さっきの涅槃仏から…どうでしょう、5kmぐらいでしょうか…西の方にもクメール遺跡がいくつかあるようです。
その中のひとつが、このプラーサートムアンケーク(ปราสาทเมืองแขก)という遺跡です。
周りの荒地というか、林というか…いや、サバンナみたいな感じの、人気のないところを進んだ先にあります。
ここは多分ですけど、下の写真で一番手前が塔の残骸?(2つあり)で、その奥に見えるのが神殿への入り口部分?で、その奥(写っていませんが)が神殿部という構造くさいです。
とはいえ、塔っぽいところは瓦礫…じゃなくって、レンガが積まれているだけ?見たいなので、とりあえず入り口の方に行って見ましょう。
砂岩の窓枠、入り口の枠以外はほとんど壊れてしまったのか、レンガで補修した部分が目立ちますね。
それでも、窓のスリットの模様なんか、いかにもクメール…アンコールワットとかにも見られる様式で残っています。
中心?から本殿?の方を覗いたところ。
本殿はこんな感じで、やはり回廊部と、中心部の基礎、そして窓や入り口の枠ぐらいしか残っていないようです。
手前の階段付近から。
ここの柱にはしっかり装飾残っています。
まぐさ石も…これだけみたいで、しかもかなり痛んでいます…
内容はちょっと肝心な部分が壊れてしまっているので詳細不明ですが、ヴィシュヌ神でしょうか…
他にもまぐさ石が発見されているらしいですが、それらはピマーイの博物館に収められているらしいです。
最奥には、やはりヨニが安置されているようです。
写真は奥から入り口の方を向いて撮影したものです。
ちなみに、この場所(まわりが)めちゃくちゃ広く見えるのですが、実は遺跡の周りの公園と、道を挟んだサバンナの雰囲気が似ていてぐちゃぐちゃになっているだけです。
Jul'/09
評価★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
寸評
ムアンサラーよりはまともなんですけど、やっぱりだいぶ壊れてなくなっちゃっているみたいで、当時の部品は一部しか残っていないようです。
ある程度当時の雰囲気の残るアイテムも残っていますし、当時の規模の大きさも感じられますし、なにより観光客は皆無(まあ、こんなところまで来る物好きもなかなかいないでしょうが…)という、人ごみの嫌いなマイナー好きの人にはたまらない感じです。
ただ、一般ピープルにはちょっと敷居高いでしょうね…
ちなみにここは1000年以上前は、ここコラート近辺の中心都市だったらしいですね。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
14° 54'47.15" N
101° 50'01.31" E
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