ワットフアネーンから、3005号線を東に進み、ちょうどバンパコン河を越えたところに、ワットサナームチャン(วัดสนามจันทร์)というお寺があります。
門の周りには、いろいろと宣伝や看板が立っていて、絶賛売出し中と言った雰囲気ですが…それもそのはず、入口入ってすぐに、こんな巨大プララーフオムチャン様が現れますからね。
(というか、入る前から当然見えてますが)
これ、Googleストリートビューのデータ(2013年4月)には、姿かたちも無いので、結構新しいみたいですね。
ちなみに、お寺の名前の”チャン”と、プララーフオム”チャン”は同じスペル…空の月の意味です。
すーはーすーはー…
まずは心を落ち着かせて、左手のタンブーン場でも見てみましょう。
屋根とかを見てもらうとわかると思いますが、このタンブーン場はかなり安っぽい作りになっています。
あんなものに大金つぎ込むから…
その分、ここでガッツリお金を落としてもらうってことですね。
その作戦通り、ふらふら~っとタイ人が入ってきて、サクサクっとお金を落としていきますね。
王妃様の写真の前には、なんだか可愛らしい?老夫婦の人形が2組。
これ、何か意味とかあるんでしょうか。
よし!落ち着いた。
ということで、改めてプララーフ様を見てみましょう。
大きさはざっと…頭の突起まで入れると15mぐらいありそうですね。
なすびのようなお顔がなかなか特徴的です。
正面視&アップ。
目がでかいですね~
それより、やっぱり月にはウサギが住んでいたんですね。
というか、タイ人にも、月の模様はウサギに見えているってことですか。
下の建物の中に侵入してみました。
天井が高い割に、あまり大きな像はありませんね。
中央奥には、プララーフ様がメインで祭られています。
まあ、当然ですけど。
これ、目が光るんですね!
目力Max!(もくりょくじゃないよ、めぢからだよ)
なかなかこだわりのギミックです。
背中側はこんな感じ。
って、後ろに上に行く階段がありますね。
せっかくなので、登ってみましょう。
…屋上は、意外にスペースが狭く、端まで下がっても、これ位の距離でしか写真が撮れません。
というか、そもそも手すりもガードも何もないので、カメラ構えながら不用意に下がると、転落しちゃいそうです。
斜め前からはこれが精いっぱい。
歯がすごくごつい…
というか、牙が歯から生えている…
ちなみに、階段はこんな感じでガクブル仕様になっています。
さらに、階段の下には、犬爆弾が待ち構えています…
どうやって降りようかな。
さて、境内は結構広いのですが、ちょっと周ってみましょう。
とりあえず向かって右側から攻めていきます。
途中には、こんなミラーボールみたいな像もあったりします。
で、右奥にはこのような、塀で区切られたエリアがあります。
お寺の名前は同じなんですけど…
なんでしょうね。
内部には、このような長方形の池があり、その東西南北に、結構大きなコンクリ像が、池を向いて座っています。
これは東側のお方。
台座込みで、6~8mぐらい?
なかなか特徴的な目をしていますね。
こちらは西側のお方の背中側。
突然変なのが現れるので、気を抜くことが出来ません。
こちらは南側。
こちらだけ、大きな屋根の下に、複数のコンクリ像が並んでいます。
大きさは他と同等といったところでしょうか。
しかし…
なんか良くわかりませんが、とにかくおかしな感じが拭い取れません。
やっぱり顔の描き方の問題でしょうか…
…もしかして、猿が一番マシ?
で、最奥には、固く閉ざされた建物が…
本堂でしょうか。
でも、どっちにしても入れそうにないので、無視して戻りましょう。
さて、今度は左手の方を攻めてみましょう。
この3階建ての建物、一応ウィハーンのようです。
何々?プラチャオイヤップローク…
世界を踏む神?なんでしょうね。
とりあえず入ってみますか。
って、そのまんま!
世界というか地球を踏みつけたでかいのがいますね!
しかも3階建てだと思っていたら、完全吹き抜けで、その天井に届きそうなぐらいの高さがあります。
さすが世界を踏みつける神様。
近くまで寄ってみました。
ざっと15m以上ありそうです。
(もちろん頭の突起込みですが)
当然、地球だけでも人間より大きいです。
ただ…
ここまで入ってくる人は稀なのか、あまりタンブーンされている感はないですね。
足元から見上げてみました。
やっぱでかい!
手に持った道具は、光るんですね。
地球にも電飾ついているし…
おかげさまで、横の弥勒様がどうでも良くなっちゃいますね。
こんなんでも、5m以上ありそうなんですが。
その後ろのちっこいのなんて、もうどうでもいいですよね。
では、次に…
あれ?
反対側にも、でかい千手観音様が!
