県境を越えて、ブリラムへやってまいりました。
この辺りは畑や農園が広がっているのですが、そのところどころに、このような環状の集落が点在しています。ちょっと変わっていますが、どういう理由でこうなっているんでしょうね。
それはともかく、畑や農園を走っている道路は基本まっすぐなので、こんな感じになんとものどかな風景が続きます。
おっ、ダム湖というかため池ですね。
1枚目の写真の中央下に写っている奴です。
こんな感じで、ほんとのどかです。
まあ、それはともかくそんなところをズンズンと進んで行き、農園の中に入っていくと…
ああ、見えてきましたね。
あれが目的の遺跡です。
名前はプラーサートバイベーク(ปราสาทไบแบก)と言うようです。
ですが、入ってきたのは西側から…
(厳密には写真は北西ですが)
とりあえず、正面の東に周り込みました。
基本3つの祠堂で構成されているみたいですね。
これが、真ん中の祠堂です。
偽窓が上部しか見えないってことは、だいぶ土に埋もれちゃっているってことですかね。
それよりも、入口ないのかな?
真ん中の祠堂の反対側(西側)。
ごそっと壁なくなっちゃってますね。
東側からの見た目では想像できないぐらいヒドイです。
こちらは南側にある祠堂。
こちらも偽窓がほとんど埋もれちゃっていますね。
正面は入口も見えません。
で、裏側(西側)なんですが…
あれれれ~?
なんか、入口みたいなものがあるよ~
ということで、どうもこの遺跡、西側が正面みたいです。
もちろん、ほとんど埋もれていて、入口入ること出来ませんですけどね。
こちらは北側の祠堂を正面…ではなくて裏側(東)から見たところ。
厳密には南東ですけど。
高さに関しては、こいつが一番残っているようですが、すでに正面側がごそっとないのが見て取れますね。
一応正面側。
かろうじて、入口部は残っていますが、その上はごっそりなくなっています。
むしろ、この状態で裏側の壁が残っていることが奇跡ですかね。
超低いんで、中のぞいてみました。
まあ、さすがに何もないですね。
周りに民家もなさそうですし、タンブーンもされていない模様です。
で、中央の祠堂の西側には、このような遺構が残っています。
これが入口…西門の跡なのかな?
ということで、改めて、遺跡正面(西側)から、遺跡全体を撮ってみました。
この写真に写っているところが、ほぼ遺跡のすべてです。
ところで、この周りには地面もそうですが、このような巨石がちらほらとあるのですが…
遺跡と関係あるのかな?
May/'16
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
遺跡としては、規模も大したことないですし、残っているところも少ないです。
ただ、おそらく…特に祠堂はほぼ当時のままの状態だと思われますし、見る価値はあると思います。
西門は積み直していそうですけど。
だた、とにかく場所が悪い!
タート道をひたすら進む必要ありますし、場所も国境近くの僻地ですし…
つ~か、ここ私有地?
やはり、よっぽどクメール遺跡ラヴな人以外は、まあ無理に行く必要はないかもしれません。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
14°20'46.16" N
103°09'47.24" E
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