チェディモーンタートクッド(パークボーン)から、河を越えて西に向かって約7kmほど進んだ田舎の小規模な集落の中に、いきなり観光案内所が現れます。
ここがウィアンターカーン遺跡都市群(เวียงท่ากาน)の中心のようです。
と、ここでお断りを申し上げます。
ちゃんと情報を整理しないまま、長年放置していたため、どこの写真がどの遺跡か、細かいことはさっぱり忘れてしまいました。
頑張って記憶を補完してみましたが…
違っていたら指摘よろしくお願いします。
ということで、この遺跡群の中心となっているのが、この案内所のそばにあるこちらのようです。
剥げてよく読めませんが、No.1遺跡群って書いてあります。
この公園部の奥の方は、No.3遺跡群にあたるようです。
(境目不明)
ということで、こんな感じにかなり広い範囲をレンガで整地してあり、そのところどころに柱の跡が見受けられます。
これ自体も建物だったとしたら、かなりデカいと思いますが…
当時の技術で屋根作れたのかな?
こちらはいくつかあるウィハーン&仏塔の一つです。
ウィハーンは柱も全く残っていませんね。
奥の方になると、仏塔のすらまともな形を残していないようです。
でも、無料とはいえ、一応整備されているんですね。
で、こちらは入口から一番近くにあるウィハーンと仏塔です。
このエリアではこれが一番デカそうですね。
仏塔のアップ。
表面の装飾は剥げ落ちてしまっているようですが、形はしっかりと保っているようです。
これが、この遺跡群の全体図です。
我々が今いるのが、真ん中にある十のところです。
結構広い範囲に点在しているようですね。
全部回るのは時間も根気も続かないですが、まあ回れるだけ回ってみましょう。
まずはお寺の脇を南に向かいます。
とりあえず道端にあった遺跡です。
こっちは、ワットノーイ(Wat Noi)です。
ストリートビューで確認したので間違いないです!
エッヘン。
そこから南にいくと、ちょっと面積の大きな遺跡、ワットノーンサ(Wat Nong Sa)に出ます。
なんか如何にも最近修復しました的な参道を奥に進むと…
こんな広い遺構に出ます。
でも、何もないんですよね~
基礎部分のみ。
唯一あったのが?このウン…
カタツムリの貝殻みたいなヤツ。
仏塔にしてはかなり小さいですが…
なんでしょうね?
こちらはワットパーパイルアック(Wat Pa Phai Ruak(Rang))というようです。
この遺跡群ではまともな方に入るかと思います。
こちらがメインのウィハーン部です。
まあ、仏陀の台座含めて、基部しか残っていません。
一応こいつらも、含まれているみたいですが…
もう跡形もありませんね。
でこっちはワットクラーンウィアン(Wat Klang Wiang(Rang))…
だと思います。
って看板に書いてありますから。
(って、看板と遺跡の組み合わせもかなり怪しい…)
めだたないところにある割には、まあまあの規模…
だった模様。
もちろん今は基礎しか残ってません。
こちらは第4遺跡群にあたる、ワットフアカオーン…
だと思います。
めだたないところにあるわりには、まあまあかな…
基礎+αしかないですけど。
これは、第5遺跡群に含まれる、ワットプラチャオカム(Wat Phra Jao Kam)です。
(なんせ看板と遺跡が一緒に写っているから確実です)
ウィハーンは基礎部のみですが、仏塔はちょっとだけ形が残っているようです。
周りには、他にも基部のみの遺跡が点在しています。
で、最初の写真に写っていた仏塔を携えたウィハーン…の基部です。
とにかく、ウィハーンはまともに残っているものはないのですね。
こちらも第5遺跡群の1つ、ワットノーンロムです。
こちらもストリートビューで確認済です。
まあ、見ての通り、基部だけですけどね。
で、こちらは北東部にある、ワットパーパオ(Wat Pa Pao)です。
第2遺跡群に分類されるようです。
こちらも…
読みにくいですが、説明書きがあるので確定ですね。
メイン?のウィハーンは、やはり基部のみ…
おや?
なぞの残骸が落ちていますね。
仏塔なのか、壁なのかわかりませんが、ウィアンターカーン遺跡都市群でも貴重な?ものだと思うのですが…
扱いはぞんざいですね。
ウィハーンの後ろは…
相変わらずです。
で、ワットパーパオの南東にあるのが、比較的まともな遺構を残しているこのお寺です。
ここも第2遺跡群に含まれている模様です。
名前はワットプボーソット(Wat Ubosot)と言うようで…
さすがにお寺の庇護のもとにあると、維持管理も1ランク上ってことでしょうか。
で、ウィハーン部。
ウィハーン自体は、他と同様、基部しか残っていませんが、仏塔はかなりまともな形を残しています。
仏塔アップ。
一部レンガがあらわになっていますが、上部と中央部は、しっかりと装飾が残っていますね。
最後を飾るのは、少し離れた場所にある第6遺跡群(ん?一つなのに群?)にあります。
なかなか見事な仏塔が目につきますね。
案内看板によると、ワットトンコーク(Wat Ton Kok)と言うようです。
こちらが、ウィハーン&仏塔の…
(全部同じ説明ですよね)
ウィハーン基部には、わずかながら、柱の跡が見受けられます。
で、こちらが仏塔部分。
装飾は剥がれてしまっていますが、レンガの形に当時の面影が…
てな感じには原型をとどめています。
それとも、修復の成果でしょうかね?
Apr./'13
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
さすがに遺跡群…というだけあり、広い範囲に遺跡が点在しています。
が、それぞれの規模が微妙なため、みんな集めても、それなりな気がします。
とはいえ、タイ国内で1か所にこれだけ遺跡が集まっているところは、アユタヤ、ロッブリは別格としても、そんなに多数あるわけではないので、そういう意味だけでも貴重かと思われます。
まあ、真面目にここを見ようとすると1時間では全く足らないぐらいの規模はありますし、歩いて回るには広すぎもします。
1日がかりで、周りの遺跡も含めて周るのが正しい周り方なんでしょうね。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
ウィアンターカーン(最初のインフォメーションのある、遺跡群)
18°33'00.38" N
98°52'50.56" E
道端にあった遺跡
18°32'53.00" N
98°52'46.73" E
ワットノーイ
18°32'52.39" N
98°52'46.20" E
ワットノーンサ
18°32'49.95" N
98°52'42.44" E
ワットノーンサワットノーンサ
18°32'49.95" N
98°52'42.44" E
ワットパーパイルアック
18°32'59.12" N
98°52'35.50" E
ワットクラーンウィアン
18°32'59.18" N
98°52'40.46" E
ワットフアカオーン
18°33'04.16" N
98°52'57.52" E
ワットプラチャオカム
18°33'01.52" N
98°53'05.59" E
ワットノーンロム
18°33'05.01" N
98°53'04.81" E
ワットパーパオ
18°33'15.31" N
98°52'54.90" E
ワットプボーソット
18°33'11.28" N
98°52'51.96" E
ワットトンコーク
18°33'17.96" N
98°52'33.36" E
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