ワットドーイクーカムから、ずっと南西の方に25kmほど…
ドイインタノン山の麓までやってきました。目的は、この看板に書いてある、パーチョー(ผาช่อ)という景勝地です。
あと1km程度で到着するようですね。
ここは、メーワーン国立公園に属しているようです。
でも、入園料取られないんで、うれしいですね。
ようやく、駐車場に到着です。
切り立った崖の上にあるので、景色がいいですね~
って、パーチョーは、ここから先400m?
目の前崖だよ?
ということで、しばし現実逃避に景色を堪能。
本当、何もないですね。
まあ、ともかく、とりあえず案内表示に従い、急な階段を下りていきます。
降りていくということは、登って戻ってこなくてはいけないということで…
気が重いですね。
下った後も、こんな感じに地形の谷間をクネクネと進んでいきます。
…400m以上歩いている気がするけど、もしかして立体移動は距離換算されていない?
やっと、パーチョーの側まで来たようです。
でも、せっかく下ってきたのに、また登らなくてはいけないなんて…
ようやく見えてきました、パーチョーが。
あの、変な模様の切り立った崖がソレみたいです。
ということで、パーチョーの全体像(たぶん)。
たまたまタイ人の団体観光客とバッティングしてしまったようで、ピンクの集団がすごいことになっています。
でも、彼らのおかげで、どこまで近づけるか、判りやすいですけど。
またまた崖の下に行くために、下っていく必要があるようです。
せっかくなんで、脇にある、他の地形も眺めながら、気を落ち着かせましょう。
下側からの眺めです。
ここは、おそらくタイにところどころある、地面を浸食してできた景勝地っぽいですね。
まあ…
う~ん、ピンクの集団の方々が自撮りに熱中して、なかなか進まない…
ようやくここまで来ました。
早く写真撮って、戻って行ってね~
まあ、逆に人が写っている方が、スケール感伝わりやすいと思いますが、結構でかいですね。
今まで見た、他の同様の景勝地よりも、圧倒的に高さがあります。
(記憶が正しければ、今まで行ったところで一番高さがあったのはコークスアだと思います)
ようやく、壁際までたどり着けました。
逆に近すぎて、こんな写真しか撮れません…
でも、こうやって見るとわかりますが、縞々は多少硬めの地層で、その上下の柔らかい地層の方がより浸食されていて、結果こんな不思議な模様になっているんですね。
崖下から、来た道を撮ってみました。
ピンクの服で渋滞している階段は、さっき降りてきたところです。
ここ登らなくちゃいけないと思っていたら、帰りは別ルートのショートカットがありました。
(でも、最初の階段は登らなくちゃいけませんが)
ちなみに、さすがにこんなに広い自然公園なんで、浸食された地形もところどころあるみたいですが…
入れてもらえないようです。
(だまって入っちゃう兵もいるようですが、小心者にはむりです)
ところで…
パーチョーに行く道中、違う名前の看板を見かけました。
何々?
パーナムソ(ผาน้ำเซาะ)と言うようですね。
で、どこどこ?
…って、看板の後ろのこれですか!?
たしかに、これも浸食された大地がちょっと長い範囲にわたって続いていますが…
普通に道沿いの土手を削った跡かと思ってましたよ。
確かに、こうやって見ると、浸食された地形だってわかりますけどね。
おまけ。
パーチョーから1kmほど北に行ったところに、ちょっとした貯水池があります。
いや~
なんか新鮮ですね。
何がって、タイの東北地方とかにもこの手の貯水池いっぱいあるんですが、なんだかんだで、人間の営みがチラチラと目につくんですよね。
さすがに国立公園内といったところでしょうか。
(まったく0と言うわけには行かないようですが)
Aug./'15
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
過去に同様のタイの浸食地形を見てきましたが、規模(高さ)とスケール感ではぴか一ですね。
少なくとも、チェンマイキャニオンよりはずっとお勧めです。
欠点は…
もちろん、行くのが大変なところでしょうね。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
18° 31'03.22" N
98 °44'13.13" E
0 件のコメント:
コメントを投稿