国境からバンコク方面に戻るのですが…
既に日は傾き始めているけど、もう一ケ所よるみたいです。ああ、目的のものが見えてきたようですね。
見ての通り、ダムですよ。
ロックフィル式のダムの堤の上部には、デカデカと、”VAJIRALONGKORN DAM”の文字が…
名前の通り、ここは新国王陛下の名前を冠したダムなんですね。
でも…タイ文字の英語表記って、なんで統一性ないんでしょうかね。
私の感覚では、WACHIRARONKRONなんですけど…
このダムは治水用途もあると思いますが、発電用ダムでもあるようで、このような送電線なんかもばっちりあります。
ちなみに、日が傾いている割に妙に青いのは、バスの窓ガラスの遮光フィルムを通して撮った写真だからです。
ということで、改めて…
ここはワチラロンコンダム(เขื่อนวชิราลงกรณ)という、タイでも最大級(だと思う)のダムです。
ちなみに、昔はカオレームダム(Khao Laem Dam เขื่อนขาแหลม)という名前でしたが、故あって改名したらしいです。
こうしてみると、かなりの大きさですね。
堤の長さは、1019mだそうです。
う~ん、間近で見ると高いですね~
堤高は92m…
プミポンダムの154mに比べれば低いですが、約8割のダムの堤高が30m以下という、タイの事情を考えると、圧倒的な高さです。
しかし…
この92mを歩いて登らなくちゃいけないの~
げっそり。
でも、階段は最初だけで、途中からはこのような緩い坂道なので、そこまでは体力消耗しませんでしたが…
それならバスで送ってくれればいいのに~
緩やかな分歩く距離は長いわけで、しかも夕方とは言え日差しがキツイ…
ダム下流の風景。
ああ、なんとか日陰のエリアに入れましたよ。
ずっと日向じゃ干物になっちゃいますからね。
ようやく堤の上に到着です。
恐らく絶好の記念撮影、自撮りポイントなんでしょうが、なんせタイ人観光客が一組もいない…
おかげさまで、警備している人以外誰もいない状態で撮り放題。
…人気ないのかな?
ダム湖の左端です。
登っているときから見えていた、崖のような石灰岩の山を利用しているので、このような感じになっています。
真ん中ぐらいかな?
ぶっちゃけ、今見えているのは、湖全体の1%程度(多分)だと思います。
他のダムもそうなんですが、日本のダム湖と違い、えらく奥で枝分かれしています。
右側とダムの堤です。
で、堤の上と、さっき登ってきた坂…
と、バラバラでは良くわかりませんよね。
全部は写りませんでしたが、パノラマ写真でもう一度。
景色はこんな感じです。
左端には、このようなボートが停泊する場所がありますが…
これ、観光用ではなさそうですね。
この堤の近辺には、水遊びやお食事処はなさそうです。
だから、タイ人がほとんど来ないんですね、きっと。
ダムの上から、下流の方を眺めてみました。
う~ん、高さがあるだけあって、景色は良いですね~
で、当然ですが登ってきたからには、戻るには降りていく必要があるわけで…
まあ、下りは楽ですけどね。
でも、日向はやっぱ暑い暑い…
ああ、駐車場にあった紅葉。
Jan./'17
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
ダム自体は素晴らしいです!
ダム好きなら、迷わず押さえておいていいと思います。
ただ、そうでない人には、ダムを見る以外に何もすることが無いので…
周りもあまり遊ぶところも無さそうですし、タイ人に「行こう」と言っても、あまりいい顔しないかもしれません。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
14°47'57.90" N
98°35'48.26" E
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