チャイナートとスパンブリの県境付近のド田舎にこんもりと盛り上がった山があります。
その頂上にちろっと建っている白い塔があります。
ここが今回の目的地のワットクライカンウォン(วัดไกลกังวล)…またの名をワットカオサーンパットディーシーチャレンタム(วัดเขาสารพัดดีศรีเจริญธรรม)といいます。
チャイナートでは結構有名なお寺のようで、タイ語のガイドブックには載っているのですが…行く道からしてさっぱり…
写真はこの山門なのですが、この門をくぐった奥には、他にも2、3個別のお寺があるんですよ…
境内にはそこらじゅうに孔雀がうろついています。
一応あたりにもいろいろあるのですが、とりあえずは山頂のチェディに向かいましょう。
ちなみに道路があるので車で登ることができますが、バイクは「危ないからダメ」だそうです。
車は?「ダ~イ(OK)」…何で?
山頂付近からの眺め。
本当に何にもないですね~
山頂に突如現れるウボソット(って書いてある。)
屋根の裏側も床も木が敷き詰められていて、仏陀様は何故かカラスの中…
壁がないので結構明るいのは高ポイント。
ガラスに写りこんでいるのはわたくしです…
その奥にはいつものカラ傘…ではなく杖でしょうか?を持ったお坊さんが…
他と違って結構ぽっちゃり系ですね。
で、これがメインの仏塔のようです。
周りのジャングルがすごくて、塔が写るアングルがほとんどないんですが、人口の岩?(窓がついてる)の上に塔が建っているという作りのようです。
岩の内部はこんな感じ。
かなり広い空間には、人口の鍾乳石とかで飾られていて、中央の柱は下から上まで貫いて、この岩全体を支えている構造のようです。
上の塔に行く方法がない(たぶん)代わりに、塔とつながっていると思われるこの柱が代わりに御神体扱いなんでしょうか?いろいろ飾り物をとりつけられています。
床の片側を占めているのが、この巨大仏足石。
後ろのオジサン(たぶん中華系)と比較すると、大きさわかっていただけるかと思います。
でも、足の模様は何重にもなっていて…一番内側の小さいのが本体?
柱をはさんで反対側には、これまた作りの違う仏足石が…
しかも2つ並んでいます。
で、これらを取り囲むように、壁際に仏陀その他がぐるりと取り囲んでいる、という構造のようです。
さて、仏塔も堪能したので地上?に戻りましょう。
麓は基本的にはお坊さんの住処と講堂等、普段の生活に近い部分がメインのようです。
このちょっと変わった建物(中央上に細長い塔が建っています…アングルのせいで長く見えませんが)もお坊さんの普段の生活の場のようで、袈裟とか干していました。
でも、屋根の飾りとかなんか結構おどろおどろしい?というかかなり不気味な彫刻が施されています。
あ、白い孔雀だ。
数が多いので、たまにはこういうのも生まれてくるんでしょうか?
この弥勒様…何か悪いこと考えているというか、何か含みのある御尊顔をしていますね。
参道と駐車場の隙間に、いつもおなじみ(ですよね?)の仏陀があるんですけど…
何かおかしいと思ったら、象さんではなく牛さんではないですか…
こっちはお猿さんではなくお犬様…しかもめっちゃ小さいし、家族連れ…
その横には…
だれ?このおっちゃん…
ネクタイ締めて、スーツに身を包み、イカしたポーズ?を決め込んでいます。
金歯?がチャームポイント。
でも中年太りのようですね…
Sep./'08
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
場所はともかく、山頂の人工の岩はなかなかのものです。
お寺の敷地も広く自然たっぷり孔雀放し飼いで、そのくせ道路も整備されている?のでちょっとしたハイキング気分を味わえるかも…
でも、あくまで田舎のひっそりとしたお寺なので、売店とかお土産屋とかはちょっと…
(一応山頂にひとつだけ売店確認)
ただ、見どころは山頂以外はあまり多くなさそうですけど…
Google earth 座標(分かるやつだけね)
14° 55'24.20" N
99° 59'19.97" E
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