スパンブリ市街にやってきました。
本当はスパンブリ西部に向かいたかったんですが、雨がぱらぱらと降ってきたんで…幸いすぐにやんだのですが、まあ、また降られても困るので、すぐにホテルに逃げ込める近場をうろうろすることに。
で、やってきたのがこちらのお寺、ワットケー(วัดแค)。
いきなり正面の建物付近が工事中でがっかりですが、結構たくさんの人が集まってきているようです。
とりあえず右手から攻めていくとしましょう。
とりあえず最初はこちらのお堂。
へ~木造建築なんですね。
中は狭いですが、そこに仏像やらが並んでいて、金箔ベタベタ、タイ人の信仰心をガッツリ受け止めています。
ところでこのおねーさん、かわいい。
おねーさんもご多分に漏れず金箔プレイですよ。
奥の2体はこんな奴らです。
誰でしょうね?
端の人は、なんか剣一杯差してるし…
(まあ、正体は後で判明するんですけど)
ちなみに端から全体を眺めたところです。
この部屋、奥行きが全然ないので、入った位置からだと全体が写らなかったんですよ。
反対側の2体。
これは、ハヌマーンとか??
で、奥の間には涅槃仏もいましたよ。
でも小さいからか、面倒くさいからか、それとも金箔プレイ禁止?だからなのか、タイ人こっちには寄り付きませんね。
こちらの東屋は何でしょうね。
ああ、仏足石でしたか。
ん?
なんか奥に、柵に囲まれたエリアがありますね。
ええっと…
クムクンペーン…
ああ、そういえばスパンブリってクンチャーンクンペーン物語の聖地?でしたね。
(クンチャーンクンペーン物語の詳しい話は、こちらのサイトが詳しいです。というか私はこれ以上の事はほとんど知りません)
こっちにもクムクンペーンの文字が…
全然クンチャーンの名前出てこないね。
こちらは見取り図。
とりあえず北の矢印のところが現在位置の様です。
とりあえず反時計回りに進んでみましょう。
と、とりあえず目の前に現れるのは、こちらの巨大な木。
さっきの地図によると、樹齢1000年のタマリンドの木のようです。
一応説明書き。
細かいことは分かりませんが、胴回りが9.5m…
ってことぐらいは何とか。
雨が心配ですし、先を急ぎましょう。
謎のお坊さんエリアを進んでいくと…
ああ、いかにもな建物が現れましたね。
なんか書いてありますが…
良くわかりませんよ。
まだまだ修行が足りません。
とりあえず正面視。
立ちはだかっている人がいますね。
で、誰?
って、ああ、クンペーンさんでしたか。
そういえば、最初に、背中に剣を背負っていた人いましたけど、あれもクンペーンさんだったってことね。
まあ、この建物がメインのパビリオンの様ですし、とりあえず入って見ましょう。
内部はあたりまえなんですが、アユタヤのクンペーンハウスとほぼ同じ雰囲気のなイメージです。
で、その周りの小部屋が展示ブースになっています。
でも…
実在の人物とかじゃないから、遺物とかあるわけないのにね。
映画で使った小物とか?日本でも一緒か。
あ、展示パネルが並んでいますね。
クンペーンさんと…
ラントーンさん。
所謂三角関係の原因の人ですね。
で、クンチャーンさんはないの?
他にも説明書きが多数飾られていますが…
とにかくタイ語なので全く分かりません!
あ、書き割りコーナー発見。
ええっと…
クンペーンと、ピムピラーラーイ…
ああ、先ほどのラントーンさんの幼名だそうで。
こちらもピムピラーラーイさん…
クンチャーンは無視かよ!
って、ここまでまともにクンチャーン出てこないんですが、よっぽど扱い悪いんですね。
まあ、先ほどの説明書きにはさすがに名前も出てましたけど。
ん?
こっちの奥は何でしょうか…
ああ。
子宝奉納部屋でしたか。
クンペーンと何の関係があるんでしょうかね。
クンペーンが、いわゆるタイのドン・ファンだから、それにあやかって…
みたいな感じなんでしょうか。
まあ、よくわかりませんね~
こっちの小部屋は…
ああ、Kitchenですか。
書いてあるし。
こっちは…
まあ、きっと寝室なんでしょうね。
こんな感じに、当時はこんな感じだったのだろうな~的な展示で構成されているわけですね。
しょせん物語の人物ですし。
と、これで建物の方は終わりです。
で、その先は…
まあ、地図に載ってましたが、ターチン川が流れています。
う~ん、のどかですね~
そんな中でも、人が集まる川岸には、放流タンブーンありですね!
