つ~ことで、今回から久しぶりのペチャブン方面周回編に入ります。
まあ、途中&最後の方で遺跡がいっぱい出てきますが、そのあたりはサクッと連発するかもです。

逆引き検索 / search from map

Googleマップから直接探せます。ぱっと見た目で探すならここから。

アマタナコンの食事処 / Restaurant in Amatanakorn

アマタナコンの飯屋を検索しても、一部の有名な日本料理屋以外ほとんど引っかからないので、備忘録としてまとめてみました。
アマタナコンに来た時に参考にしてみていただければ幸いです。
&情報あれば教えてください。

13.7.09

Wat Pa Non Sawan / Roi Et

さて、ロイエットで1泊後、かねてから狙っていたお寺に行くことに。
ロイエット市街から東にざっと20km強…
更に説明も出来ないような農道をずんずん遠くに何kmも進んだ集落の近くに、このワットパーノンサワン(วัดป่าโนนสวรรค์)があります。
入り口から怪しい人たちがお出迎えしていたり、怪しいオブジェがあったり…
かなり期待できそうな雰囲気ですね。


門をくぐるとすぐにある、この東屋…かな?
真ん中のおっさんが誰かも気になりますが横のグレムリンは何のためにいるんでしょう…
え?まさかシンハ?


おっさんの後ろに円形の小さな池があるのですが、その先にはこのような超怪しい第2の門が我々?の行く手を阻んでいます。
なかなかすばらしいデザインで期待できそうですね。
とは言えまだまだ入り口。
これぐらいのことに負けてはいられません。


門の後ろには巨大な龍が2体立ちはだかっています。
というか、この龍の胴体がここから先中心部まで我々を導くようです。


行く手はこんな感じ。
なんとも期待させる見た目ではないですか。
結構遠そうですがズンズン行って見ましょう。


龍の胴体の脇には、所狭しとコンクリ像が並べられています。
こちらはクモ、カタツムリ、エビ、亀…
とりあえず哺乳類、鳥類でなければ何でも良いようです。


反対側は何故か天国…
なんか統一性ないですね。


…なんとか回廊の途中まで来ました。
龍の胴体はここまでのようで、ここからはナーガ君が後を継ぐようです。
しっかし…先に見えるあの門…
かなりヤヴァ目です。


ちなみに巨大ナーガ君…速攻食われています。
まあ、タイのお寺では基本の形とは思いますが、これだけでかいと圧巻です。


ちなみに、後ろ…龍の後ろ側はこんな感じ…
こうしてみると龍も門と同じぐらいの結構な大きさですね。
う~ん、かっこいい!!


ナーガ回廊の左側はこんな感じで天国が続くようです。


左も…ああ!目の前の怪しい門が気になって仕方ないです!


ということで、その怪しい門。
よく見ると龍?と亀?で構成されているようです。
ではくぐってみましょう。


ということで、これが本堂??
中心部の塔のようです。
およそタイのお寺と思えない素晴らしいデザインです。


手前のグルグルはマニ車のアレンジでしょうか…
ともかく怪しげなことだけは間違いありません。


さっきの怪しい門を後ろから…
やっぱり土台は亀(ちょうど人が写っていますがかなりデカイ!)で、門の両端に広がっている傘は…ナーガでしょうか?


今すぐにでもさっきの怪しい本堂に入りたい衝動を抑えつつ、まずは周りを散策して心を落ち着けましょう。
本堂の周りには、こんな感じで謎のコンクリ像…しかもみんな結構な大きさなのがずらっと並んでいます。
たとえば象さん…ガネーシャ様だけでも5mぐらいありそうです。


亀もねずみも、かえる?もみんなタンブーン中のようです。


たこもサメも…どっちもタンブーンは無理ですね。
つーかなんでこんなの作ったんでしょうね…


…って、来たーーーーーー!!
最奥に地獄エリアが!


