ボラーンサターンタオパオメーナームノーイから、県境を越え、だいたい4kmほど進んだところに、ひっそりと建っているお寺があります。
名前はワットサナームチャイ(วัดสนามชัย)というようです。実はここは、100chediさんのブログで紹介されていて、どうしても行ってみたい!と思って立ち寄った次第なんです。
ということで、その涅槃仏がこれ…
ん?なんかちょっと違いますね。
こちらの写真が、紹介されていた写真です。
この胸部の朽ち果て具合が、逆に雰囲気を感じさせていたんですけど…
いつの間にか修復されてしまったようです。
壊れたのも、比較的最近だったんでしょうかね?
ということで、現在のご尊顔のアップです。
昔のそれと比べると、金色自体は色褪せた感はありますが、顔のつくりなどは変わっていないようですね。
で、こちらは全景です。
体の周りを取り囲んでいる足場も困ったものですが、足の部分に代表される、レンガむき出しの部分が、かなり残念な感じです。
それに、参拝客(観光客じゃないよ)すらいない!
涅槃の後ろに建っている本堂の扉は、当然のごとく、固く閉じられています。
まあ、参拝客もいないのに、開けておく道理はありませんよね?
その他のめぼしいものは…
これぐらいかな?
Dec./'12
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
う〜ん、修復前なら、迷うことなく推薦(★×2)するんですが、これではただのさえない涅槃仏です。
本堂を含め、境内にはめぼしいものもありませんし、この涅槃仏を眺めながら、修復前の御姿に思いを馳せるぐらいしかできないことでしょう。
まあ、擁護するなら、ここまで回ってきたように、近辺にはちらほらとそれなりのスポットが集まっていますので、それらのついでに寄ることは可能かと思います。
…大雨でまた崩れないかな?(不謹慎ですね)
Google earth 座標(分かるやつだけね)
14°57'24.26" N
100°15'28.77" E
より大きな地図で 変スポ を表示
2 件のコメント:
なんか仕込んでおいて、大雨で崩れて出てくる...
という手はもう使えないですね。
100chedi様
まあ、無責任な我々は「滅びの美学」とかなんとか言いながら、壊れかけたまま残すことを求めますが、日本でも古い建物とか、崩れても修復して元の姿をたもつのと同じなのかもしれませんけどね。
確かにご尊顔をよく見ると、シミとか昔の儘ですし…
ただ、手間かけたくなかっただけかもしれませんけど。
コメントを投稿