翌日。
ちょい天気悪いんですが、今日はチャイヤプーム県西部と北部(ちょっとだけですが)攻めていこうと思います。ということで、まずやってきたのがこちらのお寺です。
名前は…失念しましたが、GoogleMap上では、ワットバーンクットヤーン(วัดบ้านกุดยาง)となっています。
境内に入ると右手に仏像やトラなどのコンクリ像がお出迎えしてくれますが…
まあ既に見えてますね、奥の方に。
ということで、こちらの境内にもクメール遺跡があるんですね。
とはいっても、見渡す限り、これしかなさそうですが。
説明書きは…
読めん、というか消えてしまって見えませんよ。
かろうじて遺跡の名前だけは読めるようですが…
ええっと、クーバーンクットヤーン(クーデーン)(กู่บ้านกุดยาง(กู่แดง))と言う名前のようです。
遺跡正面はこんな感じ。
というか、この遺跡はどの方向から見ても同じような外観みたいなんですけど、まあクメール遺跡ですし東側が正面ってことにしておきましょう。
アップ。
まあ、建物全体は基本的に新しそうなレンガで組まれていますね。
で、部分部分にオリジナルパーツが点在しているだけっぽいです。
土台、左右の模様付の柱、まぐさ石(摩耗しまくってますが)とその上の石あたりがオリジナルでしょうか。
内部…
すいません、どの方向から見たものか良くわからなくなりました。
恐らくちゃんと東側から見ていると思うのですが…
上にあったまぐさ石の一部分。
あ、こっちにもまぐさ石発見。
多分南方向から見たところかと…
何のシーンか良くわかりませんが、多数立っているのはデバダーですかね?
某クメール探索の大家の方のHPによると乳海撹拌だと言うことです。
まあ、せっかくなのでここも遺跡をぐるっと周ってみましょう。
これは南東方向側からの眺め。
南側です。
一応まぐさ石付近のアップ。
東でも感じたのですが、もしかして摩耗していますけど、これらはもしかしてレプリカ?
(※あくまで個人の意見です。調べておりませんのであしからず)
南西側。
西側です。
こっちもまぐさ石だいぶ摩耗しちゃってますね。
もう、何が描かれているのかさっぱりわかりませんよ。
北西側。
で、北側です。
こちら側だけまぐさ石残っていないんですね。
で、最後が北東方向…
どうでした?
どちらから見てもほぼ一緒でしょう。
というか、東側が一番階段の形が無い!
Jul./'17
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
見ての通り、レンガ造りの祠堂はおそらくほぼ新しいレンガで構成されていると思われます。
つまり…
現代の学芸員たちが想像で作ったんじゃないかと…元の写真や設計図があるわけじゃないですしね。
なので、基本はまぐさ石や模様のついた柱などのオリジナルパーツを愛でるしかないってことでしょうね。
基部は…まあ、フェチの方はご堪能ください。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
15°49'03.36" N
101°50'18.78" E
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