さっきのワットナープラタートやワットカオタクルットのある、304号線から、さらに東に1本(15kmぐらいですかね)移動した、224号線沿いに、やっぱりクメール遺跡があるんです。
名前はプラサートパコ(ปราสาทพะโค)と言うようですが…現在野焼き中で煙が霧のようで神秘的??
これが遺跡の全容です。
今回のクメール遺跡(スンネン近辺のヤツね)よりは、まともに残っているように見受けられます。
これだけ砂岩とか残っていると、ちょっとうれしくなりますね。
ということで、まずは手前の部分。
土台から柱から、結構砂岩と装飾が残っていますね。
今までレンガの山のお友達ばかりだったんで、こういうのを見るとうれしくなります。
これが上部。
入り口の上にもまぐさ石とか、しっかり残っています。
屋根まで望むのは酷ってもんでしょうね。
まぐさ石を拡大。
図案はカーラ(タイ名プララーフーオムチャン(พระราหูอมจันทร์))が月を舐めているところでしょうか…
端の方が欠けてしまっているのが残念なところです。
カーラが食べちゃったんでしょうか…
次は奥のヤツです。
さすがに手前の敷石は新しいレンガを並べたんでしょうね…
こっちは先ほどの部分より、装飾が少なめのようです。
その分?ラテライトがむき出しになってたりして、これはこれで朽ち果て具合が感じられていいものですね。
でも、しっかり見れば土台にも窓枠にも壁?にもしっかりと当時の装飾が残っています。
いい感じですよね。
しかも多すぎる?のか、周りに無造作に装飾入りの柱の破片も散乱していたりして…
もったいない。
こっちの木の下のは、プラサートの十字部の先っちょの飾りみたいに見えますね。
ならもっとまじめに修復すればいいのに…
Jul'/09
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
規模は小さいですけど、見ての通り装飾等しっかり残っていて、十分クメール遺跡のすばらしさを感じることが出来るのではないでしょうか?
もちろんピマーイのように入場料も取りませんし(修復に使われるはずなので、別に払いたくないわけではないですよ…)観光客も見当たらないですし、道も簡単ですし言うことありません。
ただ、やはりまわりには何も観光スポット等なさそうなので、普通の方はなかなかここに行く踏ん切りつかないでしょうね。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
14° 41'54.68" N
102° 10'25.68" E
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