ウドンタニ県から、210号線を使ってノンブアラムプー県に入ったところに、ノンブアラムプー県で一番の観光名所があるということでやってきました。
というか、そもそも私、ノンブアラムプー県に来るの、初めてなんですよね、今回。ということで、まずはおのぼりさん観光でもしてみましょう。
街道沿いから、しっかりとお坊さんがアピールしていますが、土台に一応お寺の名前が書いてありますね。
名前はワットタムクローンペーン(วัดถ้ำกลองเพล)というようです。
でも、お寺自体は、ここから奥に、2kmほど進まなくてはいけないみたいです。
ようやくお寺の入り口についたようです。
ここまでは、ほぼ平地でしたが、ここからは山に登って行くみたいですね。
ということで、ようやく到着。
この、でかいお寺の名前の表示の仕方が、メジャーな観光地ってことを表していますね。
もちろん、ちゃんと英語表記の説明かんばんもありますよ。
良く見えませんが、なんか”Khmer”の文字がありますね。
何かクメールと関係あるのでしょうかね?
で、そのすぐ後ろにある、この部分が、有名なところみたいです。
とりあえず、目の前にある弥勒様から。
良く見る弥勒様に比べると、頭の大きさが小さい…
というか、人間の等身に、より近い感じになっています。
首は埋もれちゃってますが、何となく、実際にいそうな特徴的な顔していますね。
こちらは、右横の階段部を入ったところ。
こちらも、岩陰に仏像が安置されています。
こういう隙間にも、隙間のサイズに合わせて小物を配置してあります。
ん?
これ、さっきの弥勒様の後ろ姿みたいですね。
自然の石が組み合わさった隙間を利用しているので、当然こういうことも起きるんですね。
で、こちらの階段の先がメインのところになるようです。
なんせ、プラウボソットって書いてありますしね。
内部は…
このような巨石にはさまれた、広い空間を利用した本堂になっているようです。
あまり本堂の感じは無いですけど。
奥にある仏像。
このスペースでは一番大きそうなんで、これがご本尊なんでしょうか…
アップです。
まあ、彼自体には特に神々しさはありませんが、後ろの菩提樹が後ろの壁と半分融合している感じは、なかなかチープでいい感じです。
横にひっそりとこんなのがありました。
磨崖仏…
ではなく、土か何かで後付っぽいですね。
しっかし、岩がでかいというか、広いですね~
なんでこの辺りだけ巨石がいっぱいあるんでしょうね。
麓の町は全くそういうのありませんでしたし。
(そもそもまっ平…)
壁…
というか、岩の壁面には、おそらく高僧であろう方の写真が飾られています。
で、その下の、岩の隙間も、仏像をギッシリ…
有効活用されていますね。
ん?
あっちの奥にも仏像あるみたいですね。
ちょっと覗いてみましょう。
こちらの暗めの一角では、密集陣形を取った仏陀達が迎えてくれます。
左手の仏像。
光背というか、背景は、岩に直書きなんですね。
こちらも…
と思ったら、上に小さな丸い窓が2つ…
穴の深さ等からすると、こちらは岩の間の隙間を壁で埋めているといったところでしょうか。
いいじゃん、後ろ開いていてもって思うんですけど。
あちらの奥に、出口?があるようですね。
靴を持って移動しましょう。
(本堂なんで、靴脱いで入ってきています)
先ほどの巨石本堂の裏手(かな?)に出てきました。
でも、まだまだ奥に続く道がありますね。
行ってみましょう。
ん?
こちらから、また岩の隙間の方に入って行けるようですね。
入口部にあった、謎のおねーさんの像。
まあ、タイ語読めばわかるんですが、別にどうでもいいんで…
さらに奥の方に道が続いていますね。
金網に囲まれた、謎スペースがありますが…
どうも、象さんの骨を置いてあるみたいですね。
最初サメかと思いましたよ…
ん?
