有名でもなんでもないんですけど、横を通った時にコンクリ像が見えたんで、ちょっと寄ってみたわけなんですよね。
こんな感じに入り口すぐ横から、謎のコンクリの木が並んでいたりします。
葉っぱが四角いのはデフォルメの結果と思いたいです。
この鶏も、ひよこの配列の異様さが際立っています。
方陣でしょうか…ひよこに守られちゃってますけど。
その近くには、微妙なサイズ…だけでなく形状の涅槃仏と、ちょっとなよなよしたお坊さんたちがいます。
いや、尼さんなら装束は白いですよね?
涅槃仏の薄っぺらさも気になるところですが。
涅槃仏を別アングルで。
やばいです。もう、お坊ちゃま君にしか見えなくなってしまいました。
他にもちょろちょろ、他のお寺でも見ることのできる、天国の様が表されていますが、やはり独特の雰囲気をかもし出していますね。
境内の真ん中には何故か船が…
…船でしょう、だって一応船長さんっぽいの座ってるし。
後ろから。
まあ、オール持っている人もいるし、確定ですね。
船です、船。
(船に見えてきましたか?)
これは、こうもりのつもりのようですね。
なんか飛行機が急降下しているといわれると、かっこよく見えるんですけど…
すごいセンスです。
こっちは例の見ざる言わざる…ですね。
やはり表情等、かなり独特の物をもっています。
横のおやじはなんでしょうね?
その奥には、○○人間エリアが。
…でも、これはないでしょう。
頭に鳥かぶってるだけじゃん。
で、最奥裏口近くは、鳥エリアのようです。
タイってこの手のコンクリ鳥とか大好きですよね~
裏口からの眺め。
裏口らしく、ちゃんとお寺の名前書いた看板もありますよ。
毒キノコとか生えちゃってますけど。
で、おそらくこのお寺のメイン?の立仏がこれみたいです、場所的に。
一応一番大きそうですしね。
でも、御尊顔はこんなんです。
作者はどういう気持ちを込めて作ったのか聞いてみたいところです。
こちらの方も、周りはやはりコンクリ像ばかり。
しかも小物もちりばめられて、カオス感抜群です。
…つまりぐちゃぐちゃ煩雑ってことです。
ここは動物エリアです。
やはり狭い境内の狭い場所にぎゅっと押し込めてあります。
こっちにも座仏がありますね。
下の陶器の置物は…
みんなカメだったりします。
よく出来ていますけど、なんか意味あるんでしょうか…
すくなくとも植木鉢ではなさそうです。
ああ、1周して、ようやくまともなところに戻ってきました。
タンブーン用の”曜日仏陀”ですね。
おそらく普通の人は、入り口入ってきてまっすぐここに来て、お参りして帰っちゃうんでしょう…
奥のものは見ないふりして。
でも、入り口側のほうも、どんどん新しいコンクリ像に侵食されているみたいですよ。
もしかして本当に境内いっぱいコンクリ像で埋めちゃう気でしょうかね?
Feb./'10
評価
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
規模は正直大したことないですし、コンクリ像以外、はっきり言って見所ありません。
でも、コンクリ像は見ての通り、なかなかのものです。
場所がコラートから近いのも電車の駅の側なのも、226号線沿いなのも、有利な点(交通の便がいい)です。
まあ、他のスポットとからめれば十分にお勧めできるところです。
(単独ですと、ちょっと物足りないかも)
Google earth 座標(分かるやつだけね)
14° 59'28.42" N
102°11'59.36" E
View 変スポ in a larger map
2 件のコメント:
「ちょこと寄ってみた」わりには素晴らしいですね。
お坊ちゃま君の涅槃仏、コウモリ・・・・
ここから南に直線で10km程のところにダーン・クウィアン(Dan Kwien)の街があります。
ここは“街道沿いの陶器の町”として地球の歩き方に11cm×5cmほどのスペースで出ています。
うちのが、これを見て お爺さん(サコンナコン・故人)の弟が住んでいると、ピマーイの帰りに訪ねて行きました。
朝太郎様
これだから寄り道も捨てたものではありません。
(当たりは20%程度ですけど)
陶器の町、以前コラートのクメール遺跡を巡った帰りに通ったことあります。
大通りの両脇に、ずらっとテントのお店やちゃんとしたお店、窯元(たぶん)が並んでいた記憶があります。
え?何か買ったかって?
荷物になるんで、残念ながら買いませんでした。
関係ありませんが、先日、同じく地球の歩き方のチェンマイに出ている、傘の町によってきました。
もちろん同様の理由で買いませんでしたが、町も微妙でした。
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