ワットカーオバンヘーイチュンポンシーマーラームから南下すること23kmほど…
(直線距離です。実際のルートはすごい大回りでおそらく倍ぐらいの距離あります…トホホ)パーヒンガーム国立公園(อุทยานแห่งชาติป่าหินงาม)にやってまいりました。
もちろんこの時期を狙ったのは、この時期特有のある物が見たかったからなんですが、それは後程…
良くある観光用道標です。
タイ人のフェイスブックスポットとして役立っているようですが、まあともかく向こうに行けばいいってことですね。
お~お~
さすがタイ人に大人気の観光地なだけあって、両側にお土産屋がずらっと並んでいますよ~
あ、チケット売り場…
そういえば国立公園でしたね。
って…やっぱり外国人200バーツ、タイ人40バーツ(共に大人)と2重価格設定。
しかもタイ語表記で全くそのことを外国人に伝える気なし!
だから揉めるんだよ、いつも。
って、あれ?
またチケット売り場があるよ。
なんで?
と思ったら、山頂に向かうバスのチケットみたいです。
もちろん買わないで歩いていくことも可能みたいですが、まあそんな体力も元気もありませんし、即買いですよ。
値段も外国人タイ人共に大人30バーツと、安いかはともかく公平ですし。
で、テントの下を進んでいくと…
ああ、この列がバス待ちの様です。
結構並んでいますが…
意外に早く乗れましたよ。
バスもピストン輸送状態みたいでじゃかじゃか来るんで。
なんかよくわかりませんが、特等席?の助手席に乗せられて出発!
さすがに儲かっているのか?ちゃんと道も舗装されていて快適走行ですね。
途中で少しだけ下りがありますが、ほとんどは登道になっています。
ああ、歩かなくてよかったよ。
あ、なんかあの辺り岩がたくさん転がっていますね。
道沿いに人も並んでいますし…
後で行ってみましょう。
ああ…
フロントガラスにピントが合ってしまった…orz
ともかく森と言うより、高山の低木とかのあるような風景のところをズンズンと登って行きます。
あ、橋っていて読めないけど、なんか看板ありますね。
多分エリアに入ったってことでしょう、きっと。
周りはこんな感じで、ポツポツと低めの木が生えていて、その下に草がビッチリ茂っているって感じでしょうか。
湿地なのかな?
ということで、頂上…
終点に到着です。
でも、目的地にはもう少し歩く必要があるみたいです。
とりあえず彼らについていきましょう。
看板発見。
パースットペーンディン(ผาสุดแผ่นดิน)というのが一つ目の見どころの様です。
最初のフェイスブック映え道標の、2km先って書いてあった場所ですね。
ここを進んでいくようです。
お、見えてきましたね。
あの辺がそれっぽいですよ。
説明書きがありますが、すべてタイ語…
ということで、断崖絶壁からの絶景をご覧ください!
…
…
う~ん、真っ白ですね。
予定ですと、この先は断崖になっていて、素晴らしい景色が見れるはずなんですが…
どうでしょう、視界2~30mぐらいってところですか?
超有名?のインスタ映えスポットも御覧の通り…
人はワラワラ集まってきていますけど。
実際はこんな感じらしいんですけど、まあ別の目的のためにあえて雨期に来ましたからね~
下記の写真は、タイ国政府観光庁のこのページから拝借しています。
ちなみに手前の岩はチャイヤプーム県、眼下はロッブリ県、で奥の山の向こうはペチャブン県という県境密集地になっています。
タイ人って岩とかの際が大好きですよね~
手すりとか安全柵とか何もないのに。
下が見えないから余計に怖いですよ~
なんでそんなギリギリまで攻める…
こっちも結構怖そう…
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
みんなフェイスブックとかにアップする写真を撮る為に命を削っているんですね。
そこまでしなくてもって思うんですけど。
さて、とにかく霧がすごくて何も見えないので、次に行きましょう。
タイ人達の一部が向こうに向かって歩いているので、ついて行ってみることに。
ああ、ちなみにさっきの崖に沿って南に向かっています。
崖は右手側ですね。
岩がなくなってきて、登山道みたいな感じになってきましたよ。
あっちの方に人が見えますが…
この深い霧のかなで、道から外れてしまったら遭難しちゃいそうですね。
看板発見。
でも読めん…
あ、こっちは地図ですね。
なになに?
