つ~ことで、今回から久しぶりのペチャブン方面周回編に入ります。
まあ、途中&最後の方で遺跡がいっぱい出てきますが、そのあたりはサクッと連発するかもです。

逆引き検索 / search from map

Googleマップから直接探せます。ぱっと見た目で探すならここから。

アマタナコンの食事処 / Restaurant in Amatanakorn

アマタナコンの飯屋を検索しても、一部の有名な日本料理屋以外ほとんど引っかからないので、備忘録としてまとめてみました。
アマタナコンに来た時に参考にしてみていただければ幸いです。
&情報あれば教えてください。

7.8.08

Wat Pa Siriwan Nawisut / Nakhon Sawan

ナコンサワン西部の田園地帯にぽつんとある小高い山。
この山に沿うように建っているお寺が、このワットパーシリワンナーウィスット(วัดป่าสิริวัฒนาวิสุทธิ์)です。



山を登るとトラがお出迎え。
微妙にサイズと筋肉のつき方が違うようです…奥のでかいのがオスでしょうか…



上を見上げると、船の船首の形をした見晴らし台?があります。
船首にいるガネーシャ様は、“タイタニック”でも意識しているのでしょうか…



見晴らし台…というか、ここも境内のようですが、ともかくこんな感じです。
ちなみにさっきの”タイタニック”の船首部分です。



絶景かな~~
う~ん、本当に何も見渡す限り何にもないですね~



後ろを振り向くと、ずっと山の上の方に向って境内が続いています。
ともかく行ってみましょう。



最初に見えてくる、この怪しげなカラス張りの建物…
およそ仏教関係の建物とは思えないこのフォルム。
ああ、建物の上の突起は後ろの建物のものなので…気にしないで下さい。



内部は…至って普通の?ようです…
で、何故か奥の壁のところに、仏陀(涅槃仏?)の足の裏が出ています。
建物の裏側にでかい涅槃仏が…ということは全くなく、ただの飾り?のようです。



その裏には、代わりにこの天上天下ポーズの仏陀?がひっそり立っています。
腹もぽこっと出ているし、なんだかキューピーさんみたいですね。



さっき見えていた建物の上の突起は、こっちの建物のものです。
こっちも、立仏があるところ以外は、あまり仏教施設には見えませんね。



中は…たぶん周りの8人が、歴代のラマ国王で、真ん中にちょこんと立っている金色のが、現在のラマ9世ってところでしょうか?
でも、やっぱりお寺らしくお坊さんがしっかりタンブーンされています。



境内…麓側から山頂に向かって細く伸びているのですが、これに沿って人工の滝も作られています。
まあ、作ったばっかのようで、まだ風情とかまったくないですが…
滝の上にちょっと屋根が見えますが…



何故か客車が置いてあります。
信号とかもありますが、線路はすぐに途絶えていて、走ることはできません。
(まあ、牽引車がないので仕方ないですが)
どうもこれ昔の機関車の客車のようですね。
いろいろ説明書きとかありましたが面倒なんで読みませんでした。
その横におわすのが…



この怪しげなフォルムの…何これ?
全くよく分かりませんが、とりあえず正面にも手と足が2対、裏面にもそれらが2対、手足各4本のシンメトリーなデザインのようです。
しかもなぜかのっぺらぼう…



これが正面の図。
のっぺらぼうというか、鼻の形すらないです…意図はわかりませんがディフォルメしたんでしょうか?
プレートの下からはなぜか手がにょきっと生えています。



…違いが分かりませんが、こっちは裏側です。
膝の部分に扉がありますが、当然入ることができません。
(というか登ることすら…)



そこからさらに階段を登ります…ぜぇはぁ…
だいぶ高いところまで登ってきましたよ。
こんなところにも、仏陀が…
さっきのキューピーちゃんからはだいぶ大きく成長したようです。
おかっぱ頭がおしゃれですね。



さらに登っていくと…見えてきました、最深部にあると思われる仏塔が。
これもおよそ仏教っぽくない、何となくローマっぽい?門を越えたところが、一番上のようです。



かなり広いスペースの奥に、大ボス、というかブッダガヤ風?の仏塔がそびえたっています。
ここまでの階段もそうでしたが、境内の敷石も仏塔も、すべて赤茶色で統一されています。
フロアの真ん中には、何故か陰陽マーク…太陰大極図が描かれています。
これって道教から来てるんじゃ…



でも、ヤックはやっぱり金ぴかです。
大きさは2m強ってところですが、くりくりお目々とガニ股がチャームポイント。



塔の中には、赤胴色の仏陀が鎮座しています。
中はせまく薄暗いですが、参拝客は絶えないようで、どうやってもファインダーにタイ人が入ってしまいます…こんなに山の上までご苦労ですね。



よく見ると脇に、上に登る階段があります。
とりあえず登ってみましょう。



2階にはさっきよりも大きな金色の仏陀が…
部屋もせまくなっているので、より大きく見えます。
もちろん狭いためタイ人と場所の取り合いです。



!さらに上に階段がのびています…
こんなに上に行ける仏塔も珍しいですね。
ともかく行ってみましょう。



!!まだあるよ…しかもハシゴ。
まあ、この感じですと、がんばれば塔の天辺まで行けそうな雰囲気です…
でも、疲れちゃったんでそこまでは勘弁しておきましょう。
さすがにタイ人もそこまでする人はいないようです。



つ~ことで、2階に戻ってテラス?から眼下を見渡しましょう。
山の高さも加わり、かなり高いですが、やっぱり周りには何も見当たりませんね~



Jul./’08
評価
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
明らかに最近作られた、新興勢力の仏教施設のようですが、随所に見どころがあって、なかなか楽しめます。
一番気になったのは、やっぱりあののっぺらぼうの2面仏ですけどね。
ここにくる公共交通機関は99%なさそうですが、山頂までしっかり車で来ることができます。
仏塔の裏側に駐車場がありました。
…というより、道路が一方通行で、一度来るまで来ると、山頂を経由しないと麓に戻られない、という構造になっています…逆走すれば通らなくてもいいですけど。

Google earth 座標(分かるやつだけね)
15° 25'36.83" N
100°30'30.05" E


View 変スポ in a larger map

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

この前の訪タイで買った108ヶ寺の本に載ってたので、
気になってました。
ブッダガヤのコピー塔以外にも色々あって楽しめそうですね。
2面仏は、金箔を貼り過ぎて形が変わってしまった仏像を、
イメージしたんでしょうかね~

マレーンポー さんのコメント...

100chediさんお疲れ様です。
たった今帰ってきました…タオ島から。
疲れましたよ。
このお寺、まだまだ増設中って感じで、これからが楽しみですよ。
あとは巨大な大仏があると…ちと無理かな?

SHI HA さんのコメント...

ここからナコーンサワンへ向かう道の中間地点辺りを南へ7Km程入ったところにUFO目撃多発地点カオカラ山があります。
土、日には、主人が地元住民のためにヒーリング治療もされています。
https://www.youtube.com/watch?v=Ffc4cQQV4_Q&feature=youtu.be&t=1457

マレーンポー さんのコメント...

SHI HA様
情報ありがとうございます。
私もその番組、以前Youtubeで見ましたよ。
場所よくわからなかったんですけど、この辺りだったんですね。
サコンナコンのパヤナーク秘宝館も行ってみたいんですけど、場所良くわかんないんですよ。