ワットパーチャイランシーから、さらに北に10kmほど…
ナコンパトムとの県境側に、ワットターマイ(วัดท่าไม้)というお寺があります。入ってすぐに、スワンふにゃらら…という庭園?があります。
動物の像も点在していて、和やかな雰囲気…
の中に、こんなのが混ざってたりします。
隣の、象に守られた、小さなお堂。
中は、子宝観音でしょうか…
妙に出来が良いので困っちゃいます。
表情もですが、スカートの模様なんか、かなり頑張ってます。
で、本題ですが、入って正面は駐車場が広がっています。
先ほどのは駐車場の端の一部ってことですね。
で、その先にはでっかい本堂が見えます。
まずはあそこに行ってみましょう。
とはいえ、道中にはいろいろ障害物が…
こちらは、お釈迦様がスジャータに施しを受けているところ?
どうなんでしょうね。
入口…というか、駐車場の出口を守る人。
こちらは思いっきり作りかけですね。
というか、本堂自体が作りかけで、木の足場がガッツリと取り囲んでいます。
ああ、駐車場の隅にはこんなのも並んでましたね。
祭りか何かなんですかね?
唐笠とかがぶら下がってます。
ちなみに境内の地図。
左下から入って、ちょうど本堂の下あたり。
まだ全然見てないですね、
ということで、本堂を斜め前から…
って、白い柱邪魔ですね。
こちらは、Momって言うらしいんですが…
日本語だと何でしょうね。
で、改めて本堂正面です。
思ったよりもでかくて、豪勢です。
正面中央には、いきなり大仏様が鎮座しています。
でも、足場が邪魔で良く見えない…
ので、脇に回ってみました。
後ろや台座の装飾、だいぶ頑張ってますね。
それもあって、大仏様もかっこよく見えてきます。
で、内部はこんな感じです。
シックで落ち着いた雰囲気…
というか、全体的には落ち着いた雰囲気ですが(タイの寺としてね)、壁と柱一面に金箔の装飾が施されていて、すごく豪華です。
これは入口裏側…
ちょうどさっきの大仏の後ろのところの細工。
サイドの壁一面はこんな感じ。
天井は、木を使って作られていて、壁と柱の装飾と調和しています。
ご本尊様。
光背というか、後ろの白い奴も、かなり細かいですね。
でも、この白いの作りかけ?それとも完成しているのかな?
その後ろの、壁の絵も、かなり細かく描かれています。
歴史的価値等を考慮しなければ、ピサヌロークのワットプラシーラッタナマハタートよりも細かそう…
しかし…
いくら本堂を作りかけとはいえ、内部を思いっきり公開しているなら、仏像たちのビニール外してあげればいいのにね。
って、下の横長の飴みたいなやつ、もしかして…
やっぱり…
涅槃仏様でした。
涅槃仏様の視点から、本堂内部を見たところ。
木の床も気持ちよさそうですよね~
本堂正面の参道。
なんかかっこいいですが、このカサとかの飾りは、たまたまみたいで、GoogleMapとかの最新の写真ではまったく写っていないようですね。
常設してくれればいいのに…
まあ、しょっちゅう交換しないと、すぐに色褪せてぼろぼろになっちゃいそうですけどね。
で、その右手には、こんな感じの中華風のお堂が建っています。
とりあえず、ドラゴンポール。
で、お堂正面はこんな感じです。
ここだけ急に中華になるので、少し混乱してしまいます。
こちらはどなたでしょうか…
このお堂のボスは、こちらのお方。
まあ、観音様ですよね。
こんなでも、8mぐらいありますでしょうか。
で、その周りには多数の黒い像が並んでいます。
これらの仙人さん、お寺で良く見るんですけど、なんで変なポーズしてるんでしょうね。
それとも、7福神?
どっちにしろ、みなさん頭がおかしい人いないようで…
頭だけちっとも金箔貼られていませんね。
届かないからかな?
