バーンカールン古代都市から、さらに南西に30kmほどのところまでやってきました。
もうそこはミャンマーとの国境近く、ってことはありませんが、スパンブリ県との県境の近くの、山に囲まれたこのど田舎に…ああ、見えてきましたね。
ワットタムカオウォン(วัดถ้ำเขาวง)は、ここから左に入ったところの様です。

このワットタムカオウォンの敷地の中は、石灰岩の切り立った崖の脇ってのもあるとは思いますが、こんな感じに鬱蒼としたジャングルっぽい雰囲気になっています。
もちろん、これはわざとこういうイメージにしており、そのところどころに木造の建物が配されているといった感じみたいです。

入口近くのこの建物は…
実際にはのぞきましたが、何もなかったのでここでは割愛。

とにかく奥に奥に進んでいきましょう。

おや?
さっきまでの木造の建物と違って、洞窟風の建造物が現れましたね。

もちろん先に行くには、ここを抜けていく必要があるみたいです。

でも脇に何かありそうなので、少しだけ覗いていきましょう。

ああ…
手ブレしまくってますが、ただのタンブーンポイントでした。

で、洞窟を通り抜けると見えるのがこの光景。
池の先のあの建物、見た事ある方も多いかと思います。
あれ、一時期評判になりましたし、同好の士の方々がいろいろブログなどに写真アップしてましたからね~
来てみたかったんですよ。

まだ朝早くて逆光なのが残念ですが…
というかこの建物、山の北側に建っているので、基本的に逆光になるのでは?
ああ、そういえばタイは夏というか夏至近くなると、日中太陽が北側にずれて影が南向きになるから順光になっていいのかな?
今の時期はダメってことですね。
涼しくていいんですけど。

ちなみに建物の前にはこのような池があり、いろいろ散策できるようになっているようですが…
そっちは興味ないんでスルーしましょう。

ということで、ようやく建物の前までやってきました。
とりあえず入ってみましょう。

う~ん、どうもここから登れるみたいですね。
入口かな?

登った先は、こんな感じにテラスになっています。
で、ここから建物の中に行けるみたいです。

ちなみに、テラスからの眺め。
まあ高さも無いですし、木々が邪魔なのは致し方ないですね。

あの先が建物の中…
というか、下なのかな?

ようやく建物内部に侵入しましたよ。
ちょっとイメージと違い、床は石畳なんですね。
でも、柱の感じからすると上の階は軽量化必須みたいだし、きっと木製なんでしょうね。

こちらがご本尊様?
なんか、ここだけ飾り立てていますね。

ああ、仏足石でしたか。
自然の石を削って作ってあるんですね。
これ、最初からあったんでしょうか。
それとも、やっぱり持ち込み?

ちなみに、奥にはこんなのや…

こんなのもありましたよ。
さすがワット…お寺ですしね。

それで…
上にはどうやって行くんでしょうね?
目の前のこの階段は、思いっきり植木鉢でとおせんぼされちゃってますし。

2階はすぐ目の前なのに…

ということで、一旦外に出ましょう。
で、別の入り口を探すことに。

あ、裏手に階段ありますね。

なんかここから行けそうな感じです。

入口発見!
これより突入します。

おお!
中はやっぱり木造一辺倒になりましたね。
さすがにコンクリートとか石とかを、下の細い木の柱だけで支えるのは厳しいですからね~

この階には、こんなのや…

あんなのなんかが安置されています。

で、こちらから外に出られるみたいですね。

テラスはこんな感じ。
さすがに雨風にさらされる床は、タイル張りなんですね。

眼下の景色はこんな感じです。
さっきよりは見晴らし良くなりましたかね?
でも、まだ屋根や木が気になりますね。

それで…
もうひとつ上の階にはどうやって行くのかな?

ああ、さっきの階段のところから上に行けるんですね。
え?4階?
つまり、最初の階が2階で、その床下…
まともなスペースじゃなかったと思いますが、それが1階だったということですか。

ということで、最上階…
4階に到着です。

こちらも内部は床も壁も木で構成されていますね。

で、窓の上には、こんな感じのステンドグラスっぽいものが設置されています。
まあ、絵は見覚えのあるプリント物のようですけど。

で、この階にあった仏像です。
これがこのお寺のご本尊様ってことですかね。
ちっとも参拝客集まってこないですが…
どういうことでしょう。

この階はテラスが無いので、窓から外の景色を…
さすがにさっきよりもさらに見晴らしが良くなりましたね。
ついでに、時間も経過し、太陽の光も強くなった感じがします。

しかし…
天井のこの適当さはもう少し何とかならないものでしょうかね~

ところで、さっきの階段のところから、山の方に進む道があるんですが…
ちなみに、入口に”洞窟への道”って書いてありました。

それなりに整備されているんですが、遠いですね~
もう、10分以上歩いた気がしますが、どれぐらい遠いんでしょうね。

え?これ道?これを進むんですか?
ということで、結構来ましたが、挫折して引き返すことに。

途中にあった穴ポコ。
さすがに看板もないし、これではないと思いますが、こんな穴がごろごろ開いているのかな?
それはそれでちょっと怖いです。

ちなみに、木造の建物の正面…
北側の景色&山。
やっぱりタイの、特にこの辺りは、こういう切り立った崖のような山ばかりですね。
崩れてきたらと思うと…
ガクブルです。

Feb./'17
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
建物のぱっと見た目はなかなかかっこいいんですが…
中は思ったほどでもありませんでしたよ。
他にこれと言ってすごい見どころもありませんし、単純に自然を楽しむようなところなのかもしれません。
ただ、その裏返しみたいなものですが…
ここに来るのが死ぬほど大変です。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
15°01'53.35" N
99°27'21.05" E
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