カーラ寺よりバンコクに戻る途中、怪しげな建物があったので寄って見ました。
漢字で慈悲賽善堂…The Ubol Rangsri Julamanee Foundation(มูลนิธิอุบลรังสีจุฬามณี)というようです。
まあ、99.99%新興宗教系の建物と思われますが…とりあえず行ってみましょう。
入るといきなり正面左手に見えるのが、この怪しげな舟型お堂。
なんですが、左側の方はすべて関係者以外立ち入り禁止とのこと(掲示ないし分かるか!)。
ということで、こっちはあきらめることに…
ということで、とりあえず入り口真正面にある、コンビニエンスタンブーンポイントを確認。
ここは千手観音様?が祭ってあります…が、頭がだいぶえらいことになっています。
その手前の陽気なおじちゃんもそうですが、ここまで見ればほぼ100%中華系ベースの新興宗教と断定してもいいでしょう…
さて、まさかこんなけな訳もなく、入り口右側は一応拝観自由の大きな建物があります。
ちょうど、お正面にチラッと見えているのがそうなのですが、周りに木々が生い茂っているため、全体像がなかなか見えません。
周りにはちらちらとちいさなお堂も建っているのですが、何故かしゃちほこ君に太陰大極図が付いています。
敷地にはところどころにコンクリ像がちりばめられています。
何の像かはさっぱり…
こっちは孔子像です。
って下のプレートに漢字で書いてあるからね。
タイ語では”コンジュー”と読むのでしょうか…
なんか派手なところに出ましたね。
どうもここのメインの建物の名前が書いてあるようです。
で、この看板の正面には…
こいつがメインのお堂です。
なんか武道館チックな(上のたまねぎだけ?)、中華っぽくない建物ですね。
とりあえず階段を上まで行って見ましょう。
階段を登ったとこにあるお堂…
何かめちゃくちゃ普通ですね…今まで中華系だったのに。
って、中国も仏教あるか…でも何故かガネーシャもいます。
このお堂の周りには、当然?仏陀の悟りを開くまでのお話が、レリーフになって描かれています。
どんな感じかというと…
”天上天下”と思われますが、こんな感じにかなり立体的な作りのようです。
しかも結構丁寧に作られているようですね。
ちなみに下の階にも別の空間があるようなので、とりあえず行ってみましょう。
こっちは…中国神話時代の神様でしょうか?
ともかく、牛の神様やらなにやら、どうも12子(じゃないのもあるみたいですが)の神様のようです。
タイの地獄寺だとこういう” 頭=動物 x体=人間 ”は、罪人がなる姿なんですけど…
何でこんなに扱いが違うんでしょうね。
こっちは…ニワトリではなく雉のようです…
まったくもって神様には見えませんね。
これらの神様は入り口の脇を固めつつ、ぐるっと建物360度囲って配置されています。
入り口のないところは、こんな感じにレリーフが装飾されています。
この写真では大きさ分かりにくいですが、青の枠部は入り口と同サイズです。
つまり結構でかいわけですね。
ともかく中に入ってみましょう。
なかは、予想通りというか、いかにもな極彩色で飾られた空間になっています。
中央には、赤黒くテカった千手観音様(3~4mぐらいありそう)が安置されています。
周りも含め、やはり中華系なんでしょうかね?ここ。
脇には何故かぺこちゃん?が…ちょっと違うかな?
ちなみにメインのお堂の裏には、なにかよく分からないMusiumがあります。
歴代の偉いお坊さんの像でも祭ってあるのでしょうか…
その割には、このあたりは仏陀っぽい(確証なし)のがならんでいますし…
!?
なぜキリストとマリア像が…
まったく持って意味不明なところはやっぱり新興宗教系の特徴でしょうかね?
Oct.'/08
評価
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
寸評
コメントが難しいですけど、このカオス具合は結構面白いですし、全体的に作りもしっかりしていて、境内も整備されています。
結構金かけているんでしょうね。
あの舟に入れれば★2こでも良かったんですけどね~
Google earth 座標(分かるやつだけね)
13° 47'03.80" N
100° 14'40.72" E
View 変スポ in a larger map
2 件のコメント:
ここの中国寺院行った事あります。
といっても同じく通りがけに興味をひく建物があったので寄ってみただけです。
メインのお堂とキリスト像で思い出しました。
おお!こんな怪しげなところに入ってしまう奇特な方(失礼)が他にもいるとは…
でも、最初手前のお寺(も微妙な象とかありましたが)と間違えちゃいました。
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