ワットバーンクラディから、さらに東に3kmちょっと…
片側2車線の、結構広い道路の脇に、いきなりこんな船が現れます。
アブハカラ提督廟?(タイ語は長いんで割愛)とでも訳すのでしょうか…
どうも、このアブハカラ提督は、チュラロンコン大王(ラマ五世)の第28子で、イギリス海軍で学んだ知識を使って、タイ海軍の発展に寄与した方らしいです。
だから船(軍艦?)の形なんですね。
ということで、船の斜め前から。
基部は船の形ですが、甲板の、艦橋にあたる部分が、お廟になっているようです。
まあ、さすがに本物の戦艦を改造…
とはいかなかったようで、思いっきりコンクリ建造物です。
(見ればわかる?)
まあ、手前のバイクと比較すれば、なんとなく大きさも伝わるかと思います。
こちらは、甲板前部、ちょうど艦橋の前あたりから見ているところです。
こんななんちゃって戦艦でも、一応砲台が設置されています。
まあ、確かにこれがないと、”戦艦”を示すものほとんどなくなっちゃいますしね。
砲台前部から、お廟を背景に入れて写してみました。
結構錆がひどく、塗装も剥がれてきてしまっていますが…
と思ったら、これ、ベニヤ製?
まあ、こんなところに本物置く必要ないですが…
もうちょっとメンテナンスしてあげてほしいです。
で、これがお廟の入り口です。
なぜか女性の像がお出迎えしていますが…
こういうところは、大体砲門なんかが並んでいそうなものですが。
こちらが内部のようすです。
壁とか結構質素ですが、正面のお方がアブハカラ提督なのだけは分かります。
その横のガラスケースには、海軍の装備一式が収められてます。
これ、実際に提督が使われたものってことでしょうかね。
さて、実はお廟の下に、謎のスペースがあります。
看板を見る限り、ピピッタパン…博物館みたいですね。
内部は、提督関係の写真や、いろいろなものが飾られているようです。
(タイ語なんで読めない…)
壁際にも、提督の生い立ち歴史なんかが書かれているらしいですが、すべてタイ語なんで内容はさっぱり…
やっぱり外国人が来ることを想定していなんでしょうね。
ちなみにお廟の後ろです。
煙突かなにかを模したものなんでしょうか…
でも、軍艦を表すのなら、もう少しやりようもありそうなものですがね~
Jan./'14
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
まあ、船型の廟自体は珍しいんですが、我々異邦人にとって、アブハカラ提督はあまりメジャーな方ではないんで…
大体タイ人も1組しか参拝していませんでしたしね。
(いただけ凄い?)
場所的には、バスとソンテオを乗り継げばバンコクからも日帰りで遊びに来れるのですが、まあ、本ブログ見て興味が湧かなかった人にお勧めできるほどではないですね。
タイの歴史(特に近代史)や海軍好きな方はどうぞ。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
13°36'21.07" N
99°26'04.33" E
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