ワットプラヤースレーンから、高速9号線を北上すること20kmの側道沿いに、謎のヒンドゥー施設が建っています。

これが本殿…かな?

屋根の上には、誇らしげにヒンドゥーの神様の像が並んでいます。
中央は、もちろんシヴァ神で、左がガネーシャ神、そして右は…誰?
ウィハーンサデットポーにもいた、息子のカーティケイヤ神ですかね。
ここの名前は…
ええっと、テーウサターンプラシーナーカートゥラカーテェーウィー(เทวสถานพระศรีนาคาทุรคาเทวี)…
プラシーナーカートゥラカーテェーウィー寺院みたいな感じ?

内部はこんな感じ。
壁がないので開放的な感じですね。

柱の上のコブラ君。

で、奥には3つの祠が並んでいます。
なんか、クメール遺跡みたいな布陣ですね。

まずは左の祠から。

中は、まあガネーシャさんでしょう。
黒くてわかりにくいですが。

上にもちゃっかりガネーシャさんをあしらっています。

で、脇を固めるおっさん。
誰?

中央の祠は…

とりあえず入り口をふさいで邪魔をしているライオンさん。

で、中は…
誰これ?
黒くて良くわかりませんね~
祠の脇の文字は、แม่ทุรคามหาเทวี…ドゥルガー神、シヴァ神の奥さまでしたか!
中央がこれってことは、ここのメインはドゥルガー神ってこと?

で、右の祠は…

う~ん、これも見た目ではわかりませんね~
ええっと、พระขันธกุมาร…
カーティケイヤ神ですか。
つまり、おかーちゃんを中心に、左右にシヴァ神の息子が二人という布陣なんですね。
でも…
彼らのおかーちゃんは、パールヴァティじゃないの?
良く知らんけど。

脇のオッチャン達。
と、ここまで来て、お掃除していたおばちゃんが「写真撮っちゃダメ!」って、今更?
確かに、立ち入り禁止の上に、こそっと撮影禁止の張り紙ありますね。
ごめんなさいね、もう撮りません。
(撮っちゃったものは、すでに手遅れですが)

仕方ないので、本殿の外回りでも見ていくとしましょう。
右手にはこんな感じに祠がいくつか並んでいます。

まあ、中はヨニ&リンガとか…

これはハヌマーンかな?上に書いてあるし。
こんな感じのヒンドゥー的像が安置されています。

そして、本殿の屋根の部分にも、やはりヒンドゥー的立体レリーフが並んでいます。
これが裏手。
これと物置みたいな小屋以外何もなかったよ~

でも、屋根に関しては、最奥部が一番派手なようです。
まあ、確かに本殿奥の、3つの祠の真上ですし、ここが一番重要な部分なんでしょう。
と、こんな感じのようです。
ワットプラシマハウマテウィとかもそうでしたが、ヒンドゥー寺院っていうのはこういうものなんでしょうかね?

で、本殿左手は、ぶっちゃけ狭くてなにもありませんね。

あ、天井にヒンドゥー画がありましたよ。
ということで、本殿入口まで戻ってまいりました。
といっても、小さな敷地なんで、1周なんてすぐですけど。

あとは…


こんなのぐらいかな。

Sep./'18
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
ヒンドゥーに興味があるかないかで、お勧め度はガラッと変わりますが…
ヒンドゥーがお好きな方は、まあ気が向いたら行ってみてもいいでしょうかね。
強烈な見どころはありませんが、隠れキャラがあちこちに潜んでいて、そういうのを探しながら見て回るのも楽しいかもしれません。
興味がない方は…
全く近寄る必要ありません。
今すぐ記憶から消し去って結構です。
まあ、そんな程度のところです。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
14°02'43.3" N
100°41'50.0" E