12支の円陣。
で、参道を進んだ先には、別のお堂が現れます。
なかなか広そうですね。
壁にはぐるっと1周、プララーフー様のレリーフが刻まれています。
とりあえず中に入ってみましょう。
内部はこんな感じ。
手前に座像があり、その後ろに、オオボスのプララーフー様が控えている構えです。
座像も、なんとか大仏と呼べるサイズありそうですね。
もちろん、内側の壁にも、プララーフー様のレリーフがぐるりと一周配置されています。
まずは座像の方。
テカテカなのは、まあニスか何か、表面処理を施してあるんでしょうね。
しかし、なんで仏像って、胸のポッチがクッキリハッキリしているんでしょうか…
いかにも粗末でペラペラな服を着ているという、一つの表現方法なんでしょうかね?
大ボスのプララーフー様。
周りにも、ヤックやら仏像やらがてんこ盛りです。
アップ。
頭の突起の長さのせいもあると思いますが、4mぐらいありそうですね。
結構しっかりと、ご自身の体残っているんですね。
まだ食べる前なのかな?
後ろの壁には、いろいろな動物にライドした神様の絵が飾られています。
誰が誰だかよくわかりませんが…
やっぱりみんなヒンドゥーの神様なのかな。
そのプララーフー堂の先には、まだまだ別のお堂がありますね。
でも、裏側なんで…
表側に周ってきました。
内部には、思ったよりも大きい大仏がいましたね。
でも…
さすがに、これだけいろいろなものがあると、末端の大仏までは信者の注意が行かないようで…
誰もいないや。
一応アップ。
光背がLEDで光るのは最近のトレンド?
何故、袈裟がヒョウ柄なのかは謎です。
と、ようやくターチーン河沿いまでやってきましたね。
河口からざっと45kmほどまでさかのぼっているはずなんですが、めっちゃ流れ緩やかですよね。
う~ん、のどかですね~
その横には、休憩所兼食事処があって、河をまったりと眺めて楽しむことが出来ます。
良いですよね~暑くなければ。
さて、地図で言うと、左下から、右下の方に向かって、河に突き当たりました。
次は、上側に沿って戻って行きましょう。
早速正面には、お坊さんの像がずらっと並んでおり、タイ人たちが、熱心に金箔貼りまくっています。
そのすぐ横は、タンブーン場になっており…
めっちゃタイ人いますね~
本堂並に人が多いです。
今日のベストオブ金箔。
で、その奥のこちらが、ここのご本尊様。
最初、仏陀が耳ふさいでいるだけかと思ったのですが、足の組み方も女性っぽいし、お腹が…
妊婦?
それとも玉を抱いているだけ?
でも、そういう目で見ると、胸もあるように見えますし…
どなたさまでしょうね。
さらに奥、というか入ってきた方向に戻って行きましょう。
次の建物の正面には、巨大なヴィシュヌ神でしょうか…
が、入ってくる人々ににらみを利かせています。
でも、内部はこんな感じの、良くあるホールだったりします。
奥…西側にあるのはこんな感じ。
ここも、なんかごちゃごちゃといろいろな物を周りに配置していますね。
ガラスケースの中のものは、貴重な物なんでしょうかね。
まあ、タイの場合、象牙は本物の可能性高いですし。
その隣には、棺が安置されています。
おそらく、横のふくよかなお坊さんの亡骸が納められていると思われますが…
って、ガラス張りなんで丸見えですね。
なんで、ミイラの表面に金箔を貼るんでしょうかね。
仏陀の特徴の一つにあやかって、悟りを開いた偉いお方みたいな表現方法の一つなんでしょうか。
こちらは、お面と仙人と、招き女の集団。
なんというか、一応場所のすみ分けはあるようですが、全体で考えると、あまり統一感ありません。
さっさと次に行きましょう。
こちらの建物は…
ああ、お土産屋さんみたいですね。
こんな感じに、他のお寺でも見る仏教系のグッズが並んでいます。
お次は、このような感じの建物。
これまた、レンガを積んだような感じの壁ですが、ブロックがでかいですね。
なんか、バリ島みたいな雰囲気の…
ドゥワラパーラ像?