ここから左に入ることが出来るようですね。
ちなみに、正面の仏像。
なかなか顔面が平らで、額も広めで…童顔に見えます。
で、その左側は、こんな感じの…
岩の隙間ですよね?になっています。
その左手の壁には、こんな感じに、無数(は言い過ぎか…)の、仏像が貼りついています。
もう少し位、心をこめて作ってもいいと思うんですが…
信仰心と、仕事熱心は別物なんですね、仏教関係でも。
後ろの壁の弥勒様?の方が、型を使っているっぽい分、出来が良いです。
壁の仏像たち。
こちらもかなり適当な造形ですが、まあサイズも考慮すれば仕方ないところでしょうか。
手前の2体。
おざなりな仕事してますね~
まあ、こちらは一体一体手作りっぽいのでやむを得ないところかな?
で、最奥部にいるのはこちらの仏像。
ちょっと変わったポーズ…
と言うか、左手どこに?
袈裟に隠れているだけなのかな?
とりあえず岩の隙間探検はこれ位にしておくとして…
道はまだまだ奥に続いているようです。
奥の岩の上に、何か見えますね。
この辺りは、岩が多いのですが、このようにちょっと変わった感じの岩が点在しています。
これなんか、プープラバート歴史公園みたいですね。
確かに、そうめちゃくちゃ離れているわけでは無いので、似たような地形であってもおかしくないかな?
こちらは、絶妙な?バランスで立っている岩。
まさか、この小枝の支えで持ちこたえている?なわけないよね。
こちらも、大きな岩の下の地面が浸食によって削られたような感じの地形ですね。
なになに…
細かいことは分かりませんが、とりあえず僧坊なのかな…
隣に、現在の僧坊(木造)っぽいのがあるので、昔はこの岩の下を住処としていたってことですかね。
というか、もしかして今でも使っている?
だって、木のパレット置いてあるし。
(雨降った時に、これがないと雨水が流れてきてベタベタになりそうですし)
で、さらに上を目指して進んでいきます。
ん?左側に磨崖仏らしきものがありますね。
出来栄えがすごいかはともかく、階段とか、かなり頑張って表現しようとした跡がうかがえます。
あ、ようやく終点っぽいですね。
どうも、この岩の上がそれっぽいです。
でも、階段の下にはしっかり門番が睨みを利かせています。
片方はやる気なさそうですが。
上に登ってみました。
とりあえず目の前のあれに行ってみましょう。
なんの建物でしょうね?
中には、檻みたいな格子があって、その中にお坊さんの像が並んでいます。
どきっ!
本物かと思った…
ってことは、もうなくなりましたが、めちゃくちゃリアルですよね。
で、この建物から反対側はこんな感じです。
ということで、仏塔側にやってきました。
まあ、仏塔自体は大した大きさじゃないですね。
まあ、岩の上ですし。
…
ああ、これ、高僧の方のお墓ってわけですね。
さっきのお堂も高僧の方っぽかったですし、つまりここの石舞台は、高僧の方のメモリアルな場所ってことみたいです。
仏塔側から、さっきの建物を見たところ。
結構広いですよ。
岩の上なんですけど。
なんか、隣の岩に渡る橋がありますね。
こ…これはむりっしょ。
絶対折れるか、傾いて落ちちゃいますよ。
ちなみに、最初の岩の本堂は、こんな感じのイメージの様です。
お寺の全体マップ。
実際はもっと広くて、奥には仏塔とかいろいろありそうなんですけど…
広すぎてね~
Jan./'16
★★★☆☆:その県に行ったらぜひ!県を代表するスポットです。
まあ、少なくとも観光ガイドとかですと、県を代表するスポットらしいですし、当然ですね。
巨石と、巨石を利用した本堂などは、なかなか見ごたえがあると思います。
少し迷路みたいですしね。
まあ、迷うほどではありませんけど。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
17°13'49.70" N
102°31'52.56" E
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