とうとうやって来てしまいましたよ、”渡航の是非検討都市”ハジャイ。
今まではビビりまくって、まったく南部4県には近づかないようにしていたんですけど、まあ、ハジャイなら大丈夫か…と、覚悟を決めてやってきました。さて、ハジャイから南に…たぶん40kmぐらいのところにある、ナタウィー郡。
この田舎の町の、さらに辺境にあるのが、このワットクワット(วัดขวด)です。
実はここ、Lekさんに教えてもらったスポットなんですよ。
門の上のデザインも、いかにも瓶って感じで分かりやすいですね。
門の天井にも、これでもかと言うぐらい王冠デコされています。
もちろん塀もきっちりと瓶で出来ています。
サーラーも瓶で作られていますし…
トイレも、何でもかんでも、瓶で出来ています。
こちらの廟も当然の如く、瓶で作られていますね~
と、前座はこれぐらいにしておきましょう。
これが本堂です。
もちろん瓶製ですけど、あまりお寺っぽさがあまり感じられませんね。
柱もきっちり?瓶でデコレートされちゃってます。
手すりなんかは…
M-150の瓶ですかね。
一応配色なんかも気にしているんでしょうか…
で、これが内部です。
さすがに床まで瓶とは行かないようですが、壁一面は瓶、天井は王冠で埋め尽くされていて、壮観ですね。
天井の拡大です。
白いのが何の王冠かは分かりませんが…
こちらは壁。
縦横に並べて、模様を作っている辺り、かなりこだわりがあるようですね。
微妙に隙間に貝がちりばめられているのは、海のある県の強みなんでしょうか…
なんか、下にいく階段がありますね…
一応降りてみますか。
下も似たような構成のようですが、奥に仏像が安置されています。
といっても、あまり参拝されているようですね…
上に戻りましょう。
で、上の階のこちらが、ご本尊様みたいですね。
だってタイ人が参拝しているしね。
線香の煙越しに見てみました。
ちょっと見下したような目が、Mな方にはたまらない?
うまく御本尊を中央に入れられなかったんですけど、一応パノラマ写真です。
左端には、さっき下りた階段が写っています。
7枚前の、本堂全景の写真にも、左端にひっそりと写っています。
なんとなく内部の配置が分かってきましたでしょうか?
さて、本堂脇に、奥に行く道があります。
青い看板には、ボープラー…魚の池ってところでしょうか…と書かれています。
道中にも、僧坊とかあったりしますけど、やっぱり瓶で作られています。
こんな家では、落ち着いて住んでられませんよね?
いや、瓶云々以前に、細い柱と薄い床が…
で、魚池に到着です。
思ったよりも、でかいですけど、ぐるっと瓶で出来た柵で囲まれちゃってます。
もちろん、誰もお魚タンブーンしていません。
まあ、誰もいないから当然ですけど。
柵はこんな感じに、瓶の頭を繋ぎ合わせて作られています。
なかなか考えられたものですね~
ところで、池の中に何か島みたいなものがあるんで、よく見てみたのですが…
これ、昔建物だったものの屋根の部分でしょうかね?
Jan./'11
評価
★★★☆☆:その県に行ったらぜひ!県を代表するスポットです。
寸評
うん、すばらしいです。
北(イーサンだけど)の、Wat Pa Maha Jedi Kheoと双璧をなすにふさわしい、なかなかすばらしいスポットです。
ただでさえ行きにくい、渡航の是非検討区域の、さらに片田舎ですけど、すくなくともハジャイに行ったら是非よって欲しいスポットですね。
惜しむらくは…
ご本尊様も、↓このお寺のように、瓶で作ってあれば、言うことなかったんですけどね~
とはいえ、写真の瓶寺…瓶で構成された建物群に何の感銘も受けない方には、ただのショボイお寺に早変わりするので、ご自身の興味度合いと比較して判断してくださいね。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
6° 49'02.89" N
100°39'21.01" E
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2 件のコメント:
コレは凄い!几帳面すぎて逆に狂気を感じます。この手のお寺(や建物)ってどうやって「材料」を入手するんでしょうねえ。不思議です。
独観様
タイでも瓶の引き取りシステムがあるはずなんで、あまり捨てられる資材ではない気もしますが…
タイの家の塀の上に、良くこの手の瓶を割って泥棒よけにしているのを見ますので、もしかしたら、一般的に建材のひとつとして扱っている?
かどうかは分かりません。
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