仁王様みたいなものですかね。
内部。
男性がお祈りをささげているのは…
これ、閻魔様?
そういえば、横にあるのは棺ですね。
その閻魔様。
なかなかディティールの細かくてかっこいいですね。
指をさしているのは、ちょうど判決を言い渡しているところなのでしょうか。
さすがに、これで”ドーン”をする人はいないでしょうね。
その後ろには、いろいろなスタイルの仏陀が並んでいます。
が、やはり目が止まるのは、真ん中のやつです。
仏陀が、息を引き取る弟子か何かを看取るシーンでしょうか…
ですが、タイのお坊さんの事情等を考えてしまうと、つい男色のイメージが湧いてしまいます。
付きの建物は…
これまた小さな建物ですね。
なんだか、窓ガラスに風水の文字もありますし。
ああ、こちらもショップですか。
しかも中華系グッズ専門の。
なんでわざわざ分けるんでしょうね。
一緒にすれば効率が良いのに…
それとも、利権争いの結果でしょうか。
その横の水色の建物…
ああ、ピンボケしてしまった~
手前の蔓みたいなのに焦点が合ってしまったのね。
こちらの内部も、仏像祭りといった感じに、たくさんの仏像が安置されています。
で、気になるのは、一番後ろの、際立って黄金に輝いているお方。
えらく凛々しいご尊顔ですね。
眉毛の太さと吊り上り方、そして目もちょい上がり気味だからそう感じるんですね。
確かに、仏陀の眉って、カモメ型が多いですし。
まだまだ続きますよ~
次の建物はこちら。
なんか、急に緑に囲まれてジャングルみたいですが…
ともかく、それぞれの建物の雰囲気がバラバラなんですね~
中は、思ったよりも広いですね~
で、その奥には、またまた大仏様が。
このお寺、大仏が多いですね~
一つ一つの大きさは大したことないですけど。
タイ人信者を差し置いて、近くまで寄ってみました。
なんか、ちょっと我々が普段見る大仏と姿が違いますね…
というか、その手前のガラスケースの中にも、似たようなのが入っていますが、こちらが本命ですか?
ということで、ガラスケースの中の人。
細かい作りは違うようですが、かぶったり着たりしている衣装のヒラヒラとか、特徴は同じみたいです。
後ろのお方。
だいぶ目がセンターに寄っていますが、衣装の作りこみの細かさはなかなかのものです。
装飾の多い意匠を着ているってことは、菩薩様ってことですかね。
でも、胸のポッチがクッキリなのは、こだわりなんでしょうかね。
通路にいた、変な着ぐるみ。
かわいくないよね…
なんだか段々と鬱蒼としてきましたね。
霧も出てきましたよ。
暑いんで助かりますけど。
こちらは、また開放的なサーラ―ですね。
入口には、敬虔な信者から金を巻き上げた証が、誇らしげに飾られています。
瓦とか、最終的にお寺の一部になるとかなら、少しは嬉しいんですけどね~
中はこんな感じ。
というか、お米100バーツで売ってる…
と思ったら、もしかして逆?
お米を施すのに100バーツってことかな?
その後ろにある、船に乗った仏陀。
というか、この船の船首部分のやつ、なんていうんですか?
その仏陀のアップ。
なんか、プーケットのワットプラトーンの上半身仏陀に似てませんかね?
で、仏陀がずらーっと並んでいる先に…
あるんですよ、こちらのお方が。
でも、他のお寺で見るような、太い眉毛の変なオッチャンじゃなくて、ちょいかっこいい!
ということで、こちらのおばちゃんがおまじないするようです。
E.T.との遭遇。
というか、実際のE.T.の映画って、この指をくっつけるシーンないんですよね。
で、ドーン!