Thung Dok Krachiao Nature Trail…
グラジアオの花の咲く平原の自然遊歩道(ทุ่งดอกกระเจียว)みたいな感じ?
※なんか別名?トゥンブアサワン…直訳すると天国蓮平原?(ทุ่งบัวสวรรค์)ともいうみたいですが…蓮じゃないよね?
最初のフェイスブック映え道標の、1.52km先って書いてあった場所がこの辺りの様です。
ちなみに今いるのは、この地図上では左の『You Are Here』のところです。
とりあえずこの地図の(F)のところに向かって歩きましょう。
このような木でできた歩道がずっと伸びています。
この深い霧のせいで、なんか幻想的ですね~
ちなみに先に進むにしたがって下っています。
少し霧が晴れてきましたかな?
それで…
皆さん見えますでしょうか。
草原のところどころにピンクの花が点在しています。
どうもこれがさっきのグラジアオの花みたいです。
こんな感じに木の遊歩道がずっと続いていて…
タイ人いっぱいいますね~
まあ、道から外れて花を踏み散らかすような暴挙をする人がいない辺り、タイの民度も高くなっているのかな?
同様にゴミのポイ捨ても止めてほしいんですけどね。
湿原みたいなものなのか、中にこのような小川が流れています。
でも、おそらくさっきの崖の辺りが一番高いところっぽいんですけど、どこから水が流れてくるんでしょうね~
お約束の記念撮影…を撮るお嬢さん。
ということで、予定通り先ほどの地図で言うところの(F)の場所まで降りてきました。
こちらには、ちゃんと花の説明もあるんですね。
バリバリタイ語ですが。
バスで登っていた時にあった看板。
ทุ่งดอกกระเจียว(Krajiao Flower Field)って書いてあったんですね。
では、予定通り?道を下って、途中にあった岩がいっぱいあったところに向かいましょう。
同じことを考える人が他にもいるので悩むこともありません。
あ、トラックの荷台に人が乗っている!
バスだけではピストン輸送が間に合わないぐらい人が押しかけてきているのかな?
トラックじゃなくてよかったよ~
ということで、直ぐに到着です。
ええっと…
ラーンヒンノー(ลานหินหน่อ)っていうんですね。
ラーンは100万、ヒンは石、ノーは…この場合筍でいいのかな?
100万の石筍って意味ってことでしょうかね。
全景です。
う~ん、100万どころか1万も無さそうな感じですけど。
手前を流れる小川。
で、これの向こうが石エリアになっています。
周りには、まだまだグラジアオの花が咲いています。
でも、上に比べると密度が減ってきていますね。
(ここより下は咲いていませんでした)
ということで、石の近くまでやってまいりました。
表面に浸食の跡は見られますが、意外に普通ですかね?
少なくとも、プープラバート歴史公園、プーパーテープ、サオチャリアンなどの、他の有名奇岩群に比べると見劣りしちゃいますかね。
一応パノラマで…
ということで、ひっきりなしに通るバスを捕まえて、麓に戻りましょう。
ああ、この子はバスのガイドさん。
こんな子供がやってるのね。
ボランティアとかでしょうか。
ちなみに、後で見つけた地図。
こっちの方が距離が書いてあって分かりやすい…
あ~っ!
ワールドカップ岩、見られていないよ!
この地図からすると、グラジアオ平原(なんかFFみたい)に向かうところでさらに先に進んだところにあったっぽいですね。
平原地図には載っていなかったので気づきませんでした…
まあ、あの霧の状況では見られたかどうか怪しいですけどね。
Jul./'17
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
ガッツリ霧がかかっていて良く見えませんでしたが…
おそらく晴れていれば素晴らしい景色が見れるんでしょうね。
結構な標高があるようで、下界に比べて涼しいですし、見どころも点在しており、それらもお互いにそんなに距離が離れていないので、なんちゃってハイキング気分で周れそうです。
ただ、おそらくこのグラジアオの花の季節に来ると、景色の方はあまり期待できないと思います。
景色を見るか、花を見るか割り切ってきた方がよさそうですね。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
15°38'47.72" N
101°23'08.06" E
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