でっかくなっちゃった~手が。
ここの地獄は妙にエアブラシでグラデーションをかけているんで、結構不気味です。


今日の獲物でしょうか…
♂♀の判別が難しいのは教育上の配慮でしょうか…


こちらは閻魔様でしょうか…
しかしこんなんでも3mぐらいありそうです。


お約束の地獄ツリー。
なんか葉っぱが不自然ですが、塗りがすごいんでかなり不気味です。
根元の骸骨とかも結構こだわりを感じますね。


ま~んりきじご~く~(万力地獄…ドラえもん風)。
地獄にはつきものですよね。


のこぎり地獄…
なんで切っている最中なのに、のこぎりの上側から血が垂れているんでしょう…
そのくせたくさん切っているなら中央は血糊でベタベタのはず…
ってそういうことを突っ込むのは野暮ってもんですね。


腹芸男…
なんで真っ黒なんでしょう。
ほかと違って結構スマートなんですが…
モザイク入れた方がいいですか?


で、中央にデンと構える巨大ピー。
足元も巨大な地獄鍋となかなかのシチュエーション。
鍋の土台の骸骨もなかなか手が込んでいていい感じ。


ああ…
かっこいい!
(この写真、現在私のパソコンのデスクトップに設定されています)


だめぽ…
目がイッちゃってます。


ということで地獄を堪能、本丸を攻めましょう。
この正面の…なんでしょうね…が入り口のようです。
が、おっちゃん曰く「ここは入れないよ」…
残念です。
めちゃくちゃ気になっていたんですけど。
ということで別の入り口から入りましょう。


本丸の周りはこれでもか!というぐらいいろいろなものでデコレートされています。
さっきのマニ車?もなんかの手が支えているようです。


とりあえず最下層から攻めてみましょう。
どうもここは仏陀の生涯エリアのようですね。
実際はもっと真っ暗なんですが…
これ以上、上に行く道ありません。


どうもこの圧迫感のある階段から上に登れるようですね。


第2層は…天国エリアでしょうか…


でも微妙に地獄があったりして…


反射で見にくいですが、何故かタイ航空の飛行機も…
寄付でもあったんでしょうか?


ということで、第3層へ行ってみましょう。
階段の途中にも仏教の教えを得々と説いています。
でも…絵師変わりましたね。
何人で絵描いているんでしょうか…


これが3層…
広いテラスの中心に、仏画の描かれた建物?がある構造のようです。


内部は…また絵師が変わったようですが、一応仏陀の生涯画のようですね。
部屋の中央を柱が占めているので、仏陀は片隅に安置されています。


3層から更に上に登れるようですね。
ええ、行きましょう、挑戦は受けますよ。


またまた絵師が変わりましたがともかくこんな感じで4層が見えてきました。


なんかどんどん狭く、壁も無くなって来ました(当たり前ですが)が、まだまだ中央の柱に龍をあしらう余裕はあるようですね。


これは…多分5層目(もう忘れましたよ…)
絵師が変わる以外あまり変わらないんで…


で、ここが最上層の第7層。
何故か5面を仏陀が固めている構造ですが、さすがに絵師もこの高さではガクブルで絵を描いているどころではない…
というわけではなく、上部はまだ誠意作成中っぽいです。


ということで最上部から、最初のドラゴン参道を見たところ…
結構高いですね…
手すりも適当ですし、私がガクブルです。


逆側…
巨大ピーだけ木々の隙間からはみ出しています。
こんなんでもでかさ感じますね。
しっかし…何にもないですね~周り。


ちなみに地獄の横にも天国っぽいのがあったんですけど…
みんなエクソシスト状態で再起不能っぽいです。


May'/09
評価
★★★★☆:その地方(北、南、東北、中央)に行ったらぜひ!お勧めです。
寸評
なんでこんな素晴らしいお寺が無名なのか不思議なぐらいすごいです。
(とは言っても、ホテルロビーに貼ってあった、ロイエット県の観光地図には載っていました…ロイエット出身の会社タイ人は知りませんでしたけど)
もちろん地獄も素晴らしいですが、参道から、本丸から、その周りのコンクリ像から…
個人的にもゼヒ再訪したいぐらいすごいです。
ともかく、他のお寺(珍寺含む)では見られない個性的なお寺です。

Google earth 座標(分かるやつだけね)

15° 58'28.09" N
103° 51'08.80" E


View 変スポ in a larger map

9 件のコメント:

コメント一号 さんのコメント...

