ラムプラーイマートの町から南下すること18kmほど。
田んぼのあぜ道をひたすら走って、迷って迷って…ああ、ようやくそれっぽいところが見えてきましたね。
これ、車じゃ無理でしょ。
どうも、あのゲートの向こうに目的の遺跡があるようですね。
ちなみに名前なんですが…
ゲートにタイ語でプラーサートルアンポーなんとかとか、プラーサートトゥンヤイとか、プラーサートチャオポーセンカムとか…
いろいろタイ語で書いてあるんですけど、どの名前で検索しても何も引っかからないので、あきらめて先達の方々の表記に合わせて、クディールーシーバーンノーンタオ(กุฎีฤาษีบ้านหนองเทา)としておきます。
ゲートの脇には彫像とかが置かれていますが…
これは最近の物ですよね、きっと。
でも、その下のラテライトとかは、遺跡の瓦礫でしょうか。
その横のこの石柱も、もしかして遺跡の残骸?
落書きだらけですね。
で、あれが問題の遺跡らしいのですが…
なんか、円錐形の物体が真ん中に建っていますが、アレが祠堂?
山崩しの砂山にしか見えないけど。
入口部。
一応入口のフレームに相当するパーツとかは残っているようですね。
脇にあった、仙人が書かれた石版。
もちろんこの仙人の彫像は新しいものだと思いますが、もしかして石の方は遺跡の遺構でしょうか?
そうだとしたら、なんてことを…
こちらは、周りを囲っている塀の部分です。
しかし、えらい乱雑ですね~
学芸員でもなんでもない人が、適当に並べたのでしょうか。
で、こちらが先ほどの砂の山。
実際には砂ではなさそうですが、土だかモルタルだかを塗りたくったんでしょうかね?
入口向かって左手には、またまた仙人の彫像がありますね。
乗り物の虎とともに、目が赤く輝いています…怖い。
の土台部とか、手前のタンブーンの跡の下の石は、やっぱり貴重な遺跡のパーツでしょうか。
向かって右側には、黒く塗られた仏陀の彫像があります。
そういえば、ゲート脇にも黒塗りの彫像がありましたけど、なんなのでしょうね。
で、肝心の内部なんですが…
なぜか柵が設置されて、中に入れないようになっています。
何か貴重な物でも置いてあるのかな?
ということで、隙間からのぞかせていただきましょう。
なんか、中央の祭壇に2つの写真が飾られていますが、誰でしょうか。
劣化したのかぼやけていて、顔なのかお面とかマスクをかぶっているのかすら判別できない状態です。
ただ、どうも同じ人っぽいですがね。
それより、その祭壇部ですが、まぐさ石みたいなレリーフが施されていますね。
出来がしょぼいんで、誰かがそれっぽく作っただけだと思いますが…
オリジナルってことはないですよね?
ああ、近くにこんな祠もありましたが…
全然クメール遺跡関係ないし。
May./'17
☆☆☆☆☆:行く価値なし(私の主観です)。
クメール遺跡としては、ぶっちゃけ原形をとどめていないどころか、改悪されている感じで、とても見るに堪えない状態です。
タイ王国文化省芸術局考古部の学芸員はなにやってんの!
ということで、クメール遺跡全制覇を目指している人とか、クメール遺跡なら欠片だけでも萌えられるような人以外は、来る必要なさそうです。
交通の便も最悪ですしね。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
14°51'32.21" N
102°48'35.95" E
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