プラーサートフアイケーンから西に13km程の、こちらは県境のナコンラチャシマ―側なんですが…
畑の中の小さな集落の片隅に、ポツンと遺跡が建っています。一応修復整備はされているようですね。
もうちょっと近づいてみました。
南東方向から見ているのですが、正面側と言うか東門はほぼ壊滅状態のようですね。
正面…東側からの眺めです。
ほぼ基礎だけですよ。
なぜか北側だけこんな感じで壁が残っているのですが…
これ、やっぱり積み直しですよね、きっと。
南側はこんな状態なんですが、こっちの方が潔いです。
その南側…
入口から見ると向かって左手にも基礎があります。
場所的に経蔵とかでしょうか。
その経蔵のところから、中央の祠堂を見てみました。
まあ、ぼろぼろですね。
祠堂を正面から見てみました。
特に前面は余り原形を保っていない…
というか、これもやっぱり積み直しじゃない?
手前のスロープは壊れ具合からして、オリジナル…と信じたいのですが、疑い出すとキリが無いです。
入口部。
で、祠堂の中は…
裏面の偽窓の跡が見える以外は空っぽ…
と思ったら、右隅にこそっとこんなのが隠れていました。
でも、仏陀じゃないんですね。
祠堂を南西側から見てみました。
で、北西側…
まあ、どっちから見ても、そう変わりませんよね。
ところで、遺跡の北側…
入ってきたところから見ると、一番奥に看板が設置されています。
名前はプラーンバーンプラーン(ปรางค์บ้านปรางค์)と言うようですね。
なんかややこしいですが、ここにプラーンがあったから地名がバーンプラーンになって、バーンプラーンにあるプラーンだからプラーンバーンプラーン…
…鶏が先か卵が先かみたいな感じです。
で、遺跡の敷地の端には、まだまだ修復を待っていると思われるラテライトが整然と並べられています。
こっちは砂岩地帯。
でも、元の設計図も写真も資料も何もないのに、どうやって修復するつもりなんでしょうね。
やっぱり…タイ人的マイペンライ技法を用いるんでしょうか。
最後に、北西側からの、遺跡全体の眺めです。
まわりというか、奥の方はほぼ畑に囲まれているっての、伝わりますでしょうか。
のどかですね~
May./'17
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
規模的には小さめですが、まあ見られる程度ではあります。
一応形としては最低限の体裁を保っているので、クメール遺跡を見慣れていない人なら、まあ多少は楽しめるかも。
でも…
これ、基本的に基礎以外みんな積み直してない?適当に。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
14°56'32.07" N
102°36'30.32" E
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