ワットジェッサダーラームから、そのまま東の方向…
マハーチャイ運河沿いにさかのぼった集落に、お寺が建っています。
ワットバーンクラディ(วัดบางกระดี่)という名前のようです。
とりあえず目に入るのが、この木造の建物です。
まずは登ってみましょう。
…なんか誰もいないんですけど、入っていいのかな?
内部は、お祓い?(お坊さんにお祈りしてもらう)場と、僧房Mixな感じです。
あまり、お坊さんの生活を覗くのも悪いので早々に退散しましょう。
その隣には、このように広いサーラーがあります。
なんか無理やり複数の屋根をくっつけた感のあるあたり、タイっぽい強引さが感じられます。
サーラー内部はこんな感じ。
上部にジャータカを描いたと思われる絵が並んでいて、奥に白い立像が待ち構えています。
広いんですが、構造上の問題で、天井が低いです。
そして…
参拝客が一人もいない。
奥の部分はこんな感じです。
木製の立像らしいんですが…
立像というか、パネルに貼り付けたレリーフのような感じです。
少なくとも、自立は考慮に入っていない模様です。
足元の、線香のレリーフが少し斬新ですね。
さて、ジャータカでも鑑賞しますか…
と思ってよく見ると、絵のところどころに、地獄絵が混じっているではないですか。
まずは序の口…
骨肉の争いの場面。
仏陀は周りに流されず常に冷静のようです。
で、こちらが地獄ツリー。手前の人を襲っている生き物…
なんか首がイノシシみたいな犬と、ワラビー?
執行人も、そんな近距離で、無理に投擲しなくても、直接刺せばいいのにね。
で、亡者たちが救いを求めて群がるのは一連の流れなんでしょうか。
でも、救われずに、切り刻まれて、奈落に落とされてしまうんですね。
隣の絵と比べるとわかりますが、やはり地獄には専用の絵師がいるんでしょうか…
やはりあまり絵がうまい人が描くと、グロくなってしまうから、わざとチープにしているということですね、きっと。
(確証はなし)
のこぎり地獄に、腹芸男…
地獄絵はこれで終わりなんですが、あれ?地獄鍋がないですね~
残念。
Jan./'14
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
まあ、木製の立像と、地獄絵がすべてのお寺です。
もちろん普通のお寺なので、目の前の運河でお魚タンブーンもできますし、普通にお参りもできます。
でも、わざわざここまで来るには、ちょっと物足りないですね。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
13°35'59.50" N
100°24'19.48" E
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