おそらくタイにいる日本人の大半が、聞いても「はぁ?何それ?おいしいの?」と思うであろう、マイナーな県マハーサーンラカーム。
その田舎の県の、更に南の方の片田舎に、このクーサンタラット(กู่สันตรัตน์)はあります。この看板が目印…うそです。
ここは、数少ないマハーサーンラカームにあるクメール遺跡…どころか観光拠点のようで、ちゃんとした看板があるので、あまり迷わなくても場所分かります。
といっても、そんなに大きなものではないようで、メインは中央の小さな仏塔”クー”(なんか、部分的に空洞があり入り口のある、小さな仏塔のことをそう呼ぶそうですね)です。
その周りをこれもそう規模のない回廊が囲んでいる、という構造になっています。
その中央のクーも、こんな感じで、崩れていたラテライトのレンガを、タイの芸術局がそれっぽく積んでみた見たいに見えます。
もちろんかつてあったであろう、まぐさ石等の装飾も残されていません。
一応、12~13世紀ごろに作られたもので、なんか病院っぽい使われ方していたらしいですね。
公園内は、整備されているかはともかく、キレイに芝ではないけど草が茂り、結構明るくきれいな雰囲気です。
脇には、このようなため池の跡も残っています。
ちなみに当然のように観光客他、私以外誰もいませんでした。
(一応お寺と併設なんですが…そこもひっそりとしてました)
バライ側から遺跡を見てみました。
まあ、逆光ですけどね。
May/'08
評価
☆☆☆☆☆:行く価値なし(私の主観です)。
寸評
クメール遺跡としては貴重かと思いますが、言い方を変えると2000以上ある大小さまざまなクメール遺跡の、小の方のその他多数の中の1つ…ってことです。
まあ、一応修復されている分、その他多数の中ではましな方かとは思いますけど(ひどいのなんか瓦礫の山しかないですからね)。
それでも、マハーサラカーム南部では貴重な観光地。
もし、そんな片田舎に行く用事があるのなら寄ってみてもいいかもしれませんね。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
15° 42'23.96" N
103°16'05.36" E
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