久々の大ホームランですね。行ってみたいです。泰国No.1奇寺ですね。

トゥッ・ムー さんのコメント...

こんにちは
久々に★4つ出ましたね。
アップされたこれでもかというくらいの写真の量からマレーンポーさんの意気込みが伝わってきます。
このお寺はブックマークですね。

マレーンポー さんのコメント...

コメント一号さま
タイで5本の指に入りそうなすばらしく怪しい寺ですよ。
交通の便等インフラが弱いのが傷ですけど…

マレーンポー さんのコメント...

トゥッ・ムーさま
おはようございます。
確かに写真の枚数は最大級(50枚弱)です。
他のところと違い、いろいろな見所があるんですよ。
これでも写真を厳選した?つもりですよ。

tim in bangkok さんのコメント...

Superb - looks like an interesting place to visit

Cougue さんのコメント...

マレーンポー様、ご無沙汰しております。

来月訪泰する際、当地獄寺にも行こうと考えております。

ロイエット市街からモタサイかトゥクトゥクをチャーターして当地獄寺に行こうと考えていますが、ロイエット市街から20km以上も離れているのでチャーター拒否されそうな予感がして心配です。

ロイエット市街からこの寺があるトゥンカオルワン郡まで行く公共のバスやソンテウが存在するのかご存知でしょうか?

あとLEKさんブログに色あせてしまったと記述されていたのも少し気になりました。

ロイエットのもう1つの地獄寺「プラチャーバムルン」にも訪問予定ですが、こちらの方は簡単に行けそうなので全く心配はありません。

マレーンポー さんのコメント...

Cougue様
こんばんは。
当地獄寺はもちろんお勧めです。
地獄もですが、参道や仏塔なんかだけでも十分に楽しめますよ。
ただ、公共交通機関がね〜
幹線道路の23号は沿いは問題ないと思います。
中の方に入っていくのがあるかどうかは…
ちょっとわかりませんが、自分は見た記憶ありません。
23号沿いからのモタサイもたむろしていなかったと思います。
でも、金額さえだせばチャーターは何とかなるかと思いますよ。
バスターミナルにたむろしている奴らは暇そうでしたし。
もう一方は、楽勝ですね。
なんせ自分もトゥクトゥクチャーターしていきましたんで。
ただ、お寺の名前(タイ語)見せたんですけど、最初違うお寺(比較的近くですが)に行ってくれたんで、過信は危険ですけどね。

Cougue さんのコメント...

マレーンポー様、こんばんは。

実は私、遠すぎるという理由だけで2度もチャーターを拒絶された経験があるのです。
でも確かに金額さえ出せばチャーターは何とかなりそうですね。でもこればかりは運ちゃんの気分次第なので自分でどうしようもありません。

当地獄寺ともう一方は写真と動画を見る限りだとコラートのワットパーラックローイに匹敵する様に思えます。
でもどちらかと言うと動くアトラクションが充実しているもう一方の方に惹かれてしまいます。
当地獄寺には動くアトラクションは存在するのでしょうか?

nongbua さんのコメント...

こんにちは!
 時々、ブログを参考にさせていただいております。このお寺、行ってきました。いやあ、ものすごかったです。感動ものでした。あまりの感動で、100Bもお布施をあげてしまいました。
 写真を拝見する限り、「地獄」は今ではかなり色あせてしまっています。ただどこの地獄寺もそうなのですが、現在進行形で増殖中です。
 最後には、御住職?に「Japan Japan」と言われながら御払い?をしていただきました。とにかくおもしろかったです。