ナーン県南部のど田舎ナーノーイ。
およそナーンの中心から2時間…峠道を超えた先にある田舎にひっそりとある…というかこんなところだからこそある…と言った方が正しいでしょうか?
ともかくこんな辺鄙なところに、このサオディンナーノーイ(เสาดินนาน้อย)があります。
タイの田舎スポットに詳しい方ならピコーンと閃くかも知れませんが、そうです、タイの地方にちらちらとある、侵食で出来た地形のひとつなんですね。
ともかく行って見ましょう。
中はというと、およそ地球のものとは思えない(言いすぎ?)赤茶け乾燥した大地が広がっていて、そのあちらこちらに不思議な形の柱が立ち並んでいます。
まさしく”土の柱(サオディンを直訳するとこうなるんです)”と言った感じでしょうか。
ちなみにこの辺りのかなり広いエリアが、ずっとこんな地形で出来ているそうで、およそ日本…どころかタイ(もちろん、一般ピーポーのイメージはバンコクか南の島)とも思えません。
柱は良く見ると、その柱の中でも何層かの地層に分かれていて、それぞれが異なった侵食をしていたり、ちょっと不思議な感じです。
この写真、小さく見えますが、10m近い高さのところを下から見上げているんですよ。
こっちなんか、後から平板乗っけたみたいですね。
この辺は…
侵食が始まったばかりなのか、上の層が全部なくなってしまった後なのか…
ともかくすさまじいですね。
…って、場所が場所だけに死ぬほど暑い!!
まさに地獄の景色にふさわしいです。
Feb./'09
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
思っていたよりはすごいです。
少なくとも同系統のPong yub / Ratchaburiはガッカリ系でしたが、ここはもう少しスケールが大きいです。
(とは言っても、”タイのグランドキャニオン”なんて恥ずかしくて口が裂けてもいえませんが)
前者は平地が侵食されて下に掘り下がってましたが、ここは丘が削れて柱状に残っているというのもGoodです。
タダ…というのも有利な点です。
(行くだけで結構な費用使いそうですけど)
ただ…とにかく田舎すぎ、場所分かりにくすぎ!遠すぎ!と3拍子そろっているのが欠点でしょうか。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
18° 17'26.11" N
100° 44'11.18" E
View 変スポ in a larger map
4 件のコメント:
ナーン県にもこんなところがあるんですね。
Pong yubは私も前に行ってガッカリしましたが、こちらはなかなか大きそうですね。
サケーオ県のラルというところもこんな感じでしたがそれより大きそうです。
ところでこの前のサメットはマリブだったんですか!?
同じところでびっくりしました。
実は次回(明日金曜日)も、微妙にこの続きだったりします…
規模は結構大きい、というか広いですね。
ちなみにサメットはマリブだったんですけど、チェックインが2時からだったんで、その前にシュノーケリングツアーに参加し、結局6時ごろチェックイン…
翌日は夕方用事があったんで、8時にはチェックアウトしてましたよ。
(つまり土砂降りの時思いっきり船乗っていました)
カッパドキア(トルコ)みたいですね、行った事は無いけど写真でみました。タイにこんなのがあるとは知りませんでした。
実はこの手の地形(規模は別として)タイには結構あるみたいですね。
tbbさんも書いていますが、サケーオにもあるみたいですし、プレー県とかあっちの方にもあるようです。
ただ、やっぱり世界遺産どころかタイの文化財?等にも登録されない程度の規模なんで…
過度な期待は禁物です。
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