ペチャブン市街を流れるパサーク川沿いに、ワットタライプーム(วัดไตรภูมิ)というお寺があります。
こちらが本堂です。
結界石もむき出しで、なんかあまり大事にされていなさそう…
破風の部分には、かわいらしいタッチの、仏陀の生涯が、立体調レリーフで表現されています。
スペースの関係で、かなり端折っていますが。
でも…
やっぱり本堂の扉、思いっきり閉まっていて入れません…
が、目的は本堂ではないので問題無しです。
目的その1は、こっちの古そうな仏塔です。
崩壊しかけでヤバいのか、鉄の骨組みで支えて…いるのかな?
見た目あまり効果なさそうですが。
アップ。
確かに仏塔表面に、縦方向の亀裂が、ガッツリ入っていて、今にも崩れそうに見えます。
ちなみに、このお寺、このような観光案内っぽいものもあるので、それなりに売り込み中なんだと思います。
で、売り込み用看板内の写真のものが、目的その2の、この建物になります。
…写真で見るのと違い、本物はかなり小さく感じますね。
(私の写真でその小ささ伝わりますかね)
入口部アップ。
ベースはクメール調のプラーンをイメージしているんだと思いますが、装飾等は仏教に合わせてアレンジされているようです。
こちらは別角度から。
だって、正面からの写真って、ちょっと平面的で面白くないですからね。
で、こちらが内部。
とにかく狭いので、この画角でも、左右の入り口が写真内にしっかりと写りこんでいます。
祭られているのは、あのガラスケース内に収められている、小ぶりの仏像。
有名な物なんでしょうかね?
高価な物ではないと思いますが…警備等ないし。
壁一面には、おそらくこの地方の風俗を表しているであろうレリーフが描かれています。
白基調で、細かい装飾で、デッサンもしっかりしており、なかなかかっこいいですね。
この新しい仏塔から、入口の門の方向を見たところ。
あの門の向こうに道路があり、その向こうにパサーク川が流れています。
これがパサーク川。
河口から何百kmも上流なのに、まだまだ赤だし色しています。
この辺りも赤土が多いんでしょうか。
Jul./'15
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
ぶっちゃけ、新旧仏塔以外に、まったく見どころありません。
仏塔も、まあ見ての通り、そんなに大したものでもありません。
川沿いにありますが、お寺専用のタンブーン場(おさかなに餌を与える場所)もあるわけでもありません。
まあ、他に行くところが無かった時に、ああ、こんなところもあったな~って思い出してあげてください。
16°25'22.01" N
101°09'39.57" E
0 件のコメント:
コメントを投稿