つ~ことで、今回から久しぶりのペチャブン方面周回編に入ります。
まあ、途中&最後の方で遺跡がいっぱい出てきますが、そのあたりはサクッと連発するかもです。

逆引き検索 / search from map

Googleマップから直接探せます。ぱっと見た目で探すならここから。

アマタナコンの食事処 / Restaurant in Amatanakorn

アマタナコンの飯屋を検索しても、一部の有名な日本料理屋以外ほとんど引っかからないので、備忘録としてまとめてみました。
アマタナコンに来た時に参考にしてみていただければ幸いです。
&情報あれば教えてください。

28.2.18

Wat Pa Non Hai Thong / Roi Et

カセートウィサイの街から、ロイエット方面に33kmほど…
というか、ロイエット市街から16kmほどのところまでやってきました。
この辺りも、一応ムアンロイエットに入るようですが、周りは田んぼばかりのど田舎です。
そんなところにひっそりとあるお寺にやってきました。



入る前から、微妙な象さんがお出迎えしてくれます。



お寺の名前は、ワットパーノーンハイトーン(วัดป่าโนนไฮทอง)と言います。



門をくぐると、左右に仏像が並んだ参道があります。



で、その奥に、こんな建物があるのですが…



壁には、どこかの小学生か誰かが書いたような絵が描かれています。



何か、牛頭馬頭につるされそうになっている人たちの絵が描かれていますね~
もしかして、これ地獄ですか。



そういう目で見ると、あまり地獄っぽくはありませんが、確かにちょっといや~な感じのシーンだったりしますね。



これは、ただの現世の処刑シーンじゃないの?



ああ、地獄鍋ですね。
確かに煮立っていますが、ただのお湯みたい。



こちらはお腹を掻っ捌かれるシーンですかね。
右の方で、既に捌かれたおねーさんの臓物に、わんちゃんが群がっています。



ううっ…
この地獄は、男性だけしかわからないと思いますが、凄く嫌かも…



地獄との境目、黄泉平坂でしょうか。
たまに地獄絵では見ますけど…
下の蛇に食われている女性が、メドゥーサにしか見えないです。
あと、崖の上の馬頭牛頭のデフォルメが可愛いい!



すでに、捌かれて、日干し中の人達。
横の帽子かぶったおじさんは…
まさか閻魔様?



ということで、地獄絵エリアは終了…
なんですけど、その先に待つのは、コンクリ地獄エリアだったりします。



順番に、ざっくりですが左側から…
いきなり酒飲みには厳しい、ビールいっき地獄。
ビールを1本いっきもキツイって。



その横にある、この器、もしかして地獄鍋?
一応下に骸骨あるし、よく見ると、中にも模様が描かれているし…



これは…
サイズは小さいですが、他の地獄で言うところの、所謂巨大ピーに相当するものですかね?
妙に舌の幅が広いです。
足元のキノコがアクセント。



骸骨君たち。
顔とかアバラとか、丁寧に赤色塗ってますけど、もしかして血を表しているのかな?



この辺りは…
意味不明ですが、どこかの芸人に、似たような人いそうです。




良くわからないけど、なんか嫌ですね。



嘘つき君は、手をハンマーで潰される地獄でしょうか。
しかし、ここの地獄は造形師と、塗り師が何人かいるんでしょうかね。
白い奴らとだいぶ違って、目が生き生きしています。



こいつは、罪人ではなく、獄卒のほうでしょうか。
肩に水牛の頭蓋骨つけていて、ちょっとかっこいい?



こっちも獄卒っぽいですが、目が逝っちゃってます。
というか、今までの白い奴らに比べて、筋肉の表現とか、だいぶリアルです。
やっぱ作っている人違うのかな?



この辺りは、地獄というか、単独な人たちが多いですね。
この青い眉の人、何者だかさっぱり。
まあ、罪人ではなさそうなんですけど…



さらにこっちは、動物地獄…
手前の馬男も、後ろのキリンさんも血まみれです。
シマウマの後ろに、こっそり本物の犬がまじっていますね。



こちらも、動物&罪人地獄かな?
手前の女性のボディー&フェイスペイントは、どこかの原住民族の物でしょうかね。



…と、この辺りから地獄じゃなくなるのかな?
変なダンシングねーちゃんに、招き女、爺婆…



でも、このお方は閻魔様ですよね?



でも、御裁きしている閻魔様は他にいるし…
なんか、よくわかりませんね。



お、ようやく地獄ツリーにたどり着きましたよ。
ここはさっきも目が生き生きしていた地獄と同じ造形師&塗り師が作っているっぽいですね。
少なくとも、獄卒はそんな感じ。



でも、木登り中の罪人は顔すら描かれていないのは、ただ単に、高くて細かい作業ができないからでしょうか…
それよりも、この罪人たち、体が金色ですが、既に解脱済ってことですかね?
そうなら、もう罪に苦しむことも無いと思うのですが。



ああ、本当にようやく地獄も終わったようです。
謎の赤子が2人…
なんかとっちゃん坊やみたい。
というか、横に鹿の生首確保していますし…
近づくと狩られそうです。



この黒い人、たまに見るんですけど、だれ?



あ、渡辺陽一さんだ。
うしろの黄色い胴体は、さっきの鹿の生首の物でしょうかね。



って油断していると、最後にこんな奴がいたりします。
もう逝ってますね。



最後に、地獄全景を…
これでほぼ全部を網羅しています。



May/'16
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
地獄絵、コンクリ地獄と、とにかく地獄に特化したスポットのようです。
地獄のボリュームもなかなかのもので、結構楽しめます。
惜しむらくは…
もう少し大きなコンクリ像が合ったらよかったんですけどね。
あと地獄以外はからっきしです。

Google earth 座標(分かるやつだけね)
 15°56'38.61" N
103°34'13.84" E




2 件のコメント:

Cougue さんのコメント...

この地獄寺、Lekさんの所で情報を得ていたので、マレーンポー様が訪問した数か月後に私も訪問しました。

全く色褪せておらず、小規模ながら地獄絵とコンクリ地獄が充実していたのでかなり楽しめました。
ですがもしもコンクリ地獄が無かったら何の売りも無いので、訪れる価値はないと言っても過言では無いと思ったのが本音です。

マレーンポー さんのコメント...

Cougue様
おはようございます。
私の情報源もLekさんですよ。
この間までインドで何か月もバックパッカーをしたりと、バイタリティーには脱帽しちゃいますね。
このお寺、本当に地獄以外は何もないと言っても過言はありませんが、コンクリ地獄と、地獄絵と、どちらも堪能できるので、それはそれで楽しかったですね。