大仏だけ寺から、さらに西に進んだ、小さな山の麓にやってきました。
この辺に目的のお寺が…ああ、ここを左に入ったところのようですね。
名前は、ワットパープッターラーム(タムサティ)(วัดป่าพุทธาราม(ถ้ำสติ))というのかな?
なんかGoogleMapの表記と違いますが、まあこっちが正しいんでしょう。

ええっと…
ここみたいなんですが、お寺と言うより、瞑想所みたいな感じなのかな?

まあ、とりあえず、このほぼ唯一かつ最大の建物をのぞいてみますか。
ええっと…
メインは洞窟のはずなんで、こちらは簡易のタンブーン所なのかな?
結構広くて、天井も高く、壁も2面がほぼないので、大変明るくて開放的です。
ワンちゃんは…
ほっ、なかなか友好的で良かったよ~

寄付クレクレ骸骨君。
さすがにギミックは搭載されてなさそうな感じ。

で、その横のたまたま。
この数だと、結界石じゃないよね、きっと。
とりあえず、10万バーツ寄付しろってこと?
(ヾノ・∀・`)ムリムリ

で、その、たまたまの奥には、なかなか見事な絵が掲げられています。
中央のヴィシュヌ神だけ、妙にリアル…
って、あああ~っ!!

地獄や!
まあ、これだけなんですが。

ヴィシュヌ神から解放されたガルーダ様。
子分をはべらせて、良い身分ですな~
で、こちらが奥にあるタンブーン場。

き…

キングギドラ!

では、改めて、本丸である洞窟の方に向かうとしますか。

洞窟に向かう階段のナーガ君。
なかなかきらびやかですが…

この虹色タイル、いろいろなところで見るけど、結構流行っているのかな?

あっ、閉まってる…
と思ってよく読んだら、เปิด(OPEN)って書いてあったよ。
つ~か、いつも思うんだけど、เปิด(OPEN)ปิด(CLOSE)のスペルが似すぎなんやって!
まぎらわしいよ…

ということで、洞窟に侵入~
あ、さっきのおねーさん、さすがにスカートが短すぎたようですな。
って、通れないよ…
おねーさんのスカート装着を待って、内部にやってきました。

内部は、なかなか広いですね~
そして、床は白いタイル張りで、水でベタベタもしていないし…
うれしい限りです。
裸足だし。

それで、これが(個人的)見どころの1つの、洞窟壁画です。
まあ、明らかに新しそうなところは、さらっとスルーしましょう。

ええっと…
これだけ?
せっかくだから、入滅までしっかり描こうよ~

で、その壁画の反対側の小さな祠には、坐像がありますね。

波っ!!
いや、なんか気を放っているような印相だったんで…
それより、これもしかして、この穴も含めて、ここの洞窟の壁をそのまま削り出して作ったってこと?
小さいと思ったけど、なかなか凄いじゃん。

そうやって見ていると、なんか神々しく見えてきましたよ。
あ、プレート発見。
スペック等が書かれているようですが…
まあ、そんなのどうでも良いですよね。

上半身のアップ。
なんとなく東南アジア系の顔になっているのは、タイ仏教の最新の解釈なのかな?
『実は仏陀はタイ人だった!!』とか…なわけないね。

さて、洞窟の奥の方をチェックしないとね。
これは、まあ身代わり坐像ですね。

そして、ここが最奥部っぽいですよ。

あっ、謎の隙間発見。
さすがに通り抜けは厳しそうです。

では改めまして、最奥部を…

一番偉いのは、こちらの涅槃仏ってことでしょうか。

あ、こんな上にも立像が隠れてましたよ。
そして、さっきのおねーちゃんを含めて、タイ人は熱心にお参りを…
いや、私もしますけど、『熱心』ではありませんからね。
でも、今は水が垂れて来ていないので、成長もしていないってことなんでしょう。
…もしかして、雨期は水が垂れてくるのかな?
ま、いっか。
そろそろ戻るとしましょう。

って、あれ?
出口の天井、なんか装飾がほどこされているよ。
洞窟なのに。

もう少し、面白いテーマとかだと良かったな~

この辺りだけ、少し仏教関係の像がくっついていましたが、まあこんなもんですね。

一応、上から見た階段ナーガさん。
こんなぐらいにクネクネ捻じれてました。

May/'19
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
洞窟、お堂?ともに、それなりに見どころはありました。
でも…
もうちょっと上乗せが欲しいところです。
上記にも書いたように、洞窟の壁全面に、仏陀の生涯の絵を描くとか、壁を掘って作った仏像をもっとたくさん作るとか、地獄絵をもっと充実させるとか…
それでも、まあこの手のものに興味がある方なら、それなりに楽しめますよ、きっと。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
13°42'07.0" N
99°45'33.4" E
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