翌朝。
今日はスリンの南部の方に攻めていきますよ。まずは、スリン市街から見て、南西方向に30kmぐらいのところにある遺跡、プラサートタノン(ปราสาททนง)です。
入口の紫の門柱は、どうも学校の物の様です。
つまり、遺跡は学校の敷地内にあるってことみたいですね。
まあ、どっちにしろ、こちら側は西側で遺跡の後ろ側でもあり、しかも逆光なので、とりあえず正面の方に回り込みましょう。
ということで、正面側。
結構草が生い茂っていて、攻めるの大変そうですね。
まあ、どちらにしてもこの位置では良く見えないので、目の前の土台の上に上がりましょう。
ということで、遺跡のイメージはこんな感じ。
手前と、奥に塀(だったところ)に囲まれたエリアがありますね。
手前は現状維持のようですが、奥は現在修復の最中の様子です。
これは、手前側の塀に囲われたエリアの、南門?だったと思われるところです。
ということは、この塀の中にも、何か建物とかあったのでしょうか…
現在は痕跡もありませんが。
で、この西門の向こうが、現在修復中の、もう一つの部分に当たります。
全体のイメージはこんな感じ。
規模はかなり小さいようです。
経年後はわかりませんが、今は露骨に新しいラテライトと、古いラテライトがはっきりわかりますね。
これはこれで、修復の過程を楽しむのにいいんですけど。
入口部の階段は、オリジナルの物を積み直しているっぽいですね。
柱の台座には、装飾の跡も残っています。
で、内部はこんな感じ。
修復を始める前は、どのようになっていたかはよくわかりませんが、とりあえず中央に祠堂が一つ。
その斜め前に、左右各1つづつの経蔵が配されているようです。
とりあえず祠堂部分。
結構新しいラテライトの占める割合多いですね。
入口の枠以外は、大体こんな感じって積んでいるのかな?
資料も無いでしょうし。
裏側から。
修復中だから当然ですが、内部はまだ何もありません。
というか、台座上面はすべて新しいラテライトなんですね。
で、こちらは正面から見た時に向かって左側(方角で南)にあった経蔵。
こちらは右側(北)の経蔵。
どちらも土台だけのまっ平らなんですが、これから壁を修復…
するわけないよね。
おそらくほぼこれで終わりなんでしょう。
これは祠堂の裏側の西門(裏門)です。
なぜかここだけレンガ使って修復していますが、本当にオリジナルはレンガ使っていたのでしょうかね?
でも、足場はオリジナルのラテライトや砂岩を使っているようですがね。
積み上げられた壁には、このように番号が振ってありました。
見た目も古いんでわかりますが、これらはそこらへんに転がっていた、オリジナルのラテライトってわけですね。
ちなみに、遺跡の周りには、他にも同様の石がごろごろ転がっています。
そのほとんどに、このようにナンバーが書いてあるのですが、これ全部使って修復するつもりあるのかな?
それとも、数だけ確認する為のナンバリングかな?
でも、他にもこのような結構まともな砂岩も残っているんですけど、これらは使ってくれないのかな?
あまりナンバリングとかされていないけど。
現在修復に使ってある砂岩には、こんな模様のあるのなかったよ。
もったいない。
こっちも…
ああ、もったいない。
それとも、ベースを作った後に貼りつけていくのかな。
May/'16
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
先達たちのHPとかを確認すると、2014年時点では、まだ修復作業始まっていなかったようですね。
それはそれで、廃棄され、朽ち果てたままの姿で良いんですけど…
完成後にもう一度来たいですね。
&結局、東側の部分は何だったんでしょうね。
テラスなのかな?
Google earth 座標(分かるやつだけね)
14°38'28.37" N
103°21'10.99" E
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