さて、ここのところ調子も運もあまりよくありませんし、気分転換に一日かけてタンブーンに行ってこようと思います。
しかも、WARZYさんばりに、普通列車でゆっくりすることにしましょう。
というわけで、早速フアランポーン駅で、タールア(アユタヤ⇔ロッブリの県境の小さな町)行きの3等普通列車のチケットを22Bで購入。
ああ、これが今日乗る汽車(タイ国鉄は電化されていません)のようですね。
途中踏み切りでトラック立ち往生…というトラブルも発生。
というか、出発30分で、 バスで行けば良かったと後悔する始末。
(だって、暑いしオシリ痛いしタイ人で満員だし狭いし…バスの方が良かったね)
そんなこんなで何とか、タールア駅に到着。
ここは一応回りに工業団地?があるようで、周りの駅に比べるとちょっと大きいようです(日系企業もあるって)。
でも、駅の構内にはひとつも売店、屋台、その他ない程度にど田舎の駅のようです。
ちなみにここタールアは、Wat Nong Haewのあるところで、やはり駅前には何もなかったりします。
で、目的地はワットサトゥー(วัดสะตือพุทธไสยาสน์)という、この辺りでは比較的人気のあるお寺です。
ここからまだ数キロ東の方なので、数少ないモタサイ(黄緑のベストが目印)を拾って行きましょう。
ということで、ワットサトゥーに到着。
こんな感じに境内に所狭しと出店が並んでいます。
とりあえず目的の物に向かって奥に行って見ましょう。
ああ、見えてきましたよ。
ここから見ても巨大さが伝わってきますね。
涅槃仏の目前まで出店が迫っています…
ちなみに右の建物は礼拝堂…良いんでしょうか、こんなんで。
ということで、涅槃仏様の勇士。
50mとは行かないようですが、十分40m級の巨大さです。
焦点のあっていない、つぶらなお目々と、微妙にゆがんだ口元、鼻下のスジの入り具合と、なかなか特徴的なご尊顔をしていらっしゃいます。
角度を変えて…
ちょっと顔が変ですね…
なんか顔が平面構造なんでしょうか…
さらに角度を変えてみましょう。
なんとも不自然に曲がった体がすばらしいですね。
しかも超ストレートな足。
やはり頭部もかなり平べったい構造をしているようですし、足の指も当然完全に円筒状で丸みなしです。
腰部上側のギザギザはアバラ…ではなく、布をかけるときに使う階段でしょうか…
ついでに頭部側から。
これだけ平べったく作ってコスト低減&軽量化したんですが、それでも頭部を支えきれなかったのか、三角枕と別に支えがあります。
これだけ不自然に平べったかったり直線的なのに、何故か胸だけ異様にふくよかなのは、やはり住職の趣味でしょうか…
背中にはこんな感じで入り口があるのですが、しっかり鍵がかかっていて入ることが出来ませんでした。
残念。
ちなみにすぐ隣の川では、お約束のようにお魚タンブーンを堪能することが出来ます。
奥のダム?は、モタサイのおっちゃん曰く「タイで一番古いダム」だそうです。
え?チャイナートのチャオプラヤーダムじゃないの?
Aug'/09
評価
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
はっきり言って、この涅槃仏以外は本堂礼拝堂その他、見るべきものはまったくありません。
ここの評価は、この愛くるしい涅槃仏を愛することが出来るか否かにかかっているでしょう。
ただ、涅槃仏自体も結構大きいですし、もう外国人に無縁なぐらい地方都市ですし、一日でいける距離ですし、日曜日に1日時間が余ってしょうがない…というときのデイトリップとしても使えるかもしれませんね。
ちなみに…汽車の旅行はもうコリゴリですね。
もちろんそういう方は、普通にアユタヤのローカルバスターミナルから、タールア行きのバスも出ていますし、スパンブリ⇔サラブリ間の地方バスも、ここに寄る様なので、そちら経由で来るというてもあります。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
14° 33'28.44" N
100° 45'27.29" E
2 件のコメント:
>汽車の旅行はもうコリゴリ
でしょう。少しでも僕の全駅制覇の旅が「とんでもない苦行」というのを感じていただければありがたいです(笑)
しかし、凄い行動力ですね~僕なんか全然追いつきません。。。変なお寺って一杯ありますね。今後も期待してます!
WARZY様
いや~痛感しましたよ…
日本も昔はあんなんだったのかな?と思うとちょっとノスタルジックな気分になりますね。
(日本で実際に乗ったことありませんけどね、古すぎて)
行動力は最近とみに落ち込んでいます…
なかなか重い腰を上げることが出来なくなってきたんで、ちょっと9月~てこ入れしようと思っています。
コメントを投稿