左手は、杖をギュッと握るんですね。
(正式なのかどうか知りませんが)
と、ようやく本堂前の参道まで戻ってこれましたよ。
いや~あまりに盛りだくさんで、だいぶ疲れてきましたね。
足元では、わんちゃんがお出迎え。
つ~か、12支みんないるんですね。
さて、実はまだ参道の側面エリアに、もう少し残っているみたいなんですよ。
毒食わば皿までってことで…
ねーん君の眼力についてはさらっと無視して、中に行ってみましょう。
真ん中に、ガラスケースがあって、その周りを仏陀が取り囲んでいるような配置ですね。
で、そのガラスケースの中には、謎の石でできた仏塔が…
中に仏舎利が納められているとか、そういうのはないよね?
そういう窓とかなさそうですし。
一応周りの仏陀の方々。
一つ一つ形が違うんですね。
こういうのって、普通型で作った同じ形を並べていることが多い気がするのですが…
こだわりでしょうか。
お、天上天下君発見。
なかなか恰幅が良いですね~
アップ。
目をはじめとして、顔つきなど妙にリアル…
というか、生れたばかりの赤ちゃんの顔じゃないよ。
で、その奥にはこのような建物が。
今度はチーク材を使って作られた建物風?
まあ、最後っぽいので頑張って入ってみましょう。
内部は、このように洞窟風になっていて、正面にはガネーシャ様が奉られています。
そういえば、今までガネーシャ様いませんでしたね。
ピンクのガネーシャを中心に、色とりどりのガネーシャが、なぜかガラスケースに納められています。
なんか、高価な物なんでしょうかね。
で、ガネーシャが続くかと思ったら…
いきなりの仙人軍団。
人数も人数ですが、みなさん妙にリアルで、顔だけ金色に塗りたくっています。
…目が怖い。
夜には絶対来れないです。
で、最奥の仙人だけ、なぜか起立していて、指先をこっちに向けています。
ここでも、おまじないできるのかな?
で、その横…
先ほどのガネーシャ様の裏手に通路が続いており、ガネーシャ様やヤックなどの像が展示されています。
で、その先はこんな感じ。
この紫と白の人、誰でしょうね。
Apr./'16
★★★☆☆:その県に行ったらぜひ!県を代表するスポットです。
いや~
境内自体は、それほど広くないのですが、とにかく盛りだくさんです。
タイ仏教、中華、ヒンドゥーとありとあらゆるものが大量に見られます。
しかも、それぞれの像の出来栄えも、良いものが多く、見ごたえはあると思います。
あとは、本堂も素晴らしいです。
これだけでも見に行ってもいいと思いますね。
完成が楽しみですよ。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
13°40'34.90" N
100°15'14.52" E
2 件のコメント:
この寺はしぶぞう様のブログ「タイのお寺」で見て知っていたので
マレーンポー様が訪れる約半年前に訪問してきました。
私が訪れた当時とマレーンポー様が訪れた当時のつくりかけの本堂に中を見比べると
殆ど変わりないのでかなり工事が遅れていたのでしょうね。
因みに本堂以外だとどこも凄く進化している様に思えるので本堂は後回しにされてしまったのかも?
所でこの寺と同じクラトゥムベーン郡にある
ワット・ドンカイディー(วัดดอนไก่ดี)をご存知でしょうか?
ワット・ターマイに比べるとかなり小粒ですが個人的にはかなり琴線が触れました。
もしまだ未訪問でしたらいつか訪問してみて下さい。
Cougue様
さすがですね~
ここも訪問済でしたか。
私が知ったのは、しぶぞうさんだったか、Yoshizawaさんだったか…
やはり先人の方の情報ですね。
私は基本近隣の訪問したいスポットがいくつかたまらないと行かないので、この様に遅れることがままあるんですよね~
ところで、วัดดอนไก่ดีは、残念ながら、まだ行ったことがないですね。
そろそろこの辺りの訪問したいスポットも溜まってきたので、そのうち計画してみます。
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