プラチンブリで一番有名なクメール遺跡、シーテープ歴史公園。
以前ここに来た時に、周りにもいくつか遺跡があるのは、標識やパンフ見てわかっていたのですが、時間の関係上、泣く泣く割愛してました。ということで、今回リベンジとして、周りの遺跡も攻めてみることに。
1ヶ所目は、田んぼの真ん中にあるお寺の境内?にポツンとある遺跡、ボラーンサターンプラーンルーシー(โบราณสถานปรางค์ฤาษี)です。
ああ、ようやく見えてきました。
案内があるけど、正直わかりにくいですね。
説明が書かれたプレートも、完全に退色し、何が書いてあるか判読するのすら困難な状況です。
ということで、こちらがプラーンを含む、メインの部分になります。
正面から。
ぶっちゃけプラーン以外は、ほとんど基部のみなので、大変殺風景です。
プラーンも、結構修復入っているみたいですね。
プラーン部。
装飾等はすべて剥がれちゃったようで、今ではレンガのみがむき出しの状態です。
内部は…ヨニどころか、後世に安置された仏像すらありません。
というか、草も何も生えていないところを見ると、きっちりと管理されているようですね。
天井部は、ちゃんとふさがっていて、せり出し構造が…
はっきりとは見えませんね。
形的にはちゃんとなっているんですけど。
入口から、プラーンを見て、向かって左側には、ラテライトの土台のみが残っています。
経蔵か何かでしょうかね。
で、その視線の先…
塀の外側にも、何か遺跡が残っていますね。
近づいてみました。
まあ、壁から下はある程度形が残っていますが、天井は完全に消失しています。
入口部のアップ。
形は多少残っていますが、入口部は、確実に新しい石材が使われていますね。
残骸とか、どこに行っちゃったんでしょう。
Jul./'15
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
まあ、所詮シーテープ歴史公園の付属品的扱いなんで、遺跡自体のレベルもこんなもんでしょう。
さらに、大変わかりにくい(自分が変な方から入ったから?)場所の為、近づくのにも苦労します。
まあ、クメールマニアで、全クメール遺跡を制覇するぜ!と意気込んでいる方は、押さえておくべきかと思いますが、普通の人は、よっぽど時間が余っている場合以外、わざわざ来るまでのところではないですね。
15°29'19.11" N
101°09'26.74" E
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