アユタヤ旧市街地から、西に向かって約10kmほどのところにワットピクンソンカン(วัดพิกุลโสณคันธ์)というお寺があります。
田舎町の、どこにでもありそうなお寺って感じで、境内もパッと見は、なんてことない普通のお寺に見えますね。
参拝客もいないし。
中央の空き地に立っていた像達。
お坊さんに、ナーガに…真っ黒な3つ首ガネーシャ様!
遠くから見た時には、てっきりプララーフかと思いましたよ。
黒いし。
この仏塔は、やっぱお墓だよね…
もちろん、本堂は固く閉ざされています。
でも、そんなことはどうでもいいんですよ。
こちらが目的のお堂の様です。
入口もやっぱり地味ですね。
内部は、こんな感じに結構奥に長いです。
で、手前右側に、金色の柱があるのですが…
これ、涅槃仏の足の指なんですよ。
壁に近すぎて、この隙間に入って写真が撮れない…
しかし、柱の距離が近すぎなのか、柱と隙間のバランスが悪いのか、とにかくちっとも涅槃仏が見えませんね。
ということで、柱の内側に入り込んで見ました。
確かにこれならほぼ全身を見ることが出来ますね。
でも、足の先まで一緒ってのは無理みたいです。
足の指先、柱の外に飛び出してましたしね。
ご尊顔です。
柱の外からだと、のぞき穴や、扉の隙間からのぞいているような気分になってきます。
でも、柱の内側だと、逆に近すぎてこんな感じ…
どうやって涅槃仏堪能しろって言うんでしょうね。
裏側。
なぜか、涅槃仏の背中のところに、金網がありますね。
あ、階段発見。
ここから涅槃仏の背中に登れるようです。
ということで、涅槃仏を上から眺めてみました。
つ~か、めっちゃ薄っぺらくて、角ばってますね。腕とかすごく不自然です。
まあ、この通路は袈裟の付け替えとかに使っているんでしょうね。
で、この金網みたいな柵は、もちろん転落防止用ってことでしょう。
後頭部のアップ。
この先は金網が無いので、危なくてすすめません…
もちろん、お坊さんたちもここから先には行かないんでしょうね。
行けるようにすれば、お掃除もはかどるだろうに。
そういえば、天井に謎のハシゴがついているんですが…
何のために、どうやって使うんでしょうね。
あと、境内でめぼしいものと言ったら、このお堂ぐらいでしょうか。
…
まあ、期待もしていませんでしたが、たいしたものはなさそうですね。
Mar./'16
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
まあ、とにかくあの涅槃仏がすべてです。
それ以外は何もありません。
涅槃仏自体は、40~45mぐらいありますし、背中に登って、不自然な体型を思う存分堪能できますし…
でも、それだけなんですよね。
この巨大涅槃仏をいかに愛でることができるかにかかっています。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
14°20'14.54" N
100°28'18.13" E
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