ワットアソーク~ボラーンサターンマーイレーク25の、極小遺跡の固まっていたエリアから、メコン河の方に向かってそのまま700mほど進んだところに、ちょっとだけ大きめの遺跡があります。
名前は、ワットバーンローン(วัดบ้านร้อง)と言うようです。
はぁ、ようやくちゃんと名前のついた遺跡に戻りましたね。
中はこんな感じで、細長いウィハーンの先に、祭壇があるのですが、そこが完全に木に浸食されている…
といった感じです。
右手にある、倒れた柱。
倒れたとはいえ、これだけの長さで、ほぼ原形をとどめているのは、なかなかいいですね。
わざわざこの状態に修復するってこともないでしょうし、発見時とほぼ同じ状態と思っていいんでしょうね。
こちらは、正面側にある、倒れた柱。
もちろん、倒れていないのもあるんですけど、倒れていた方が廃墟感があって、ストレートな遺跡のイメージに近い気がします。
ウィハーンの横側、方向的には南側には、このような…
仏塔なのか、仏像を安置する台座なのか良くわからないものがあります。
これ、ウィハーンを取り囲むように、いくつかあるのですが、みんな仏像の残骸っぽいのが乗っているんですよね。
で、こちらが祭壇の部分。
見ての通り、ど真ん中をガッツリ巨木に陣取られています。
レンガ以外にも、いくつも瓦礫があるようですが、とりあえず一番大きそうな、グレーの丸っぽい奴を見てみますか。
…
って、これ、大仏様の、鼻からあごにかけてのパーツみたいですね。
唇とか、あごの形とかがちゃんと残っています。
鼻のでっぱりは取れちゃったっぽいですが。
そのパーツの後ろにも、多数残骸がありますが、胸の部分や、肩っぽいパーツもちらほらとありますね。
これはなんでしょうね。
まあまあでかいパーツですが。
う~ん、もったいない。
壊されなければ、8~10mぐらいありそうな座仏だったと思うのですがね。
Apr./'16
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
個人的には、結構いいと思うのですが…
売りはもちろん大仏の残骸ですね。
倒れた柱もまあまあいい感じですけど。
それ以外は、他の周りの遺跡と大差なしです。
あとは…
遺跡を飲み込む勢いの、巨大な木ぐらいかな。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
20°16'12.61" N
100°05'15.83" E
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