世界踏神に目を奪われて、全然気づかなかった…
さすがに少し小さ目ですが、それでも10mはくだらないですね。
腕の形に、不自然さが見受けられますが…
(手前の奴らね)
それより、やっぱり顔の塗りの傾向はみな同じなんですね。
特に目に特徴があります。
こちらも下から見上げてみました。
しかし、結構びっしりと手が生えていて…
1,2,3…これ、きちんと数えていませんが、実際に1000本ぐらい手がありそうな勢いですね。
その手に沿って、ぐるぐると電飾が取りつけられていますが…
見てみたい!電気つけてくれ~
さて、次はその奥の建物です。
こっちは…ウッタヤーン?公園か何かってことですか?平屋?の建物の中なのに。
入口部には2人の女性の像が並んでいますが…
こんなんでも結構でかいです。
4m近くありますかね?
で、やっぱり顔の描き方は相変わらず雑というか…
きれいにとか、かわいくとか、かっこよくとか…そういう意思は全くなさそうですね。
内部は…
こちらは天井が低いので、そんなに大物は無いようですが、仏像を中心に、金色のコンクリ像があちこちに並んでいます。
向かって右側…
柱の側の仏像とネズミ君以外、なんかちょっとおかしな感じがしますね。
椅子に座った人、髑髏持ってますけど、誰?
窓側から見てみました。
(この中では)デカぶつ君は前の人を指さしていますが、前の人はにやにやしながら座っている…
何のシーンなんですかね?
風呂でも入っているのかな?
その横の、ワイをしている人は、良く地獄で見る、犬を焼いているオジサンっぽいポーズですね。
犬も犬肉も見当たりませんが。
向かって左手には、微妙なお坊さんグループが並んでいます。
真ん中の人の髪型、ちょっと危ない?
で、その横の扉の中は…
お!
結構でかい大仏様ですね。
まあ、台座で半分稼いでいますが、コミコミで10m近くありますでしょうか。
まだ、工事中なのか、あちこちに道具が転がっていますね。
大仏アップ。
ちょっと足場が邪魔ですね…
大仏の脇に、後ろに登れそうな階段がありますね。
行ってみますか。
うう…
狭いですね。
一応台座の上まではこれましたが…
足場が邪魔で、正面には行けそうにありませんね。
残念。
ところで、後ろの壁にも窓がついているんですけど…
って、奥にもっとデカい奴がいる!
でも、ここからはいけないようです。
残念。
ということで、大仏部屋の前に戻って、奥に向かいましょう。
さっきのところの突当りには、こんな感じに壁に絵が描かれていて、通路は左の方向に伸びています。
絵は、何でしょうね…
この辺りかタイ全土か分かりませんが、タイの風俗を描いたもののように見えますね。
鬼嫁登場。
と言っても、実際に鬼の顔をしている人いたら、逃げちゃいますよね。
うぉ!
人間かと思ったら、人形でした。
で、ようやくさっきのデカい立像のところまでやってきました。
なんとも変わったポーズなんですが、そのイメージが、写真で表せない!
部屋が狭く、アングルが限られるから?
まあ、下手だからなんでしょうが。
別角度。
まあ、こんな感じに右足を前の岩に乗せて、右腕を前方につきだしたようなポーズをとっています。
こういうポーズしている仏像、初めて見ましたよ。
一応上半身のアップです。
体全体のポーズの躍動感?に比べて、顔の表情と、手の形なんかはやる気がなさそうに見えます。
ようやく建物を抜けたようです。
変な人形と…穴からトカゲ?が出てきていますね…
さっきの立像が、上の方にチラ見えしてます。
で、その足組のところには、階段とかもついているのですが…
さすがに登る気しませんね。
落ちそうだし。
ともかく、抜けた先は、境内の最西部にあたり、目の前にはバンパコン河が広がっています、
のどかですね~
この辺りは、まだ開発中の様で、周りには作りかけの建物などが点在しています。
シャム猫…かな?
こちらも、作りかけなのか、物置代わりなのか…
ともかく、特に見るべきものはなさそうですね。
さっき通ってきた3005号線の橋。
タイって田舎でも結構立派な道ですよね。
まあ、戻りますか。
と、戻る途中にも、このようなミラーボール像がちらほらと…
これ、乗っているのシカですかね?
こちらはライドオン象。
牛…
そういえば、最初の奴は、馬でしたし、もしかして12支そろっているのかな?
Jan./'16
★★★☆☆:その県に行ったらぜひ!県を代表するスポットです。
これは久しぶりにあたりだと思います。
デカくて変わった物が多数点在していています。
しかも、建物の中だと、いきなり現れるサプライズもあって、ドキドキ感アップです。
さらに…
2017年時点で、新たな青い奴も完成しているようですし、現時点でも発展中の模様。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
13°36'03.12" N
101°04'43.81" E
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