翌朝、チャイヤプーム市街から南東に9kmほどにあるお寺、ワットバーンクットゴーン(วัดบ้านกุดโง้ง)にやってまいりました。
ぶっちゃけお寺としては、何にもありませんね~
ですが、その境内のところどころに、このような砂岩で作られたっぽい何かの破片が転がっています。
…さすがにこのピンクのは違いますが、その手前の石ころもきっとそうですよね。
まさかクメール遺跡の遺構?
ってことではないようです。
本命はあそこなんですが…
これによると、このスポットはバイセーマーバーンクットゴーン(ใบเสมาบ้านกุดโง้ง)…
クットゴーン集落の結界石って感じ?
細かいことはこの英文を読んでいただくとして、ここにあるのは仏教儀式で使われた砂岩製の結界石ってこと…かな?
英語に自信がありませんので、違っていても突っ込まないでください。
でも、時期はクメール時代の初期とかと被っているんですね。
他にも説明書きとかあるのですが、皆タイ語のみ…
基本的に外国人がここまで来るとは思っていないんでしょうね。
当然ですね。
私がタイ王国文化省芸術局考古部の責任者でも、英語は必要ないと思いますよ。
ということで、順番に見てきましょう…
と、ここでお詫びですが、写真が実際の並び順と同じかどうか自信ありません。
大体は並び順に写真を撮っているはずなのですがね。
こんな感じで、だいぶ摩耗していますが、基本的に仏教関係がテーマであろうレリーフが刻まれた結界石が並んでいます。
しかも結構でかいよ。
大体、私の身長以上あります。
ところでこれなんですが…
見てもさっぱりわかりませんよね。
こちらの説明書きですと、牛か何かが描かれているらしいのですが…
(絵を見て言っているだけで、文章を読んでいませんので違うかも)
…お分かりいただけますでしょうか?
分からないよね。
と、こんな感じで、でかい結界石が何列もずらっと並んでいて圧巻です。
謎の石版。
でも、彫られているのは思いっきりタイ語なんで、この結界石よりは後の時代の物でしょう、たぶん。
反対、というか最初の看板が並んでいた辺りからもう一度。
結構一杯ありますね~
Jul./'17
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
お寺は論外で、遺跡と言うか遺構も結界石だけと言えばそうなんですが…
その結界石が数もサイズもなかなかのもので、それが整然と並べられて展示されているので結構圧巻です。
摩耗しているとはいえ、表面の模様も比較的残っているのもGoodです。
ちょい分かりにくく行きにくいですが、チャイヤプーム市街から比較的近いので、モタサイチャーター等、行く手段はどうにでもなりそうです。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
15°47'12.74" N
102°06'37.97" E
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