ナコンナヨック県の南部、ちょうどプラチンブリ県との県境近くに、このような観音様ロードが800mほど続いています。
この両側の圧倒的な観音様の物量だけでも、かなりすごいんですが(呆れる方かな?)、その先には、中華寺が建っています。
名前はプットサパーンジーテークリム(พุทธสถาน จีเต็กลิ้ม)といいます。
ジーテークリムは多分固有名詞で、プットサパーンは…仏陀の場所?なんて訳していいのか分かりませんが、厳密にはお寺じゃないのかな?
屋根の上の装飾なんかも、結構凝っていますね~
でも…まだ入口入っていないんですよね。
とりあえず入りますか。
正面(西側)の右手には、ずらっと…
今度は仏陀が並んでいますね。
で、その奥に凄そうなものも見えていますが、まあ楽しみは後に取っておきましょう。
とりあえず右手には…
なんか、大仏みたいなものを作っているようですね。
この足場とかの感じからすると、完成時には25mぐらいになりそうですね。
横では、各パーツの準備も行われているようですが…
何になるんでしょうね。
やっぱ大仏かな?
※最後の寸評のところに答えがあります。
で、左手側…
大仏建設予定地の正面側(南側)には、外からも見えていましたが、金色の柱があり、その奥に、中華風の建物とかもあるようです。
向うの方から、時計回りにぐるっと周ってみましょう。
こっちにも仏陀ロードがあるのですが(写真撮り忘れた…後で後半部の写真に出てきます)、そのところどころにポイントが散らばっている模様。
ここは、釈迦の出家の様子のお堂かな?
なんか女っぽい…
って、まさかこれ、プラメートラニー様?
なんで、こんな中途半端なところにあるんでしょう。
水場もないし。
で、この南エリアで一番大きそうな建物がこちら。
手前の垂れ幕には、ええっと…
ジーテークリム財団とか、プットサパーンジーテークリムとかいろいろ書いてありますが…
かっこの中にはイー観音?って書いてあります。
写真の太った子供がそれなのかな?
(”イー”はイーシップ…20のイーと同じスペル。でも意味違うんだろうな~)
ここが建物の入り口のようです。
なんか、中華寺にしては地味ですね…
入口横の絵。
この不気味なのは、何でしょうかね。
これでも神様?
内部はこんな感じ。
思ったよりも狭いです。
正面には…なんか子供っぽい、太った人がいますが、さっきの写真とはちょっと違うようですね。
モチーフは一緒なのかな?
土台にはプララーフー様も配されています。
アップ。
プララーフー様、デザインかと思ったら、金箔べたべたでこの色なんですね。
上のお子様は…ちょっとカメレオン顔?
で、そのお子様の裏側には、さらに奥に行く通路があります。
多賽天王宮?ググっても引っかかりませんね。
まあ、入ってみますか。
先ほどと打って変わって、なかなか広い空間があり、その中央に…
例の写真の、太った子供と同じ形の像があります。
しかも2体。
微妙な違いはあれども、モチーフは同じみたいです。
手前のやつ。
こちらは石を削って作ってあるみたいですね。
で、後ろのお方。
なんで怒っているのかな?
というか、この人誰?
で、この部屋の周りの壁一面には、この様にかまぼこ型の窓が無数にあります。
良くあるのは、これ全部がお墓だったり、仏像が入っていたりなんですが…
みんな太った子供ですか!
こだわってますね~
さて、建物の前の、仏陀ロードを、さらに西に向かって進んでいきましょう。
お、右手になかなかデカい観音様がいますね。
池の真ん中の島に立っているようで、あの橋を渡って行く必要があるみたいです。
こちらが観音様。
まあ、15mぐらいってところですか?
(超適当)
取り巻きの子供…
血まみれじゃん。
こちらは、仏陀ロード左手側。
狛犬ライドのこのおっさん、唐笠持ってますが、誰?
ネズミ…リス?鳥?犬…
まあ、謎生き物です。
これだけきっちり作っているからには、調べもせずに、適当に作ったなんてことはないでしょう、きっと。
奥にあったミニチュア模型。
この施設ではなさそうですが…
どこだろう?
で、敷地の最奥…西の奥にあるのが、こちらの本殿?(ということにしておきましょう)
小さいキリンが並んでいますが、それを束ねるのが…
こちらのキリンライドのおっさん。
誰?
こう考えると、古代中国の神話、全然わかっていないってことですね。
で、その後ろの壁にはドラゴンが描かれていて…
その横の屋根上にも、かわいらしいレリーフが描かれています。
猫みたいなやつ、もしかして虎?
体高が人間の身長と同じぐらいの虎なんかにあった日には…
((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
で、その上には、このように赤かったり、白かったり、青かったりと、顔色が悪い人たちが並んでおり、その後ろに…
さっきの太った子供がいますね。
そういえば彼、今(2018年時点)でGoogleMapとかで調べると、カラーに色付けし直されたっぽいですね。
ここの建物が最奥部になります。
その入り口の両脇には、鬼か武人かわかりませんが、侵入者をにらみつけています。
ん?牙生えてますね…
というか、目が逝っちゃってます。
こちらも…
あれ、こちらは口閉じてるんですね。
もしかして、阿形吽形の元なのかな?
内部は…
まさかの普通の弥勒様。
手前の箱の、福田銀行って何?
下のタイ語はタナカーンブン…徳銀行?ちょっと違いますかね。
その後ろも、仏陀と観音様…
今までのとんがった像達は何だったんでしょうね…
さて、その本殿の正面には、このような広い広場があります。
真ん中のは、陰陽のマークですね。
さすが中華系なお寺です。
で、その奥に、三蔵法師御一行様が待っていてくれています。
孫悟空が一番大きいのは、西遊記の中の人気度によるものでしょうか、それともハヌマーンとして扱われているからでしょうか…
猪八戒…
ただの豚ですね。
飛べないし。
沙悟浄…
ただのひげジジイ…
というか、沙悟浄=河童ってのは、日本の発想みたいですね。
そもそも中国に河童いないし。
三蔵法師…は普通ですね。
でも、馬の方、目が逝っちゃってます。
血管も浮き出ていますし、ヤクでもキメちゃってるんでしょうか。
で、一番大きな孫悟空は…
猿ですね。
それ以外の何にも見えません。
ああ、頭に飛び出た毛だけを見て思い出すのが、愛・地球博のキッコロなのは、私が愛知県の人だからでしょうね。
で、最後の大物がこちら。
デカい!
頭だけで10mぐらいありそうです。
頭しかないですけど。
首のところの断面とか見る限り、最初からこの状態で作ったのではなく、どこかから持ってきたのか、ここに置いてあるのは仮で、後で別のところに持っていくとか…
もしかして、さっきの作りかけの大仏の頭?
Mar./'16
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
800m級の観音ロードだけでも圧巻です。
他にも、巨大な頭とか、作りかけ大仏とか、それ以外にも見どころたくさんです。
ああ、その作りかけ大仏なんですが、現在登録されている、GoogleMap上の写真を見ている感じ、どうも例の太った子供になるっぽいですね。
結局それがなんなのか分かりませんが。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
14°01'36.68" N
101°10'35.38" E
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