チェンマイ新市街の南の方に、アートインパラダイスチェンマイ(พิพิธภัณฑ์อาร์ตอินพาราไดซ์เชียงใหม่)という美術館があると聞いてやってきました。
いきなり象のオブジェで出迎えてくれるところは、いかにもタイって感じですね。
で、こちらが入口です。
なんか、ちょっと違和感ありませんか?
入場料(いくらか忘れた)を払って展示場所に向かいます。
飾ってあった絵。
これ、何の絵に見えますか?
まあ、いわゆるだまし絵なんですけど…
と、いうことで、ここはトリックアートの美術館なんですね。
入口の少し不自然なのも、絵と本物がごちゃまぜだったからなんです。
だから、芸術品は取り扱っていません、あしからず。
トリックアートとは言っても、いろいろパターンがあるようで、これは実際の柱&通路と、絵を融合させたものみたいです。
真ん中の、2つのアーチのみ本物で、奥の部屋に行けるってわけです。
こちらは…
角度によっては、ワニの側にいるように見えるパターンのようですね。
別角度で見ると、口の辺りで、ポキっと折れた絵に見えるってことです。
こちらも、先ほどと同様部屋のコーナーを使い、特定の角度から見ると、臨場感のある風景に見えるようです。
まあ、こうやって、実際に人がいないと、あまりピンときませんけどね。
でも…
私はお1人様なので、それは無理な相談ってやつです。
これは、テーブルの上から頭を出せるパターンだったと思います。
こちらは、断崖絶壁の上に立っているように見えるというトリックアートですね。
でも、ちょっと奥側は違う角度から見られるようになっているようで、ちょっと不自然?
ここからは西洋画を題材としたエリアになっているようです。
フェルメールですが、ミルクこぼれちゃってます。
こちらは液晶モニターになっていて、ゴッホの自画像が、こんな感じに頭を傾げたりします。
こっちの絵も、海水が額縁から溢れてきています。
でも、こういうのは、やっぱり見る角度を外すと、ちょっと不自然に見えますね。
(というか、そういう角度で見ないと、どうなっているのかわからないですしね)
こちらは、ボートの部分だけ本物になっていて、ボートに乗っているように見える、と言うやつの様です。
トレビの泉。
これは、結構融合度が高いです。
日本の風景。
どこのお城だかはよくわかりません。
これは…
どこでしょうね。
両脇にいるのは、仁王像にも見えますけど。
これ、もう少し前で見た方がいいのかな?
ちょっと池の角度が不自然です。
でも、それぞれの絵には、おすすめの撮影スタンディングポイントの指示あるんですけどね。
こちらは、まあ、クメール遺跡ですね。
アンコールワットではないようですが、どこの遺跡かはわかりません。
タプロムとか、バイヨンとか、いろいろ混ざっていそうです。
で、その前の地面の裂け目を、木の橋で渡るってシチュエーション…
本物には、そんな裂け目ないし。
こちらは、タイのアユタヤでしょうか。
根っこに包まれた仏頭がありますし。
でも、当然本物には滝も地面の裂け目もありませんけどね。
ここは、ちょっとわかりにくいですが、床がモニターになっていて、歩くとその部分の花や葉っぱが舞い散るって感じです。
廊下のところどころに、こういうトラップがあるので要注意。
結構リアルなんですが、空飛ぶ絨毯の周りだけ、なんかいまいち…
これ、全然わからないと思いますが、ガラス(モニターですが)の向こうからT-レックスが襲ってきて、丁度ガラスにぶつかって割れたシチュエーションです。
結構でかい声で吠えるので、びっくりしちゃいます。
これは、結構よく見る、視点を変えても、それに奥行間がついてくる絵ですね。
トリックを知っていても、目と脳は騙されちゃいます。
なんか悔しいです。
最後は現代アート?のエリアのようです。
これはポスターの登場人物になれるというパターンです。
崖にへばりついているというシチュエーションってことですね。
ということで、大体こんな感じでしたよ。
おまけ。
観光につかれたので、旧市街の有名?なカオソーイ屋さんで1杯。
う~ん、旨い!
Aug./'15
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
まあ、正直1人で来ても、トリックアートを満喫できないですね。
タイ人がやっていたように、実際にアートの中に 紛れ込む必要ありです。
トリックアートのレベルは、まあまあってところでしょうか、
ああ、このミュージアム、バンコクやパタヤにもあるみたいですね。
行ったことないや。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
18° 46'34.00" N
98° 59'98.96" E
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