ノンカイ市街から、南南西方向に、約20kmほど行ったところに、ワットプラタートバーンプワン(วัดพระธาตุบังพวน)というお寺があります。
場所的には…そのままプラタートバーンプワンという名前の町なんですね。中に入ると、参道沿いにこのような基部のみの遺跡が見えてきます。
境内はこんな感じで、そこらじゅうにいろいろなものが点在しているのですね。
案内看板があります。
どうやら、奥の白い仏塔がメインのものみたいですね。
まあ、反時計回りにひとつひとつ周ってみますか。
とりあえず手前にある仏塔から。
ぶっちゃけ先ほどの案内看板でも、何年ごろのものか具体的に書いていないので、どれぐらい古いかわからないのですが…
そんなにアユタヤとかと変わらないのかな?
こちらは別の仏塔。
窓の中には、仏像が安置されています。
ビルマから遠いところは、仏像がしっかりと残っていていいですね。
こちらのサーラ―は、下の遺跡?を保護する為のものみたいですね。
中には、こんな感じの仏像が安置されています。
光背みたいなの、どうもナーガさんみたいですね。
ちょっと他では見ないデザインです。
で、こちらはSa Phaya Nak、パヤナーク池…そのまんまですね。
さっきの案内看板の、英語の最後のところに書いてありました。
池の側にもかんばんがありました。
こっちは完全に外国人向けのようですね。
こんなところに外国人が来るのか疑問ですが。
でも、これによると、少なくとも450年よりもずっと前?からあって、何回も何回も改修されているみたいですね。
池の堤の部分は、クメール遺跡のバライみたいにも見えますが…
気のせいかな?
で、池の中央には、そのパヤナーク?がいます。
ところで、さっきのかんばんによると、この池の水は聖なる水…
と信じられているみたいです。
まあ、魚も泳いでいるから毒ではないと思いますが…
あまり体で触れたくない感じです。
パヤナーク君のアップ。
良く見ると、根元部分に仏陀がいるんですね。
パヤナークとナーガって同じものなの?誰か教せーて。
その先には、またまた基礎のみの遺跡が現れます。
もう、このサイズですと、人が中に入るものではなく、ただ単に仏像を安置する為だけのものなんでしょうね。
どっちにしろ、ほとんど残っていませんが。
こちらの仏塔もかなり小ぶりですね。
こんな小さな仏像が狭そうに収まっていますが、おそらくこれ以上のものは安置できない、というサイズなんでしょうね。
で、その仏塔の正面には、おそらくこのお寺でメインのお堂っぽいものが建っています。
こちらも、外側は、遺跡を守る為の意味しかなさそうですね。
入口部はこんな感じです。
おそらくオリジナルであろうと思われるレンガの壁が、ぐるっと内部を取り囲んでいます。
これがきっと遺構なんでしょうね。
そのレンガなんですが…
なんとも無造作に積まれていますね。
もとはもっと崩れていたってことなんでしょうか。
で、レンガの内側は、ちゃんと?赤いじゅうたんが引かれた、タンブーン場になっています。
屋根を支えて…いない、この高い柱は、おそらくオリジナルのままなんでしょうね。
なかなかしっかり残っていて、いい感じです。
こちらがご本尊。
これが当時からの物なのか、後付なのかはわかりませんが、当時からの物にしてはキレイ過ぎかな?
おね~さん達も熱心にタンブーン中。
もちろん、あくまで個人的なお願いしかしないんでしょうけど。
レンガの壁の外側には、このような真新しい仏足石がいくつも並んでいます。
もちろん意味は不明。
で、そのレンガの外から、さっきのご本尊を眺めてみました。
台座もきれいだし、作り直しですよね、きっと。
床もしっかり新しいタイルで敷き詰められていますし。
そのお堂の先の木には、なんかいろいろなコンクリ像が奉納されていました。
ナーガから、プララーフまで…
で、その先にあるのが、(多分)ここで一番有名な仏塔です。
まあ、何せお寺の名前になっていますからね。
もちろん、仏塔の前には祭壇もあって、タンブーン可能なんですが、あまりタンブーンされている形跡はありませんね。
みんな、さっきのお堂の方で済ましちゃうからなんでしょうか。
仏塔の上部のアップ。
まあ、なんせタイ人は古い仏塔でも、大切にすればするほど?常に表面を化粧し直しますからね。
私みたいな外国人にとっては、大変迷惑ですが。
仏塔の横にあった仏像。
なんか、いろいろなところに、いろいろなものが点在していて、統一感が無いですね。
で、こちらはさっきのお堂の後ろにある仏塔の残骸。
きっとお堂とセットの仏塔だったんでしょう。
この仏塔の周りの地面、レンガで同心円状に模様が描かれていますが…
さすがにこれはオリジナルじゃないでしょうね。
こちらの仏塔にも祭壇がありますが…
さっきの白い仏塔よりはタンブーンされているみたいですね。
その北側には、今までで一番まともな建物がありますが…
結局遺跡の雨除けで、下に遺跡がある、という構造は変わっていません。
内部はこんな感じ。
赤いじゅうたんもしかれて、いつでもタンブーンOKな状態にはなっていますが、やはりメインのお堂の方に食われちゃっているみたいです。
Jan./'16
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
ノンカイにも、このような遺跡があるんですね~
しかも、それぞれは小粒ですけど、なかなかの規模。
実は、ここを知ったのは、ムアンボラーンにこの遺跡があったからなんですよね。
なんか、イメージだいぶ違いますが。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
17°44'39.71" N
102°40'55.29" E
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