よくこんなに買い集めてくるよね~キモっ!
ん?
ここからは塑像ゾーンに突入ですか。
でも、この人誰?
う~ん…
これ、ただのスパンブリの偉い人達?
で、その先が最後の直線コースです。
こんな感じのが並んでいますが、1つづつのぞいてみますか。
のぞくだけですよ。
1つ目は…
ああ、クンペーンさんですか。
上に書いてあるし。
2つ目…
ん?
メインが無い?けど、何奉ってあるのかな?
3つ目…
う~ん、ラントーンさんなのかな~
さっきまでの絵も含め、みんな違うんで良くわかんないですね。
4つ目…
アーチャーンコンって、えらいお坊さんの名前?
というか、法則性が分からん…
最後に、1000年マンダリンをもう一度。
確かにすごいっちゃ、すごいですよね。
あ、クンチャーンクンペーン物語の本を模したオブジェだ。
なかなかデカくて、結構頑張っていますね~
と、思ったら…
これ、インクジェットプリンターで出力したものを貼ってあるだけじゃん。
いや、写真がピンボケなわけではないですよ。
表面の水垢等はしっかり写ってますからね!
さて、クンペーンエリアも終わったんで、他のところものぞきに行きましょう。
まずはこちらの…
あ、本堂じゃん。
中はこんな感じで…
そんなに派手な感じは受けませんね。
ご本尊様も、まあ特に特徴も無さそうな普通のお方です。
ちょっと気になるのは壁画の方でしょうか。
えらく独特なタッチで描かれています。
これ、わざとやってるよね。
でもなかなか面白いです。
あ、こっちは絵師が違うんだ。
えらく躍動感、遠近感があって…
まったく方向性違いますよ。
こっちのお堂はどうでしょう…
狭っ!
これは入口上の壁画です。
センターを務めるプラメートラニー様と、それを上から覗き見している仏陀。
で、邪魔しにくる魔王軍の右翼側。
左翼側。
なんか絵がコミカルで面白くないですか?
というか、邪魔じゃなくて殺すつもりならもっとやり方もあるだろうにね~
魔王軍も殺生禁止?
先に進みましょう。
なんか、お寺に似合わない建物があるんですが…
えええ?
境内に喫茶店っすか!
まあ、確かにこのお寺人気あるようですし、喫茶店の雰囲気良いですし、アリかも。
池には錦鯉が優雅に泳いでおり、周りも緑に覆われていて、ゆっくり休憩したくなりますよ。
側の人口滝では、弥勒さんも滝に打たれながら休憩してますしね。
…っと、ここからが本番でした。
私はこれを見たかったんですよ。
巨大蜂。
なんかいろいろ説明書きが書かれているようですが、要は見た目が面白ければいいんですよ。
斜め前から。
人が写ってるんで、でかさも伝わると思いますがかなりデカいです。
こんな蜂が実際にコロニーレベルで存在したら、全人類狩り尽されそう…
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
で、そんな恐ろしい蜂にライドしているお坊さん…
どれだけエロ…偉い人なんでしょう。
頭部分。
大露羅関でも一口で真っ二つにされそうな大あごですよ。
(大露羅関が分からない方はググってください)
金箔がちょうど複眼の模様っぽく、さらに蜂の黄色のイメージに溶け込んでいます。
足もかなりリアルに再現されているようです。
損所そこらのなんちゃってコンクリ像とはレベルが段違いですよ。
3色の紐なければいいのに…
スペース無い中で、出来るだけ真横に近い位置からパノラマしてみました。
一応全体はこんな感じです。
どうです?
『あっ、この人食われる!』みたいじゃないですかね。
でも、なぜかタイ人達は熱心にこの蜂…か、お坊さんのどちらかに対してお祈りしています。
このお寺の中で、一番タイ人集まってきていません?
まあいいや。
このかっこいい木を抜けて帰りますか。
あ、中に仏像があったんですね。
なんともシンメトリカルなレイアウトですが、仏像が先なのか、木の方が先なのか…
どっちなんでしょう。
どうでもいっか。
仏像さんもそんな雰囲気ですし。
Sep./'17
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
メインは蜂とクムクンペーン広場ですね。
もちろん興味がない人には全く持って面白くないかと思いますが、どちらかに興味のある方ならそれなりにお楽しみになれるかと…
両方興味がある方は、まあぜひ来てみてください。
個人的には蜂の方が強烈でした。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
14°29'14.79" N
100°07'02.89" E
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