先ほどの泰國德教慈善會から北東方向にざっと3kmほど…
国道9号線から、ちょっとだけ入ったところに、ワットバーンコー(วัดบางค้อ)というお寺があります。入口がどこかわからず、ぐるぐると周って、園芸屋さんが集まったところを抜け…
ようやくたどり着きましたが、ここ、裏口かな?
一応説明書きもありますが、タイ語表記のみです。

このお堂の周りには、上記の写真にも写っていますが、いろいろな像が点在しています。
こちらは弥勒様。
なぜかガネーシャ様と肩を並べて座っています。

こちらは何でしょうね。
実は、このコンクリ像の存在を知って、ここに来たんですが、周りを見回しても、他にはなさそうです…残念。

こちらは托鉢するお釈迦様…かな?

土台には謎のレリーフが施されています。
角の部分、象さんなんですね。
ちなみに…
このお堂は、残念ながら入口閉まっていて入ることができませんでした。

お堂の向こう側には、謎空間が広がっています。
このあたりには、たくさんのお坊さんが並んでいます。
良く見ると、みんな顔違うんですね。

こちらは、仙人と招き女のお人形が…
一番上の仙人、よく見ると三眼なんですね。

で、その裏側は、これまた小さなお坊さんたちと、なぜかコブラ達が。
何を意味しているんでしょう…

さらに奥には、なんか良くわかりませんが、いろいろな物が置いてあります。
統一感ありませんね~

このシーン良く見ますが、どう見ても元気なおじいさんが、女性を人さらいしているようにしか見えません。
少なくとも、おじいさんの方が女性を引っ張ってますよね?

こちらも、お寺では良く見る木の舟ですが、なぜかお嬢様が乗船しています。

で、その奥に、ようやくタンブーンが出来そうなところが現れます。
でも、柵閉まっちゃってますけどね。

ということで、ようやく広いところに出てきました。
なんか、こっちの方が、メインの場所って感じしますよね。

とりあえず目の前にあった、ガラス張りの御堂。
でも、やっぱり入口に柵がしてあって、近づけませんね。

まあ、なかはこんな感じなんで、どうでもいいですが。

せっかくなんで、御堂の後ろの方に周ってみましょう。
こんな感じに、仏陀像がずらっと並んでいます。
どんなけ仏陀が好きなんでしょうね。
で、そのソイを通りぬけて行くと…

あれ?
最奥の広大な空きスペースの中に、地獄っぽいところが現れましたよ!

何地獄か良くわかりませんね…
とりあえず、緑色の器を持っているので、煮え湯地獄か何かでしょうか…

地獄鍋。
でも、なぜか、みなさんそっぽ向いています。

鍋の内部。
皆さん、鍋に入って長い月日が経過したのか、既に鍋の縁と同化しちゃってます。

こちらは、お祈りする女性に忍び寄る強盗…
にしか見えませんが、本当はなんでしょうかね。

これはさすがに鳥人間。
…まさか恐竜?ってことは無いと思いますが…

命乞いをしている人を脅しているところ…
それ以外だと、どんなシーンなんでしょう。

牛人間。
彼だけなぜか表情豊かですね。

その横にいる謎の生物は、なんでしょうかね

良く見ると、口にきのこ(と表現しておきます)を咥えていますが…
首飾りも、きのこみたいですね。
で、これどんな生き物なんでしょう。
ワニ?カモ?カモノハシ?

で、こちらは地獄ツリー。
犬と罪人一対のみなので、思ったほど悲壮感も切迫感もありません。
だいたい、ぜんぜん木に登っていないし。

って、よく見たら、この木、生木じゃないですか!
それなら登れない理由もわかります。
と言うか、ここまで大胆に生きた木をそのまま使った地獄ツリーは初めて見た気がします。

で、閻魔様の御裁きの図。
閻魔様の正面にいる黄色い人、既にツノ生えてますよ~
手遅れですよ~
ということで、地獄エリア終了。
あ~楽しかった。

で、その横には、このようなパネルが並んでいますが…

ここにも地獄絵が並んでいます。
思いっきり退色しちゃってますね。
シワシワも、きっと水に濡れちゃったからでしょうし…
そもそも、この絵、他のお寺でも良く見るやつです。

さて、先ほどのお坊さんのソイを戻った先に、このような東屋があります。
(仏陀のソイの写真にも、後ろ側に写ってます)

こんなんでも、ボチボチでかいです。

なんか、彼だけ頭がデカいんですが…
何かこだわりでもあったんでしょうかね。

その東屋の目の前には池があるのですが、その上に、このような建物が建っています。
で、その上には大仏(というほどデカくないですが)が見えます。

建物の後ろの壁には、木のレリーフと、その木に巻き付いた蛇のしっぽが。
これ、上の仏陀にかぶさっているナーガのしっぽってことですかね。

どうも、ここから建物に入ることができるようです。

ということで、まずは一階部分。
内部はこんな感じになっています。
良く見ると、こっちの壁にも木のレリーフがあって、蛇のしっぽ巻きついてますね。
中からでも外からでも見えるというシチュエーションなんでしょうか。

と思ったんですが、よく見たらちゃんと上に頭ありました…

で、こちらがご本尊。
まあ、普通でした。

さて、先ほど入ってきたところですが、この階段から上に登ることができるようです。

ということで、上の様子。
こんな感じに、ど真ん中に大仏様が鎮座しています。

アップ。
どうですかね~
5m程度ってところでしょうか。

で、大仏の後ろ側。
ナーガのしっぽが、途中から床に埋まっています。
で、先ほどの、裏の壁のしっぽにつながるってことなんですね。
微妙に凝ってますね。

ナーガ堂の先には、こんな微妙な猿とかもありますが…

最後に残ったのが、こちらの本堂。

入口上部の天界から戻ってくる仏陀のシーン、なかなかデカくてインパクトあります。
パステルカラーなのは…色褪せたから?
扉は閉まっていて入れませんでした…

Sep./'15
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
デカい大仏や涅槃仏があるとか…これ!と言う強烈な物があるわけでは無いですが、地獄やら坊主の像やら…
色々な物が点在していて、なかなか楽しめます。
場所的にもバンコクから近いですし、比較的行き易い…
と言いたいのですが、上記にも書いたように、入口がさっぱりわからないです。
ちなみに…
2016年のストリートビューだと、地獄が鮮やかに塗り直されているっぽいです。
https://www.google.co.jp/maps/@13.826727,100.4105396,3a,75y,30.46h,75.4t/data=!3m6!1e1!3m4!1sfzPTIJtTiLnrYK0hCpupYw!2e0!7i13312!8i6656?hl=ja
Google earth 座標(分かるやつだけね)
13°49'37.50" N
100°24'40.14" E