先回のサラブリ、ロッブリ訪問から2週間後…
リベンジを果たしに、再度サラブリの、ケーンコーイの街にやってまいりました。ここは、国鉄東北本線と、そのバイパス線が分岐する、ジャンクション駅があるところです。
なので、街もそれなりに大きく、にぎやかです。
その分街中は渋滞もしますけどね。
ああ、この写真の右端の茶色いのは、ホテルみたいです。
で、駅前から歩いて500mほどで、その名もワットケーンコーイに到着(วัดแก่งคอย)です。
門を潜るとこんな感じで、ボチボチ車も止まっています。
というか、ひとつ前の写真にも、門の脇にモタサイのあんちゃん達も写っているぐらいには、このお寺は街では重要なお寺っぽいですね。
とりあえず、入って左手にあった中華風のお堂をのぞいていましょう。
手前ではなんか知りませんが、お坊さんの写真を対象に、みなさんタンブーンにいそしんでいます。
ちょっと変わっていますが、タイでも畳あるんですね~
って、これタイルですか。
入口の柱。
派手な色を使っている割に、地味なイメージがぬぐえないのは、艶が無いからかな?
中では、お坊さんが説法中…
まあ、たいした物なさそうですし、お暇しますか。
その、中華風お堂の正面には、なんか爆弾の形のモニュメントがあります。
なんでしょうね?(もちろん知っててここに来たんですけど)
でも、この不気味な化け物が、行く手を阻んできます。
え?これ、ナーガ?
植物伸び放題で、手入れしていないだけってことですか。
おかげさまで、ナーガ君の間に看板があるのですが、両端が隠れて読めませんね。
アヌッサワリープープラソップパイターンアーカ―…??危険な体験をした人の記念碑?
ソンクラームローククランティーソーン…第2次世界大戦?
…良く読めません。
まずは、黄色い建物の横に置いてあった機関車。
これ、本物なのかな~
なんか小さいけど。
で、問題の?爆弾の形のモニュメント。
まあ、第2次大戦時の本物(ガワだけ)なんでしょうね。
え~っと、萬人墓…
下のタイ語は…
あ、さっきの入り口と同じ、アヌッサワリープープラソップパイターンアーカ―トソンクラームローククランティーソーン。
ああ、第2次世界大戦中に戦災にあった人の慰霊碑ってことすかね。
で、こっちは…
日本人移民之碑?
アップ。
って、分かんないですよね。
下の説明文はこんな感じです。
カタカナ交じりで、大変読みにくいので、細かい内容は各自で確認お願いします。
簡単に言うと、明治時代の、第一回移民18名が移民としてシャム国に来て、農業→バンコクコラート鉄道建設と従事するも、マラリヤに冒され全員亡くなられたことについての慰霊碑ってことみたいです。
つまり、隣の爆弾の碑とは全く関係ないってことですね。
一応裏側。
下のタイ語は、長くて読む気もしませんが、おそらく表の日本文のタイ語訳なんでしょう。
18とかいう数字とかも出てきますし。
親切に、境内に行先案内板があるんですね。
でも…
BOMBS WORLD WAR LLの、LLってなんでしょうね。
タイ語だと…
この、頭のルークは、助数詞かな?
ということは、世界大戦の爆弾…LLの意味見当たりませんね。
もしかして、Ⅱ?
さて、こんな微妙な色の仏像を横目に進んでいくと…
白い仏塔が見えてきます。
手前の祠には、弥勒様ですかね?
が、安置されています。
しかし…
おそらく目をつぶっているところだと思うのですが、この顔の輪郭と、このアーモンド形の目を見ると、どうしても『グレイ』を思い浮かべちゃいますよね。
で、仏塔ですが、きれいな白に、金色のワンポイントが映えて、きれいに見えますね。
まあ、青い空のおかげもあるかもしれませんけど。
中は…
なんかごちゃごちゃした感じですが…
とりあえず、中央に厨子っぽいのがあって、その中に、仏陀が4方向を向いて座っています。
で、壁一面には、こんな感じに、これでもかと言うぐらい仏陀の生涯の絵が描かれています。
シームレスでは無いですが、境目のない、パターンみたいな絵の並びが、ちょっとかっこいいかも。
絵も、まあまあですし。
仏塔の先には、なんか石で造られた案内板がありますね。
プラプッタ…
まあ、良くわかりませんが、とりあえず目の前の建物に入ってみますか。
あ、涅槃仏様ですね。
なんか、デカく感じますが…
枕も低くて、窮屈な姿勢を取っているにも関わらず、接触しそうなぐらい天井が低いからそう感じるみたいです。
どちらかと言うと、リアルタイプのようで、足の形や角度とかにこだわりがある模様です。
上半身はこんな感じ。
この手の形って、実際やろうとすると結構筋が伸びて、長い間やってられない気がします。
ところで…
なんでこんなに乳首立っているんでしょうね。
左胸の方、服着ているはずでしょ。
ご尊顔は、なかなかに凛々しくて、仏女の方にも受けそうな感じです。
頭の上には、極太の木の絵がありますが、やっぱり沙羅双樹ですかね。
涅槃のシーンですし。
ところで…
トッケー発見。
ところで、トッケーって、トッケイとか書いたりしますが、タイ語だとตุ๊กแก…
トゥッ(ク)ケーなんですね。
こちらが、今いた涅槃仏堂。
涅槃仏様の大きさは、18m程度って感じですかね。
で、ちょっと引くと、なぜかそこには天上天下君がいます。
ただ、おかあちゃんとははぐれてしまったようで…
で、その先には、パーサック川が流れています。
これをさかのぼっていくと、例のパーサックチョンラシットダムにたどり着くって感じですね。
ところで、すぐ横に、このような謎ゲートがあります。
遊歩道?があるとはいえ、目の前はパーサック川が流れていて…
誰の為の、何のためのゲートなんでしょうね。
あ、禿タカ発見。
Sep./'16
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
見どころは、1に日本人関係モニュメント、2に涅槃仏、3が仏塔内外って感じですか。
といっても、それぞれそれほどすごいものでは無いですし、それぞれに造詣の深い、興味のある方じゃないと、なかなか楽しめないかもしれません。
メリットは…
もちろん、交通の便の良さ。
なんせ、タイ東北線の汽車は、SuperExpressでも、すべてここに止まりますからね。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
14°35'24.83" N
101°00'23.10" E
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