プラーサートチャーンピーから、東へ14kmほど、226号線を進んでいった道沿いに、プラーサートバーンナン(ปราสาทบ้านอนันต์)と言う遺跡があります。
ここも、お寺の境内のど真ん中に、デンと居座っているクメール遺跡です。遺跡正面から見た感じはこんなんです。
基礎と、祠堂と…
なぜか、別にまぐさ石が1つ飾られています。
ちなみに、説明文はこんな感じで、外国人が来ることを全く想定していない模様。
こちらが、まぐさ石です。
真ん中でパックリ割れちゃっていますし、風化?による損傷も激しいですが、十分当時のイメージが伝わってきます。
別角度。
たまにあるんですけど、まぐさ石にある、あの穴なんでしょうね。
遺跡の内部は…
まあ、相変わらず仏像が陣取っているようです。
小さいですけど。
遺跡を斜め前の角度から見てみました。
全体的に、レンガの崩壊状況は、あまり芳しくないようで、元の形状はほぼ保っていません。
裏側には、かろうじて偽窓とかが残っていますね。
ちなみに、最初にのべたように、ここはお寺の境内なんで、本堂とかもちゃんとありますよ。
興味なしですけど。
お寺の名前は、ワットポーティヤーン(วัดโพธิญาณ)…
遺跡の名前と違うと混乱するじゃんね。
May/'16
☆☆☆☆☆:行く価値なし(私の主観です)。
まぐさ石があるだけましですが、客観的に見て、万人にお勧めできるレベルのクメール遺跡ではありませんね。
やはり、クメール遺跡巡礼をするような、マニアの方とかぐらいしか行かないのではないでしょうか。
ただ、幹線道路沿いで、交通の便としては良いんですけどね~
Google earth 座標(分かるやつだけね)
14°56'41.35" N
103°50'00.05" E
2 件のコメント:
マグサ石の穴ですが、クメール遺跡は石を積んでから彫刻しますが(たぶん)その石を積む時に釣り上げるための堅木を差し込んでそこに釣り上げるロープ?などを引っ掛けて持ち上げる。
つまり、彫刻には関係ない場所に穴が開いているのはそのためかと。時々彫刻の所の穴を砂岩で作った丸い石で穴埋めしてあるマグサも見受けられます。
ken kobayashi様
ありがとうございます。
そうなんですね~
言われてみれば、あんなデカい石持ち上げる方法なんて、限られていますからね。
しかし、その穴を、さらに砂岩でふさいでいる物もあるなんて!
全然気づきませんでした。
今度見るときは、注意して観察してみます。
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