ワットラーイムーンから北上、121号線との交差点をを右に曲がって、ピン川を越えたところに、ちょっと気になるお寺が建ってます。
すでに写っていますが、ちょっとビルマ風の涅槃仏を筆頭に、怪しげな?コンクリ製の像が立ち並んでいます。
お寺の名前は、ワットパーギオ(クルバーハンチャイ)(วัดป่างิ้ว (ครูบาทันใจ))と言うようです。
予定外ですが、ちょっと覗いてみますか。
まずは入って左手から…
とりあえず道路側で主張している仏陀と仏塔です。
まあ、サイズはどちらもしょぼいです。
こちらはエラワンさんと…
ライドしているのはインドラ神でしょうか。
さすがにお寺の名前に森(パー)を冠しているだけあって、すぐ側は藪がすごいです。
こちらはガングロのプラメートラニーです。
黒すぎるのと逆光とで、ご尊顔がよく見えません。
で、121号線からも目立っていた、涅槃仏です。
う~ん、あんまビルマっぽくないかな?
白い肌、金ぴかの福と、赤い唇がそういうイメージに見えるのかも・
服の金ぴかは、細かいタイルで出来ています。
顔とかの作りに比べると、凝っていますね。
左右の黒目の大きさが違うのが少し気になりますが…
それのせいか、人を見下したような目つきに見えてきます。
涅槃仏の土台部には、ヒンドゥーの神々らしきものも祀られています。
シヴァ神だけは絵なんですね。
その前には、すごい太い首を持った仏様が見えられます。
さすがにこの数の頭を支えるには、これぐらいないと持たないんでしょうね。
で、こちらは入口を入って右手になります。
作りかけの何かと、立像…
で、奥にウィハーンが建っています。
手前の作りかけの何かの周りには、めちゃくちゃ小さな十二支像が並んでいます。
こんな小さなの飾っているの、他で見たことないです。
すぐ横のヤック。
ここの像は意外に造詣が優れているようで、これも結構しっかり作りこまれています。
あ、横の牛は例外ってことで…
で、後ろには全身真っ白のプラメー…じゃなくて、断髪中のお釈迦様でしたか。
ポーズや髪の毛の感じが似てるんで紛らわしいですよね。
とりあえず剣の有無で判断してみました。
中々北タイっぽくて、細かい装飾を持っているんですが…
やっぱ入れません。
残念…
お寺の奥の方には、さらにたくさんのコンクリ像でひしめき合っているようです。
この辺は仏陀と弟子達の群れみたいですね。
まあ、このような前座はさらっと流しましょう。
で、その奥には、作りかけのガネーシャ様が。
まあ、5mぐらいあるかな~
そして最奥部には、こんな仏陀パークが広がっています。
とりあえず順番に見ていきましょう。
左手には弥勒様?御一行が並んでいます。
その横には、少し大きくなって、弟子でしょうか…
が並んでお祈りしていますね。
(さすがにワイじゃないと思いますが…)
で、正面脇に、さらに大きくなった立像が、左右2体づつ並んでいます。
そしてセンターには、座っていても立像と同じぐらいの高さがある座仏が鎮座しています。
で、大ボスは9首ナーガを携えた仏陀です。
さすがにこいつだけ色が塗られているなど、特別扱いされていますね。
しかも、その横には、たくさんの戦闘員のクローン達が、配備される日を待っています。
これは祭用の、カーラの被り物?
こっちは、不採用となったのでしょうか…
塗装された形跡もないまま放置されています。
他にもあちこちと残骸が転がっています。
無計画な創作活動のなれの果てでしょうかね。
隣にある池です。
池の真ん中のやつが、本堂でしょうか。
一応結界石あるし。
何故か池のほとりにシヴァ神が…
しかも池に面しているため、参拝することも、近くに寄って愛でることも叶いません…
本堂に向かうには、こんな未整備の場所を通らなくては行けません。
落ち葉いっぱいですが、そんな中でも、しっかりとコンクリ像は配備されています。
ようやく本堂まで到着しました。
でも、やっぱり閉まってるんですね~
残念。
Apr./'13
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
とにかく、仏陀ほかコンクリ像の物量はなかなかのものです。
★x2にしてもいいんですが…
サイズ的には、涅槃仏でも15m程度なので、ちょっと迫力には欠けますね。
ただ、まだ増殖中の模様なので、将来に期待しましょう。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
18°43'10.18" N
98°59'19.58" E
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