タイでも結構発展しているはずの、このチョンブリ県。
でも、ちょっと街から外れると途端にド田舎になります。チョンブリ県のど真ん中の、そのド田舎に現れる、この巨大なヤック(鬼)と仏陀。
ここがワットカオボークワーントーン(วัดเขาบ่อกวางทอง)です。
それぞれざっと15~20m(台座抜き)ぐらいでしょうか…
やっぱり目立つのはこのヤック。
こんなにおっきいの見たことない~(女子大生風)。
ヤックの足もとから見上げるとこんな感じ。
こんなでかいものを見ると、ワットプラケオのそれが小さく思えてしまいます。
間違いなく今まで見た中で一番のでかさですね。
チェンライのWat Tharai Khawのソレよりもでかいです。
でも、大ボスは一番奥におわす、この方です。
全長に比べ、高さ(体の幅ね)があるので、実際よりも大きく感じます。
さらに、その前には無数のお坊さんがお祈りを捧げています。
この、まったく世の中で困っている人たちのことなんかまったく興味のなさそうな、この表情が魅力的。
この写真では分かりませんが、鼻の穴は鳥の住処のようです。
何でしょうかね…
キリンとかいるんで、十二支ではなさそうですが…
で、上の写真で背中を見せていた仏陀はこんな感じ。
なんか体がハゲハゲっぽいですが、そういえば足もとには、体から剥がれ落ちたと思われる、黄色いチップがちらほらと見受けられます。
ここのおばちゃんが「上に登ってごらん」と言うので、ついて行ってみましょう。
台座の下の回廊は、昔の馬車の車輪の再利用でしょうか?
前に見えるおばちゃん、歩くの早いよ。
仏陀の台座から見た景色。
一応西側…チョンブリ市街方面を向いているはずなんですが…
な~んにもありません、全くのド田舎ですね。
ちなみに先ほどの涅槃仏、GoogleMapのサイズが正しければ50mほどあるようです。
そこまで大きく見えなかったんですけど…
おまけ…
ここの王様は手描きでした。
確かに街中で見かける、色あせた写真なんかよりずっとましですけど…
まあ、よくいる地獄を描く人たちじゃなくってよかったですよ。
Jun./'08
評価
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
あの狭い敷地に大仏が3体、巨大ヤック1体、さらに巨大涅槃仏と、大物好きならかなり楽しいかと思います。
実はここ、来たときには入口が閉まっていて、無理やり?開けて、入れてもらいました。
ってぐらいなんで、参拝客は地元民含めて皆無。
でも、後で知ったんですが、このお寺の本体は道の反対側だったようです。
デメリットは…やっぱりド田舎で行くのが大変なところでしょうか?
Google earth 座標(分かるやつだけね)
13° 22'37.84" N
101°00'04.48" E
View 変スポ in a larger map
2 件のコメント:
タイにもチャンとした画家が居るのですね。
ふふふ…
次回UP予定のところの絵描きさんもなかなかですよ。
お楽しみに。
コメントを投稿