チェンマイ南部、ランプンとの県境にほど近いど田舎に、人知れずひっそりと?建っているお寺があります。
名前をワットプラプッタタサンティパーカーラン…とでも読むのでしょうか?(วัดพระพุทธสันติปาการัง )。
ただ、入り口から微妙な空気が見え隠れしています…なんでしょうね?このシンハ…じゃなく2匹の虎は?
ともかく境内に行って見ましょう。
…なんとも不思議というか不自然な光景が目に飛び込んできます。
多分ただの座仏かと思いますが、この角度から見ると、礼拝堂に下半身が隠れていることも手伝い、なんか腰から下が地面に埋まっているように見えます。
手前の壁際には、御多分に漏れず衛兵?が守っているのですが…
何でしょうね?これ…
顔だけリアルに作りこんでありますが、胴体と足はかなりいい加減。
手に至っては鉄の棒のみ…って、つまり作りかけなんでしょうか…
わざとじゃないとはいえ、なんとも間抜けなお姿です。
正面の礼拝堂は…御多分に漏れず?硬く閉ざされています。
基本木造で、青&緑を基調をした装飾を施されていて、ちょっと他のお寺と比べて一味違った雰囲気を演出しています。
で、こちらがメイン?の大仏様です。
15mぐらいでしょうか?何故か髪の毛のみ黒く塗りつぶされていて、カツラかぶっているみたいです。
左右に壁はあるのですが、屋根はありません…構造上無理があって中断したのでしょうか?
さっきから車とか参拝客とか、ちらほら写真に写っているかと思いますが、こんなにど田舎なんですけど、タイ人にはちょっと有名みたいですね。
ところで、仏陀のご尊顔にちょび髭と、アゴ髭が見えますが何でしょうね?
と思って近くで見てみると…ああ、蜂の巣ですか…
たしかにこんなところに作れば、天敵の人間も手を出せないでしょう…
というかタイ人にかかれば、こんな蜂の巣おいしく頂かれてしまいます。
左右を見渡すと、白い壁の際に小さな仏像が申し訳程度にならんでいます。
やはりメインを強調するための手法の一つなのでしょうか…
上を見ると…はしごがあるよ…
きっとアレでてっぺんまで登って、結界用の紐をつけているんでしょうね…ガクブルです。
ちなみに境内の端に、こんな謎のコンクリ像がありましたが…何を表しているのかさっぱり理解することが出来ませんでした。
後ろの牛の糞を片付けているのかな?
Nov.'/08
評価
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
ともかく最初に飛び込んでくるビジュアルがインパクトありです。
お寺自体はそんなに大きくないのですが、なんせ周りがど田舎…多分2階建ての家すらないので、遠くからでも目立つ目立つ…
ただ…とにかく場所が分かりにくい…
大通りからまっすぐにいけないどころか、あちこち曲がって迷ってしまいそうです。
(じっさい脱出時は迷いました)
Google earth 座標(分かるやつだけね)
18° 33'36.54" N
98° 55'30.55" E
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2 件のコメント:
あ、こちらではお初ですね。地獄特集拝見しました。改めて拝見したらホントに凄い数ですね。世界一タイの地獄に精通したブログなのは間違いないでしょう。これからもじゃんじゃん地獄を発見して楽しませてくださいね!
独観様
ありがとうございます。
念願が叶った?という感じでしょうか?
実はすでに次のネタ(ほぼ100%他では紹介されたことのないと思われるマイナーな地獄)も控えております。
年末年始辺りには紹介できるかと思いますのでお楽しみに!
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